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映画の時系列の入れ替え? 山田正一郎は教員試験に合格? 魔法少女山田(2) 第2回感想・考察 その2【TXQ FICTION】

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2025年7月22日に放送されたTXQ FICTIONによる第3弾『魔法少女山田』第2回の感想と考察になります。放送でのネタバレも含まれますので注意してください。

魔法少女山田(2)

2話に関しては、以下の記事で考察していましたが、色々調べているうちに他の発想も出てきたので今回の記事で追記しています。なお、こちらの記事では、前の記事で書いた最後の魔法少女山田復活配信の魔法少女は、三田が演じているものが前提として話を進めています。

映画終盤の映像は時系列が入れ替わっている?

2話で主要な部分を描かれた『魔法少女おじさん』の映像の終盤。魔法少女おじさんとしての活動を諦め、教員試験に挑むも失敗、最後に再び魔法少女おじさんとして活動を始めるといった展開でした。

この一連の流れのラスト、最後の復活配信の魔法少女おじさんが三田なのではないか?という考察は、前の記事で書きましたが、このあたりの映画の話の流れには少し違和感もありました。そして、色々調べているうちこのあたりの時系列が編集されているという話を見かけました。

実際に見返してみると確かにそうとも捉えられる部分がありました。編集が行われているのではないか?と思われるのは18:00頃からの山田さんの家に三田さんが入り失意の山田さんを起こしてから生徒からの手紙を渡すまでのシーン。

このシーンは、諦めるみたいな感じ?といった感じで、山田さんが何かを諦めるのか?と話が進められていますが、具体的に何を諦めるのか、という点については言及がされていません。そのため、実はこのシーンは魔法少女としての活動を諦め、教職を再び目指すまでの時期に撮影されたものである可能性がありそうです。

このシーンの時系列が入れ替えられているという根拠としては次の3つがあげられます。

扇風機が残っている

採用試験不合格が伝えられたのは9月20日だったため、すでに扇風機は片づけてもよい時期。それが残っているという事は、この映像が教員試験に落ちた後のものではないという可能性を出しているように思えます。

ただ、最近は9月もまだまだ暑いのでまだ残していてもおかしくないと言われると否定はできません。

部屋に転がっている魔法少女の服とマスク

採用試験に備えて勉強する山田さんのシーンの部屋には魔法少女のマスクや衣装は存在していません。再び教職へ挑戦するにあたり魔法少女からは卒業していたとするなら、試験失敗後の部屋に子の衣装が落ちているというのには少し違和感がある。とはいえ、採用試験失敗のショックで、自分の教育の行動原理にもなっていた魔法少女の服とマスクを取り出してぐちゃぐちゃにしたという可能性もなくはありません。

なぜ今頃手紙を渡した?

採用試験で落ちたタイミングで授業に来ていた子供たちの手紙を渡したという事にも違和感がある。既に2カ月前、そもそも三田さんが手紙を預かっていた当たりも謎でこの手紙自体三田さんが作ったものなのでは?とも考えられますが、更になぜこのタイミングまで手紙を渡さなかったのか?という点も謎。

むしろ、魔法少女を諦めようとしている時期だったから、手紙を渡して魔法少女としての活動を続けさせようとしていたと考えると筋が通るように思えます。

山田さんは採用試験に合格していた?

入れ替えがされていたと言い切れるほどの根拠こそないものの、その可能性は否定しきれない映像の時系列入れ替え説。

仮に三田さんが映像の順番を切り替えたとしたとして、なぜそんなことをする必要があるのか?という点を考えてみると、そもそも山田さんは教員採用試験に落ちていたのか?という点から疑う必要が出てきます。

まず、2話の中で山田さんが採用試験に落ちたとされる根拠になっているのは、18:09秒にて流された9月20日に送られた『ダメでした』と書かれたメールのみです。

前後のシーンの流れにより教員採用試験がダメでしたと読んでしまいますが、何がダメだったのかは性格には書かれていません。つまり、教員採用試験に対するダメではなく、他のメールをそれっぽく見せているだけという可能性があります。

また、このシーンの映像はメールの画面を映した画像を少しずつズームをするだけのものとなっておりほぼ動きがありません。つまり、元々異なる文面のメールを写真にとり、テキスト部分を編集してしまえば偽造も可能。例えば元々「合格です。」といった感じのテキストが書かれたメールを写真に撮って、「ダメでした」と書かれたメールの画像切り貼りしてしまえば簡単に偽造することも出来そうです。

そもそもこの映像自体が三田さんにより編集されたものなので、山田さんが合格していた可能性も十分あるように思えます。

三田により山田は殺された?

更に仮設になりますが、山田さんが教員試験に合格していた場合、何が問題なのか?という点を考えてみます。

この場合、問題となりそうなのは三田さんが作りたい魔法少女山田という映画が成立しなくなるという事。つまり。山田さんが教員に合格というラストを監督である三田が望んでいなかったが故に、山田さんを殺したなんて可能性はありそうです。

映画の終盤は、どことなく話の繋がりが力づくで繋いでいるようにも思え、三田が山田を殺してしまったが故に、それを隠すために映画の内容を失意の果てに自殺したという方向にもっていく必要があったとも考えられる。そして、最後の魔法少女山田の復活配信を三田が行ったのも、この直前に置き換えられた山田の失意の映像から繋がる最後のオチにつなげるための映像が必要だったからと考えると筋は通りそうです。

イメージアートが意味するもの?

こちらは今回の説に関するちょっとした余談となります。本作の告知では一番最初に、水色のツインテールの魔法少女がハートの杖でスーツ姿の男性を殴り倒したイラストが公開されていました。もしかすると、この水色ツインテールの魔法少女が三田で、スーツの男性が教員として復帰した山田さんを意味していたなんてこともあるのかもしれません。

とはいえ、これに関しては画像と復活配信の魔法少女の衣装は、似た配色ながらも魔法少女の衣装の細部が異なっていたりするので、少しこじつけかもしれませんが、実は作品の根幹を描いていた可能性もありそうです。

1話とどのようにつながるのか?

この説の場合も1話の魔法少女のトラウマや、唄うと死ぬ歌とのつながりは見えてきません。ただ、1話でのバラエティの映像も何やら順番が入れ替えられている疑惑もあるようで、三田が今回の映像も編集していたのだとすると、そもそも今回の魔法少女山田という放送自体が三田が仕掛けたものなんて可能性もあるのかも。

果たして3話で何が描かれるのか気になるところです。

小説版:イシナガキクエを探しています

Tverにて配信

Tverでテレビでの放送終了後より配信開始しております。

この記事の画像は、Xで投稿された画像より引用しております。Copyright © TV TOKYO Corporation All rights reserved. Copyright © BS TV TOKYO Corporation All rights reserved.

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又三郎

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