ガンダムフレド(ジフレド)の名前の由来とその意味の考察
2025年4月より放送開始し 機動戦士Gundam GQuuuuuuXの8話『月に墜(堕)ちる』にて、新たなガンダム『ジフレド』が登場しました。ジークアクスの2号機として作られたというジフレド、ニャアンがパイロットとなりそうなこの機体の名前の意味について考察していきます。
ガンダムフレド(ジフレド)
ジフレドは、ジークアクスの2号機として作られた機体と作中で明言されており、公式サイトでも既に紹介されそのスペルは『GFreD』となっております。ジークアクスは正式には、GQuuuuuuXとなっており、頭の文字がガンダムを意味していることから、ガンダムFreDを意味しているようです。
GQuuuuuuXのQuuuuuuXの部分については、プログラミングに使用する仮の変数の名称にfoo, bar, baz、と順に使っていく場合があるようで、その4番目がquxというものがあるそうです。5番目以降の変数については、そのquxのuを増やすことで名称を用意することがあり、QuuuuuuXは9番目の名称を指すとの考察がありました。
ジフレドの名前についているFredについては、10番目の仮の変数名として使用されることがあるようで、9番目であるGQuuuuuuXの次の機体がGFreDであり、この仮変数の名称からとっているという説がよりもっともらしく思えてきます。
なぜ9と10なのか?
この名称の規則が正しいとするなら、ジークアクスが9番目のガンダム、ジフレドが10番目のガンダムと命名されていると考えられます。本作では、8話時点では、赤いガンダムとなった初代ガンダム以外に登場しているのは、この2体のガンダムのみ登場しており、9番目とされているジークアクスは、試作機の9号機なのでは?という意見もありました。
また、この命名規則で9番目の試作機であるとするなら、uの数が少ない他のガンダムが存在したことにもなりますが、もしかすると、ジークアクスを作る上で、uを一つずつ増えていく実験機が間にいたなんてこともあるのかもしれません。
そうなると気になるのは、ジフレドは、その命名規則から外れたという事。10番目である故にuを増やし続けるのにも無理があったなんてこともあるのかもしれませんが、もしかするとジフレドは一つ上の段階に達したが故に、その命名規則が切り替えられたなんて可能性もあるのかも。
本編でもイオマグヌッソ建築に絡んで作られているようにも見えるジフレド、ニャアンと共にゼクノヴァを起こすために用意された機体なんてことはありそうです。
カッパサイコミュ搭載?
ジフレドは、公式サイトの紹介では、オメガと並ぶ特殊なサイコミュを搭載しているという記述があり、その詳細は不明とされています。
オメガについては、ジークアクスに搭載されているオメガサイコミュの事を指していることが明らかなので、そのあたりを調べている中で、赤いガンダム、ジークアクスの型番にそのヒントとなるかもしれないものが見えてきました。
赤いガンダムの型番は『gMS-α』、ジークアクスの型番は『gMS-Ω』とされており、ガンダムMSにそれぞれα、Ωとそれぞれ搭載しているサイコミュの名称が付与されていることがわかります。
ジフレドの型番を見てみると『gMS-κ』となっており、その末尾につけられているのは『κ(カッパ)』、これまでのガンダムのサイコミュの名称と並べて考えてみると、『カッパサイコミュ』が搭載されているという可能性は高そうです。なお、κは、ギリシア文字の10番目の文字とのことで、仮名称とされているFredとのつながりもあるようです。
ただ、気になるのは、α(1番目)、Ω(最後)と並んだ後に、κ(10番目)が来たという事。果たしてなぜ最後を意味するオメガのサイコミュの後に10番目なのかというのはわからないまま。
やはし、ジークアクスまでは試作機として作られており、試作機としては最後のΩサイコミュを搭載。ジフレドは正式に活用するが故に、自身の10番目に合わせたκが選ばれたなんてこともあるのかも。
まだまだ分からないことが多いですが、今後の本編で語られるのか楽しみです。
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