2025年7月23日配信開始、週刊少年サンデー2025年34号で連載された龍と苺249話「ロップイヤーの本気」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
ロップイヤーの本気
Rabi
兎型のロボットであるRabiを相手に対局流れは苺ちゃん優勢といった感じで始まった今回のお話。途中のダンダンと足を鳴らしたり、ロップイヤーからネザーランドへの変身、さらにフレミッシュジャイアントと異なる種へと変身を重ねていき、今度こそ何かあるのか?とつい思ってしまう流れで進んでいくも、結局最後まで苺ちゃんの優勢は覆らず決着となりました。
兎の変身、将棋的に何か意味があるのか?とか思ってしまいますが、やはりAI将棋としての演出としては必要な事なのかも。実際、今回ネザーランドの姿でコマを運んでいる様はとてもかわいらしく、それだけでも人気が出てしまいそうです。
また、ウサギを可愛いままにとどめておきたかったCEOとの会話では、社長であっても自由にすることができない不自由さを語り、このあたりまっすぐに生きれる苺ちゃんとの違いを描いているようでした。しかし、同じCEOでもハワードは非常に自由に動いており、やはりあの人は別格であることも同時に表しているのかもしれません。
そういえば、今回、フレミッシュジャイアントの姿は非常に大きく本当にこんな兎がいるのか?と思い調べてみた所、実際にいる主の兎でした。ただ、体長は40~60cm程度とのことなので少し誇張されているのかもしれません。
次回 O・K VS Dear
そんな次回は250回記念の巻頭カラーとのこと。しかし、対局自体は苺ちゃんには一切絡まず、その裏で行われているHeady・Red社のO・KとN・B社のDear。
以前の話でも少し姿を見せていた二体のロボット、片方は謎のオブジェのような外観、もう一方は学校の扉?の映像のような形と、どちらもいまいちつかみどころのない2体での対局となります。
果たしてこの二体のロボットがどの何か影響を及ぼすのか、はたまた苺ちゃんサイドの話を描くうえでの単なる裏の対局となるのか、気になるところです
コメント