2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー24話『学園を騒がす快盗さ』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第24話『学園を騒がす快盗さ』感想
学園の謎
冒頭からルパンレンジャーがゴーカイジャーの音声を鳴らしながら人を人形に変えるシーンから始まった今回のお話。てっきりゴーカイジャーの指輪の戦士が姿を変えているのか?などと思っていましたが、きちんとルパンレンジャーがメインの指輪の戦士、あくまでルパンレンジャーの指輪の能力を使っただけとのこと。メインで話を貰いそうな戦士なだけに、こういう形で登場となったのはちょっと意外でした。
青春ノーワンにより支配されてしまった学校、皆が学校から家に帰らなくなってしまうという妙な状況に巻き込まれる中、そんなものは青春ではないという禽次郎が話の中心となっていくお話となっていました。なまじ、青春を経験していないが故に、青春を求めている禽次郎だからこその話という感じがしました。
学園パートでは、敵の攻撃を浴びて青春にさらされているゴジュウジャーの面々が現れていましたが、如何せん陸王に暴神と、どちらかといえば普段から様子がおかしい方の面々であったが故に、正直言われるほどおかしかったか?と言われるとラストの青春組体操を見るまでちょっと怪しく思えてしまうのが悩ましいところです。
吠の学園パートは、この手の学園要素、青春要素は吠が体験できなかったものという事でノリノリで取り組んでいくのかと思いきや、あくまで不良的な態度をピックアップされるのみでそうでもないのかと思わせる。しかし、最後正体を現した教師をやっていた金アーイーからの問題には、きっちりと授業での答えを覚えており、やはり一生徒としてしっかり授業に望んでいたというのが吠えるらしい良い感じの展開。良い教師、良い生徒と互いを認め合うという最後のやり取りを見ていると、本当に倒してしまう必要はあったのか?とも思い少し切なさも感じる流れでした。
決着から次回へ続く
無事青春ノーワンを倒して事件が片付きひと段落…かと思いきやさらにド根性ノーワンの登場でまさかの次回へ話が続く展開。確かに今回のエピソードでは、ただ洗脳されているだけだったパトレンジャーサイドをさらに掘り下げる内容となっているようでなかなか楽しみです。
次回予告では、クオンが姿を見せていたりと果たしてこの学園が青春ノーワンに支配されるまでに何があったのか気になる所。クオンが学園に来ていながら指輪を奪われてはいない、更にもう一体追加でノーワンがいたことなども考えると、何かクオンによる計画が行われていたという可能性もありそう。ルパンレッドの指輪を拾ったのも学園が支配されてからだったようですし、追加で3つ指輪を持っていた理由も謎。もしかすると、指輪を集めるために事件を起こしていたなんてこともあるのでしょうか。
まだ次回は、パトレン1号、ルパンレッド共に強化フォームとなり立ち並ぶ姿も描かれており、このあたりオルカブースターの更なる力が見られるなんてこともありそうです。
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