2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー17話『キラッと輝け! ナンバーワン運動会!』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第17話『キラッと輝け! ナンバーワン運動会!』感想
熊手真白
今回は熊手真白が登場してから初の通常回という事で、果たしてどんな感じにゴジュウジャーの面々と接することになるのか、ちょっと気になっていたお話。
運動会ナンバーワンのノーワン相手の運動会バトルに挑む熊手ですが、ゴジュウジャーに対するスタンスは、特に敵対するわけでもなく割とあっさりと馴染んでいました。しかし、この辺改めて思うと、そもそもゴジュウジャーのメンバー同士でも指輪の奪い合いが根底にある作品なのである意味そこまで熊手が中に入ってもそこに変化がないというのも当たり前と言えば当たり前。
今回は、真白の紹介回的な面もあったようで、1万年前のユニバース大戦から今までの間に真白の身に何があったのかが語られ、大戦で世界を救った真白ですが何やら時空の狭間に囚われてしまい、そのまま石化していたことが語られる。何やらそこから救われたのがグーデバーンの助けによるものだったようで、彼が復活したばかりだったこともわかりました。そういえば、ユニバース大戦が1万年前という話は、さりげなく今回初めて語られたような気がします。だからどうというわけではないですが、やはり相当な時間がたっていたことがわかりました。
今回真白については色々とわかってきましたが、そうであってもまだまだ謎が多いのは、熊手と常に一緒にいるベアックマ。今のところ何故熊手と一緒にいるのかはわかりませんが、正確はお金にがめつく悪魔をモチーフとしていそうなキャラクター。見た目の雰囲気や、熊という要素はグーデバーンと被る部分もありますし、グーデバーンの中の悪い心が外に出ているなんてこともあるのかもしれません。熊手、グーデバーンに絡み、重要な要素となることもありそうです。
OPにも追加され、何やら一人中央でお立ち台になっていたりと、他のメンバーとは少し扱いの違う真白ですが、今回ここまで見せてきた不遜な態度とは少し違う一面を見せる。
子供相手には優しさを見せており、一人しょぼくれている子供がいれば気を使い話しかける。更には、ゴジュウジャーメンバー相手には容赦なく請求していく費用に関しても破り捨てたというのが印象的。一度は世界を救っただけのことはあるヒーローっぷりでした。
運動会バトル
今回のバトルは運動会バトル。何やら吠がいつもと違い非常にノリノリのテンションで挑んでいたのが印象に怒るお話でした。何となく予想はついていましたが、やはり幼い頃をノーワンワールドで過ごすことになった吠からすると、運動会というのは憧れそのものだった様子。そのことを陸王に話すと、その気持ちをきちんと汲んでくれる二人の関係もなかなか良いお話でした。
しかし、そんな運動会バトルですが、最大の壁となったのはまさかの審判。完全に運動会ノーワンの味方をしており、買っている場面でも反則を切ってくる。一戦目の玉入れの件は、一寸やりすぎ感もあったのでわからなくもないですが、二戦目の二人三脚はもうすでに言いがかり。三戦目の騎馬戦ではどうなるかと思いきや、何やら真白が買収して解決。
その後の巨大戦では、ブーケに叱られ運動会ソウルを引き継ぎがんばると宣言したあたり、今度は自分で戦うのかと思いきや、最後まで審判に徹していたのがなかなか印象的。なんなら今回のノーワンより印象に残る相手でしたが、きちんと倒されて終わりとなりました。
次回は探偵
次回はテガソードの里にて殺人事件が起きるようで、明らかに探偵を意識したデザインのノーワンが登場し、ミステリー回となるようです。探偵と言えば、忘れがちですがハイクラスラグジュアリー探偵である角乃の本領発揮となりそうなお話。最近はすっかり探偵要素も鳴りを潜めていた彼女の本領が発揮されるのか、気になるところです。
コメント