2025年7月25日配信開始、つるまいかだいよりアフタヌーンにて連載している漫画『メダリスト』、2025年9号連載された番外編3 氷焔の獣 の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
氷焔の獣 番外編3
今月はメダリスト本編ではなく、靴剣士という異世界を舞台にした番外編のお話。何やら妙な事象が起きてしまった合同強化練習の最中、皆で飛び込んでいくといった内容。こっちでも一番手になってしまっているりんなちゃん、相変わらずのスズちゃんと勢ぞろいといった感じで賑やかなお話でした。
いのりさんといるかちゃん二人の関係を本編での今の状況になぞるような展開として描かれており、なかなか楽しみ。最後の素直ないるかちゃんの笑顔が良かったのと同時に、やってきたお姉ちゃん相手にてんぱってしまう様もなかなか微笑ましく良いお話でした。
個人的にツボだったのは、光ちゃんの「いのりちゃんの先生が全部悪いってことですよね?」のくだり、本編でも司先生には思うところ多く、あたり強めな光ちゃんですが、番外編ではことさら毒のある感じが出ていて笑ってしまう。
とはいえ、どちらかといえば周りからの全てを抱え込んでしまうたちである光ちゃんが、これほど内面にため込んだものを出して当たっていける相手というのも貴重で、番外編で少し誇張された面もあるとはいえ、この二人の関係は見てて微笑ましいです。
次回からはいよいよ本編も再開となるようで、来月が待ち遠しいです。
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