PR

アニメ 永久のユウグレ 2話 感想・考察 終末の過ぎた北の地で

永久のユウグレ2話 終末の過ぎた北の地で感想 アニメ
アニメアニメ感想文感想文
当ブログは、アフィリエイトプログラムに参加して商品を紹介しており、著者に収益が発生することがあります。

永久のユウグレ

2025年秋より放送開始。監督・シリーズ構成:津田尚克、キャラクターデザイン:齊藤佳子によるP.A.WORKSオリジナルの本格ラブストーリーアニメ、永久のユウグレ の2話『終末の過ぎた北の地で』の感想文となります。

アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方はご注意してください。

終末の過ぎた北の地で

トワサとユウグレの関係?

前回ユウグレが登場し思った以上に過激なアクションが登場し少し驚いた本作ですが、今回はアキラの旅立ちが描かれることになりました。

自分の情報を探すために、コールドスリープしていた移籍へと戻ってきたアキラですが、そこでユウグレを探すハクボとヨイヤミと呼ばれる2体のアンドロイドを見つけてしまう。今回は、遭遇せず隠れきることができましたが、ユウグレと何やら関係があるようです。

また、今回の話では、ユウグレは150年間放浪していた事が語られており、思った以上に長い期間一人で動き続けていたことがわかる。しかし、ユウグレが150年も彷徨っていた割にちょうど、アキラが目覚めるタイミングでサッポロに来ていたというのはちょっと気になる所。

ユウグレは、トワサの事を知っているのかという問いかけには微妙な反応を返していましたが、トワサに渡した指輪をユウグレが持っていた点から考えるとトワサの事を知っているのは間違いなさそう。また、今回アキラに渡されたトワッチにあったトワサからのメッセージは、何やら声色が年齢を感じさせるものとなっており、おそらくトワサはアキラが倒れた後年を重ねていっていたことが予想できる。更に、その内容は自分は自身の罪を背負う必要があるとのことで、今の世界がボロボロになっている原因に関わっていた様子。

アキラに残されたメッセージは200年前のもの、ユウグレが旅立ったのが150年前という事を考えると、このメッセージを残した50年後のトワサがユウグレに何かを託すといったこともギリギリできそうなライン。

そうなると、アキラが目覚めるだろうタイミング自体は教えられていたが故に、ちょうどこのタイミングで遺跡に来ていたなんてこともあるのかもしれません。

このあたりが、ユウグレが執拗にアキラに結婚を望む理由となるのでしょうが、果たしてユウグレは何を目的としているのか、また、今回は顔を見ることなく終わりましたが、他のアンドロイドたちはアキラに遭遇した時にどのような対応を見せるのか、色々と気になるところです。

レトギアとアモル

そんなアキラとユウグレですが、自分を探すなというメッセージを残していたトワサの事を知るべく、東京の自宅を目指して旅することを決める。

旅立ったアキラたちは、周囲の人々の助けを借りて船に乗り、本州へと上陸。OWELのアンドロイドであるとされるハクボ達もそこまで非道な対応を取ってくることもなく、やはり前回の管理官が地方を任されおかしかっただけなのか?とも思うものの、何やらレトギアなる奴隷階級的な存在がいることが明かされる。

罪を贖罪するために人権を捨てた人々とのことで、今回登場したアモルもそのレトギアと呼ばれる存在だったようで、その描写を見るにレトギアには管理するために番号が振られ、管理用のコードまで体に刻み込まれているようです。

それだけであるなら、社会の仕組み上仕方のない面もあるのかなとも思いましたが、今回新たに登場したマールムの態度は、前回のカニスと同じ傾向を感じ、OWELの幹部となっている人間は支配階級として粗暴にふるまっているように見える。とはいえ、彼もカニスのはとこという事なので、まだ例外という可能性もありそうですが、果たしてどうなのでしょうか。

そんなマールムですが、アモルに指示して二人をオソレザンへ誘導、アキラの捕獲を狙っていたようです。

何をもって禁書なのか?

今回の話では、アモルが自身の両親が書いた絵本を返してもらうために、マールムの言う事を聞いていたことが明かされました。ただ、その本は禁書という扱いを受けており、既に燃やされてしまっていた、更に手元に残していたこころのとり、という絵本も燃やされてしまうことになりました。

ここで気になったのは、この世界は何をもってして禁書という指定をしているのか?という点。1話での教科書の描写から、算数などのある程度の教養を学ぶことは許されていることがわかる。過度な技術に関する知識に絡む本を禁書にするというのであれば、あのボロボロな惨状をどうにかすべく情報をあえて隠したと多というのもわかる話。

しかし、今回禁書に指定されていたのは、アモルの両親が描いたとされる絵本。今回燃やされた『こころのとり』に関しても、禁書扱いを受けていましたが、作中で見えたページは以下のような内容。

むねの中に、小さな鳥がいます。
名前はなくて、すがたも見えません。
でも、その鳥は、いつもあなたといっしょにいます。
人はときどき「だまってなさい」と言います。
でも鳥は、そっとささやきます。
「ほんとうの自由は、あなたの心の中にあるよ」
こわくても、かなしくても、
鳥は小さくはねをうごかします。
それは、あなたの心がまだ生きているしるし。
鳥は言います。
「とびたいと願う気もちが、君のつよさなんだよ」

少なくともこのページの内容を見てみても、道徳的なお話を描いているだけで、どこに問題があり禁書とされているのかがわかりません。さらに、アモルの両親が描いていた本という事は、過去の技術が描かれた本というわけではなく、両親が書いた本自体に何か問題がある様子。

他のページに何か不味い事が書いてあるのか、はたまた、今の世界的には禁止されているものなのか。この本が禁書にされた理由にも、何か謎が隠されているのかもしれません。

アモルとED

今回初登場となったアモルに関して驚いたのは、EDの映像がほぼ彼女専用と言ってもよい内容になっていた事。今回登場回だから特別EDという可能性もありそうですが、何やら成長した彼女らしき姿もちらっと映っていたり、彼女が書いただろう『とくべつな血 月の章』なる絵本が置かれていたりと、どうもアモルを主軸に描くことに意味があるように思える。

どうも、本編後のアモルが描いたらしいこの絵本のタイトルもなかなか意味深で、これまでの格話のサブタイトルも、いまいち意味が解らないものがありましたが、実はそれがこの絵本の内容なんてこともあるのかなと思わせる描写。

思った以上に重要なキャラクターとなりそうなアモル。果たして、どのような役割を担っていくのか気になるところです。

漫画・アニメランキング ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
又三郎

自分の中の流行りに従いぴょこぴょこと更新中。
最近はゲーム実況関連情報とかが主体です。
ブログアップ前に見つけた情報は速報的にXで更新しています。

又三郎をフォローする
シェアはこちらから
又三郎をフォローする
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました