2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー18話『テガソードの里密室殺人事件』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第18話『テガソードの里密室殺人事件』感想
テガソードの里密室殺人事件
今回は角乃に焦点が当たったお話ではあるのですが、なかなか勢いにあふれたお話となっていました、
いきなり冒頭からアーイーの死亡から始まった今回の話、さらにそこにノーワンがやってきたことでテガソードの里密室殺人事件がスタート。そもそも何が密室なのか?と見ていると早々に感じていた疑問も、ノーワンの能力で密室を作ったと話が進み、そうなると次はそんな密室を作ったノーワンが犯人なのでは?とつい思ってしまう。
しかし、それに関しては角乃も最初に疑い、自らの指輪能力を使ってノーワンを調べたことでノーワンが犯人ではないことは判明。この能力探偵としてはなかなか無法な力ですが、指輪の戦士には効果がないため今回の事件には使えず。
ゴジュウジャーの面々を取り調べるシーンでは、それぞれもっている胡散臭さゆえに皆少し怪しく思えてくるのがひどい。アーイーの頭を溶かせば金になるのくだり、それに気づいた吠のその後の反応にちょっと笑ってしまいました。
とはいえ、事件はなかなか進まないまま話が進行、犠牲者は最初のアーイーだけに留まらず、次々とゴジュウジャーの面々が倒れ、更にはアーイーの死を聞きつけてやってきたファイヤーキャンドルまでその犠牲者に。
最終的には、ベアックマが足跡を残してしまったせいで、証拠が残り犯人として判明。言われてみると、後から屋根を突き破ってきた真白に対して、中から突然姿を現したというのも、確かにおかしかったと思うと同時に、普段から割とあんな感じの登場していたよなとも思わなくもない。
何やら今回はベアックマの素上についても明かされ、元々ただの玩具だったベアックマに、真白が指輪の力で意識を与えたとのこと。とはいえ、結果的に死んでいなかったとはいえ、ゴジュウジャーの面々にファイヤーキャンドルまで殺害とたった1話でとんでもないキルスコアを叩きだしたベアックマの末恐ろしさが感じられるお話でした。
テガソードとグーデバーン
そして、そんな飛んでも殺人事件の裏では、何やらテガソードと彼に呼び出されたグーデバーンの会話が挟まれていました。
テガソード的にはどうにも真白に対してもっと警戒しろとグーデバーンに伝えたかったようですが、完全に真白に心酔しているグーデバーンには逆効果。まさに親子喧嘩の様相で、会話にもならないといった感じになっていました。
ただ、これまでのテガソードの話ぶりを見ていると、熊手真白をかなり警戒をしていることがわかる。このあたりは、まだいまいちよくわからず、かつてはともに世界を救った真白に対してなぜそこまでの警戒心を持って接しているのか?というのはここからの話の鍵にもなりそうです。
また、今回の玩具であったベアックマに命を吹き込んだ話についても、真白がなぜそんなことをしたのか?という点についたは謎のまま。すっかりなじんだ空気もある真白ですが、まだまだ謎は多くここからの話でそのあたりが解明されていきそうです。
そして、今回のラストはそんな二人の親子喧嘩とでも言わんがばかりのバトルがスタート。吠にパイロットが変わり、いよいよ決着かと思われた瞬間、まさかのブラック大獣神の出現により戦いは中断。
さらには、ガオキングやエンジンオーといったロボットたちの力と重なる演出が挟まり、パーツを好感したような姿へと変形。このあたりは、DXROBO UNIVERSEのギミックを再現した展開といった感じなのでしょうが、果たして誰がこのロボットを動かしているのか気になるところです。
ブラック大獣神との戦いは次回に持ち越しとなったのですが、何やら次回は吠の初恋の人との初デート回も兼ねつつ、テガソード・グーデバーンの合体まで合わさるお話となりそうで、果たして何が起きるのかさっぱりわからず、次回が楽しみです。
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