2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー21話『燃えるお祭り魂！テガソードSUMMER（サマー）！』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第21話『燃えるお祭り魂！テガソードSUMMER（サマー）！』感想
灰色の眼の男
前回ラスト緒乙がシンケンジャーの指輪を奪われたところから続いた今回のお話。指輪を奪われて意識を失ってしまった緒乙ですが、更にその体も突然やってきた男に奪われてしまう。さらにその男の眼は、角乃が探していた緒乙を攫った灰色とのことで、どうやら緒乙を攫った人物が今もまだ緒乙に絡んでいることが伺えます。
さらに今回そこから話が広がり、灰色の眼の男が何者なのか？という方面でも少し話が進む。以前から描かれていた通り、灰色の眼の男は陸王とのかかわりがあるらしきことがわかっており、今回も緒乙が攫われるシーンには陸王がおらず少し怪し気に思える。
とはいえ、やはり陸王=灰色の眼の男というのはミスリードの様で、今回の話では陸王の過去に玲なる人物が関係していたことが語られる。何やら幼い頃の陸王の憧れの人といった感じのようで、彼の歌を理解できないと言いながらも彼を応援している様子は何やら非常に意味深。また、公式のXでは、フルネームである具島玲という名称が出ており、彼こそが灰色の瞳の男であることが語られています。
今回、玲と灰色の瞳の男の話は陸王にとっても非常に衝撃だったようで、いつものファンに対する気遣いが一切できなくなっているほどに動揺していた様子。電話をかけても通じず、彼を探している様子もうかがえましたが、この流れから考えると陸王がアイドルを辞めることになった一件とも絡んでいる可能性が高そうです。
今回の描写を見ているとアイドル時代の陸王が灰色の瞳をしていたというのは、具島玲に憧れてカラーコンタクトでその瞳の色を真似していたなんて話なのかなと思いました。
お祭りで角乃復活
今回は、角乃を元気にさせるために禽次郎が祭りで奮闘するも、そこにノーワンが現れめちゃくちゃに。更に、加えて暴神が屋台を奪われた人にテガソードの信仰を進めたことでよりカオスな展開に…といったお話となっていました。
ただ、緒乙周りの話の深刻さを踏まえると、ちょっとばかりお祭りで盛り上げて元気を…というくだりは無理があったように思えてしまう。何があったのかわからない妹、指輪が奪われ意識不明、さらには再び攫われてしまう、という状況が状況なだけに、ちょっとばかしお祭りで元気にというくだりは少し力技な話の振り方に見えてしまいました。いつまでも元気がないままではしょうがないというのもわかりますが、攫われた直後のお話としては、カラ元気を周りのために見せる程度でもよかったのかなという気がします。
また、何やら予告に意味深に登場していたシンケンオーの方も、あっという間に味方に戻り…という流れで、かなり急。とりあえず登場させました感のある話の流れだったのはちょっと残念。以前のガオキング復活はなかなか良かっただけに、わざわざ登場させるのであれば、もうちょっと話の軸に絡めほしかったなと思ってしまいました。
結局、今回はファイヤキャンドルから指輪を奪い返すことはできず話は進行。何やら次回、灰色の眼の男が本格的に登場となるようで、当面はシンケンジャーの指輪奪還が話の軸になっていくのかもしれません。
ファイヤキャンドルサイドも今回の敗北を受け、さらに力を求めるという流れになっていくようで、果たしてどうなるのか気になるところです。
DXテガソード
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