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不自然な遺書とまとめたコード 漫画名探偵コナン 1147話「混沌の正念場」感想・考察・推理【週刊少年サンデー2025年33号】

混沌の正念場 感想文
感想文漫画漫画感想文
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2025年7月16日配信開始、週刊少年サンデー2025年27号に連載された名探偵コナン、FILE1147『混沌の正念場』の感想・考察記事です。ネタバレもあるので注意してください。

週刊少年サンデー2025年33号
名探偵コナン 1147話「混沌の正念場」が掲載された週刊少年サンデー。

FILE1147「混沌の正念場」

ラムとキャメル

前回の連載が6月頃と、結構早いスパンでの掲載、さらに話的にはラムとキャメルの二人に絡んだ重要なお話とのことでどのような話になるのかと思っていましたが、時系列は前回の話直後からのスタート。

キャメルも組織のナンバー2であるラムの正体をほぼ確信と言ってもいいラインまで気付き、ラム側もなぜか死んでいるはずのキャメルが生きていたことで、赤井秀一が本当に死んだのか?という疑念まで持ってしまっている。

そして、ラムはそのままキャメルを拉致にまで行動を移そうとするも、更なる事件がアパートで発覚し、紙一重のところでキャメルの拉致は阻止される。とはいえ、ラムもあくまで状況が落ち着くまで様子見というだけなため、再びこの事件が終わればキャメルの拉致は止まるわけではないという予断を許さない状況となっています。

互いが相手に対する確信を持った状況ということで、ある意味でラムに絡むエピソードはこのまま決着を付けなければいけないレベルまで話が進んだように思える展開。事件自体も気になりますが、ピンチのキャメルをどう救うのかというあたりまでが今回の話の肝。ただコナンは脇田のそばではキャメルに知らないふりをしてもらうなど、脇田=ラムには気づいていそうなうえ、突然の通話の遮断で今何か起きている事には気づいていそうですし、ここから事件解決と並行して何か裏で動きそうでもあります。このままコナンが動いたことで解決につながるのか、はたまた追加で助け舟となる誰かが来るのか気になるところです。

ちょっと余談ですが、前回のエピソードでも殺人事件が起きたアパート、その下の部屋でほぼ同時に更なる殺人事件が発生していたという事が今回明らかになり、もはやこのアパート呪われているのではないか?と思ってしまうほどでちょっと笑ってしまいました。

新たな事件

偶然ラムの足止めとなってしまった今回の事件。こちらは、周川なる人物が部屋で健康器具に首をつって死体が発見されるというもの。事件が発覚したのは死亡した人の部屋から大きく響いていた音楽を止めるため集まってきたからとのことで、部屋にはチェーンロックが付けられており、コナンが首をつっている人に気付き部屋に突入から発覚となりました。

机には遺書が置いてあり、自殺のようにも見えましたがコナン視点では殺人事件であると判断、推理へという流れとなりました。

容疑者候補

今回の事件に絡んで新たに跡部道也(31)と、呉井優(28)の二人が登場。

跡部さんは101号室という事で右隣の部屋に住んでいる人物。ゲームの2時間攻略に挑戦しており、その最中に音楽が流れだしたことでそれを止めるために隣の部屋に声を駆けに言ったとのこと。

もう一人の、呉井さんは、外に行こうとするキャメルを周川さんの知り合いと勘違いして声をかけたとのことで、被害者の左隣の部屋に住んでいる人物となるようです。

そういえば、今回の話では、二人ともゲームの配信をやっているとのことで、何かこのあたり絡んでくるのか少し気になりますね。

そして、次号の予告を見ていたところ、キャメルも容疑者の一人となる事が記されていました。今回、呉井さんの話を聞く限りでは、帽子の件で過去に周川さんともめたことがあるとのことで、このあたりが容疑者として疑われる動機となるなんてこともあるのかもしれません。

事件現場気になる点

今回の事件現場には、事件に関わっていそうな気になるポイントがあったためまとめていきます。

綺麗に束ねられていたヘッドホンのコード

部屋にはヘッドホンが落ちておりコードが綺麗にまとめられているとのことです。部屋の様子を見るに几帳面な性格というわけではないようで、ここに何かトリックが隠されているように思えます。

不自然な遺書

周川さんが自殺と判断される理由となった遺書ですが、どうにもその書き方に違和感があります。

もう
  無理

  おしまいだ

上記のような形になっており、改行があまりにも不自然。本来書こうとした文章の一部を消して遺書のように仕立てているように見えます。空き部分が大きいため、元の文章は推測できませんがこのあたり次号辺りで追加の情報が出てくるのかもしれません。

死んでから鳴りだした音楽?

跡部さんの話では、2時間でゲームを攻略する生配信中に突然音楽が鳴りだし、放送を中断したという話がありましたが、キャメルの話では被害者は死後2時間は経過していると言われています。つまり、音楽が鳴りだし放送を中止したのは2時間以内の話、という事にありこの音楽は被害者が死んでから鳴りだしたという事になります。

跡部さんの配信はリアルタイムで視聴者と盛り上がっていたとのことで、嘘をつくことは不可能。となると、何かトリックがあり音楽を鳴らす仕掛けを用意していた可能性が高そうです。二人ともライブ配信をしていたとのことなので、これに絡んでアリバイとして活用しようと用意した物という事なのかも。

とはいえ、今のところこの音が鳴りだしたことで得をしたように見える人物もいないため、次回で新たに明かされる情報がヒントとなるのかもしれません。

現時点での推理

まず音楽が鳴りだした理由にはヘッドホンが関係しているように思えます。ちょうどヘッドホンが落ちているページでは、下のラックのガラス扉が開いており、ここもよく考えると不自然。ケーブルの長さを短く調整し扉にかけておき、扉が開いた勢いでヘッドホンのケーブルを外してステレオから音が流れるようにしたなんてことはできそうです。とはいえ、ガラス扉をあとから開いた方法はわからずこのあたりは追加の情報が必要になりそうです。

もう一点気になったのは、コナンが自殺ではなく殺人だと気づいた理由。ありそうなのは、遺書の文字の配置の不自然さに気付いた故というもの。また、自殺をする人が部屋にチェーンロックを駆ける必要があるのか?というあたりに疑問を持ち、あえて密室を作って自殺であるという事を強調しようとしていると思ったなんてこともあるのかもしれません。

今のところ犯人が誰かと言われると、どちらもあり得そうなラインでわからないので次回以降の追加の証拠次第となりそうです。ただ、どちらかといえば2時間ゲーム攻略配信をタイミングよく事件に合わせて行っている、跡部さんの方が怪しいのかなという気がします。

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又三郎

自分の中の流行りに従いぴょこぴょこと更新中。
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