記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
厄災クラディスはヨハネの黙示録 四騎士がモチーフ?
2025年9月21日に放送されたナンバーワン戦隊ゴジュウジャーの32話の予告『電撃破局!?ナイフとケークの大喧嘩』では、厄災が目覚めるとされておりいよいよ過去にテガソードが戦ったとされる厄災の封印が解かれ新たな敵が登場することが示唆されています。
映像には、黒い鎧を着た新たな怪人が姿を見せており、そのシーンでは目覚めよ同胞よという言葉が流れていることから、このキャラクターが新たに登場する厄災であることが予想されます。
これまでの本編では厄災のキャラクターに関しては、具島玲がその力を借りている描写こそありますが、姿を見せるのは初。なお、テレビ放送での登場こそ初となりますが、厄災ことクラディスに所属していたメンバーは、夏映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』にて残党『疫病のペスティス』が登場、暴神のトラウマにもなったテガソードへの死をもたらしていました。
32話の予告で登場した新たな黒い騎士はその額にペスティスと同じ、赤い一つ目をつけていることもあり、やはり新たな厄災という可能性が高そうです。
ヨハネの黙示録の四騎士
夏映画に登場した疫病のペスティスという名称から連想されるのは、新約聖書に書かれているヨハネの黙示録の四騎士。
これらは、それぞれ七つの封印のうち四つの封印が解かれた際に現れる存在とされています。第一の封印からは、白い馬に乗りその冠から支配を表す騎士、第二の封印からは、赤い馬に乗った戦争を起こさせる役目を担った騎士、第三の封印からは黒い馬に乗り地上に飢餓をもたらす騎士、第四の封印からは青ざめた馬に乗り、地上に疫病をもたらし人に死をもたらす騎士とが現れるとのことです。
疫病のペスティスは、その名の通り疫病を力として持っており、その姿は第四の封印が解かれたことで現れる棋士が乗るとされる青ざめた馬を連想させる青色していました。
この点から考えてみると、32話予告で登場した新たな厄災と思われる黒い鎧を着た新たな怪人は黒い馬に関連する飢餓をもたらす騎士をモチーフにしている可能性がありそうです。黒い怪人の胸元には、巨大な口のような装飾があることからも、飢餓に関連していることが推測できます。
ここまでモチーフが揃ったことを考えると、おそらくクラディスの幹部はヨハネの黙示録の四騎士をモチーフにしていると考えてもよいのかもしれません。
白い馬はクオンに関連?
第3、第4の封印からの騎士をモチーフとした怪人は既に予想でき、赤い馬ののる戦争の厄災に関してはそれらしい情報はなし。そんな中、気になるのは支配の力をもち、白い馬に乗って現れるとされる第一の封印の騎士。
白と、支配という単語から考えると、どうしても頭に浮かぶのはクオンが変身するリングハンター・ガリュード。戦隊リングの力を使いユニバース戦士を召喚し戦わせる姿はまさに支配という言葉にピッタリです。
さらにクオンは、背中に謎のX型の傷を負っており、この傷という話は具島玲の腕の傷とという話と少し似ているようにも思えます。
次回具島玲が、新たな黒い厄災の出現の呼び水にされそうな予告であることを踏まえて考えると、クオンもまた厄災との関係があり、第一の封印に絡んで話が展開されるなんてこともあるのかもしれません。
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