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アニメ 永久のユウグレ 5話 感想・考察 アンドロイドは電気鳩の夢に浸かるか

永久のユウグレ5話感想 アニメ
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永久のユウグレ

2025年秋より放送開始。監督・シリーズ構成:津田尚克、キャラクターデザイン:齊藤佳子によるP.A.WORKSオリジナルの本格ラブストーリーアニメ、永久のユウグレ の5話『アンドロイドは電気鳩の夢に浸かるか』の感想文となります。

アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方はご注意してください。

アンドロイドは電気鳩の夢に浸かるか

アオモリのラスト

アキラの体にも何かあるのかなと思っていましたが、弾自体は肩を抜けたこともあってか、ユウグレの治療のおかげで傷跡が残るのみ。アキラを傷つけられ怒るユウグレと、マフィアたちの戦いが始まる。瞳が赤く染まるユウグレは、マフィアたちを殺そうと動こうとするものの、アキラの頼みで思いとどまる。1話ではあっさりと殺してたユウグレですが、2話以降の戦いでは殺しを控えているように見えていたのは、やはりその通りでアキラが殺すのを良しとしないが故ということが改めてはっきりとするシーンでした。

予想外だったのは、ドローンを使ったユウグレの攻撃、あっさりと部下たちが倒れる中、ボスであるウルスがそれをかわしユウグレに近づくほどの強さを持っていたということ。これまでの描写を見ていると、カルクラムの方が人望がありそうにも思えていましたが、あの強さがあるが故にウルスについていく人も大勢いたのかなと思わせるシーンでした。

とはいえ、アンドロイド相手とは言え、自分の強さを皆の前で打ち負かされたウルスは引退を決意。アオモリでのお話は、フィーデスとカルクラムが結ばれて終わりとなりました。

オボロ

アオモリから乳頭温泉に向かう最中、オボロが車の運転手として登場。この人は、1話にてアキラたちを海に送り届けた人物、更にユウグレが結婚という単語を出しても、特に疑問を覚えず話を聞いていたという点が怪しかった人物。

そんな彼が今回改めて登場したことで、改めてアキラたちをつけている可能性が高まったように思えます。改めて1話を見てみると、東京にいくなら仙台、という話を出したのも彼。そもそも、ルートがそれしかない可能性もありますが、監視しやすいルートに誘導したようにも見える。また、今回の話でもアモルの絵をみて、絵本作家という話がすぐに口に出たたあたり、少なくとも彼がこれまでのアキラたちの旅を把握していると考えてもよさそうです。

今のところは正体は不明ですが、アキラ・もしくはユウグレを監視している存在というあたりがありそう。そうなると、OWELが監視のために動かしているのかもしれませんが、その割にはOWELに情報が伝わっているような感じもしない。また、アキラたち旅を助けるように動いているようにも見え、OWELとは別の目的で動いているなんてこともあるのかも。それこそ、トワサと何か関りがあったりするのかもしれません。

雉の湯

次の目的地は、仙台なアキラたちですが、フィーデス達の提案と、ユウグレ・アモルの要望により乳頭温泉なる所に向かう事になる。何やら秋田県に乳頭温泉という場所があるようで、もしかするとここがモデルということなのかも。

そんな温泉地で出会ったのは、ハニヤマとアジサイなる二人組。二人はエルシーをしているようですが、雉の湯を切り盛りするアジサイは、OWELに忙しいハニヤマが温泉を手伝うという約束を守ってくれないが故に喧嘩をしている様子。

アモルはそんな二人を見て、こんなエルシーは嫌だと言っていましたが、どうにもこの二人の関係を見ていると、これはこれで仲がいいのでは?と思ってしまうものでもある。青森編が結ばれぬ二人の愛といった感じのお話だったことを考えると、今回のこの二人も常に仲良くしているだけではない、こういう二人の関係も一つのエルシーの形として見せてくるお話なのかもしれません。

とはいえ、気になるのはハニヤマはOWELの管理局に所属しているということ。これまでの管理官のような性格の悪さは見せていませんが、このまま単純にデートをして終わるだけになるのか。はたまた、ひと騒動起きるのか気になるところです。

エルシーの証?

今回、雉の湯の女将であるアジサイが、すぐにアキラたちがエルシーをしていないことを見抜いたシーンがありそこがちょっと気になる。

エルシーしているかどうかを一目で見分けられる情報があるのか?と思って改めて前の話を見てみると、1話でのエルシーのシーンでは左耳にイヤーカフを付けるシーンがピックアップされていることに気付く。今回登場したアジサイ、ハニヤマの二人は同じ色のイヤーカフ、フィーデス・カルクラムはイヤーカフがなく、父親であるウルスはイヤーカフあり。アキラやユウグレ、アモルには当然なしという感じで、前回のどうやら左耳につけているイヤーカフが結婚指輪のようにエルシーしていることを示しているようです。

公式サイトを見返してみると、これまでのOWELの管理官だったカニスやマールムもこの耳飾りを付けているようで、彼らもエルシーしていたことが伺えます。

明かされる世界の過去

今回は元OWEL職員であるヨクラータなる人物が登場。更に彼は、トワサの事を知っているとのことで、彼の口からユウグレからは禁足事項とされていた200年前の出来事とトワサのその後について語られることになりました。

何やら東日本の地図しかないな…という話をしていた当たりから気になっていたのですが、そもそも西日本はかつてのAIとの戦争で消滅していたということが明かされる。今回の温泉地にも何やら爆撃の後があったり、アキラが目覚めた後の大きな地形の変化もそれが原因だったようです。

さらに、200年前AIと人類の戦争がおき、その戦いを終わらせた救世主がトワサであることが語られる。彼女は、アウトサイドシリーズと呼ばれるアンドロイド兵器により戦争を終結に導き、その後は六賢人と共にOWELを立ち上げ、本人はその後行方不明。OWELはその後、その戦争の情報を隠し今の世界を作ったとのことです。

ただ、以前の話でトワサがアキラに残した最後のメッセージでは、トワサは罪の意識を感じていたことが伺え、単に話として伝わっている救世主という話にもまだ何かがあるように思えます。そもそも、戦争が始まるきっかけにもトワサが絡んでいるなんてこともありそうです。

ヨクラータの話では、200年前の人物が生きているわけはないとのことでしたが、コールドスリープで生きているアキラがいるため、まだ生きている可能性があるというのも事実。ここからの話でトワサがどう絡んでくるのか気になるところです。

そういえば、今回の温泉地はこれまでのカタカナが書かれ、まるで音だけ残っていたような日本語と異なり、きちんと漢字まで描かれていたというのも気になる所。AI戦争が地球規模、その後OWELが世界を管理という話を聞くに、戦争で被害にあった外国の難民が済む場所を求めて北海道辺りに移住したなんてこともあるのかもしれません。

また、地域ごとに言語が異なっていそうな状況で、一切そのあたりの言葉の壁という話がないのを見るに、、今の人類は言葉に関して自動的に翻訳されているなんてこともありそうです。

ユウグレの変化

色々と大きな話があった今回のエピソードですが、メインはもろに温泉回。混浴温泉での交流が描かれる中で、特に印象に残ったのはユウグレのアキラに対する態度の変化。最初からアキラに結婚を迫っていたユウグレではありましたが、これまでの迫り方は、どこか事務的な雰囲気を感じ、まるで誰かに言われて結婚しようとしていたようにも見えるものでした。

しかし、今回アモルが話していたように、そんな夕暮れの態度が少しずつ変わってきたことがわかる。以前は、結婚するなら触ってもいいですよとしていた体も、温泉での不意の接触とはいえ本気で動揺していたり、アキラを意識した行動が増えている。今回のラストで、アキラにお願いしたのが結婚ではなく、デートだったというのも、そんなユウグレの心情の変化があったが故、本気でアキラとの距離を詰めていきたいという想いが表に出た発言のように見えました。

今回の回想では昔のトワサが姿を見せ、イチキシマに人に愛がわかればいいのにな、といった話をしていたのも気になる所。今回のこのユウグレの変化は、は彼女の望んだ形のようにも思え、やはりユウグレがアキラとの結婚のために動いていたのは、トワサに何かを頼まれたのではないかと思えてきます。

トワサへの想いを貫こうとするアキラ、アキラに惹かれ始めたユウグレ、二人と一緒にいたいというアモル。この三人の気持ちの流れがどこに向かうのか、今後のお話が気になるところです。

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又三郎

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