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鉄雷(ラグニル)は悪魔の実の力を持つ? ワンピース1169話『一刻も早く死ななくては』感想・考察【2026年4・5合併号】

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2025年12月22日に配信、週刊少年ジャンプ2026年4・5合併号で掲載されたONE PIECE(ワンピース)最新第1169話『一刻も早く死ななくては』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。

第1169話 一刻も早く死ななくては 感想

週刊少年ジャンプ2026年4・5合併号
ワンピース 1169話『一刻も早く死ななくては』が掲載された週刊少年ジャンプ

ハラルド事件の真相

いよいよエルバフの過去編もクライマックスを迎え、イム様との深海契約により体を操られたハラルドが何をしたのかが語られることになりました。

前回の様子を見ていると、ハラルドもある程度は深海契約に逆らえているようにも思えましたが、今回のハラルドの態度の変化を見ているとどうやらそんな簡単なものではないことがわかる。

最初こそ、自らを殺せと言いロキに禁断の悪魔の実を食べ自分を殺すよう伝えていましたが、その直後には自分でその実を食べると意見を切り替えてしまうほどに、考えが捻じ曲げられてしまう様子。イム様の支配の力というと、黒点支配もありますが、そちらが力を注いで無理やり自分の指示に従わせているように見えたのに対し、契約による支配はどうもハラルド自身の考え方を根本からイム様の都合の良いものに変えてしまっているように見える。

何とか自らの意識が残っているうちに自分を殺すよう最後の言葉をロキとヤルルに託すことになりましたが、その後のハラルドの変貌っぷりを見ていると、もはや自分が死ぬしかないと考えた理由もよくわかるものでした。

契約を語るシャンクス

ハラルドが死んだタイミングは、ちょうどシャンクスがエルバフを訪れていたこともあり、今回はそのタイミングでのシャンクスの行動も明らかになりました。今回のシャンクスの左目にはしっかり傷がついており、マリージョアから抜け出した後の彼であることがわかり、やはりマリージョアにいたのは何かを知る為だったことが伺えます。

そんなシャンクスの口から、イム様との契約について新たな情報が明らかになる。どうにも深海契約だけでなく、その下の段階の浅海契約ですら、能力圏内では逆らえなくなる力があるというもの。この話を見ると、1話での左腕を犠牲にルフィを助けたエピソードも、この契約を捨てるためという面もあったのではないかと思えてきます。安いもんだと語った左腕、本当にただ必要ないものを捨てる意味もあったのかもしれません。

ただ、個人的には、あのシーンは損得抜きにルフィを助けてほしいという想いがあり、単に契約を破棄したかっただけとはしてほしくない所でもある。果たしてあの時のシャンクスが何を思っていたのか、今後明かされる時が気になるお話でした。

ここで、少し話題が変わりますが、神の従刃が結ぶ浅海契約の時点でも近場にいれば操る力の対象になることがわかったので、軍子についてもずっと操られているという可能性が高まったように思えます。ただ、ゴッドバレー事件の際は、まだ彼女は神の従刃として動いていたはずなので、遠距離でのイム様の支配は及ばないはず。彼女が特別に深海契約を結んでいたのか、はたまた、操られた時間が長すぎたが故に過去の事を忘れ天竜人として生きていたいのか、色々と考える余地がありそうです。ともあれ、ブルックとの過去が気になる彼女、回想が終わりエルバフ編が再開すると、いよいよ本格的にその謎についても触れられることになりそうです。

鉄雷(ラグニル)の謎

ハラルドを殺すしかなくなったことを理解したロキは、エルバフの禁断の悪魔の実を食べに向かう。禁断の悪魔の実が隠された部屋にたどり着いたロキのシーンは、過去の回想エピソードでもちらっと描かれていたもので、誰か別人がその実を食べたという話ではないのかもしれません。

ただ、そこから何事もなく悪魔の実を食べられたというわけでもないようで、宝箱の横に置かれた鉄雷(ラグニル)が動き出し、ロキに襲い掛かってくるという展開が挟まれる。ゲッゲッゲッゲッと笑って遅い勝っているのを見るに、誰かが動かしているというよりは、自らの意思を持って動いているように見えます。自らの意思で動く武器という点から考えると、鉄雷は既に悪魔の実を食べた武器なんて可能性が頭によぎりますが、そうなると、鉄雷が持つ雷の力も、何らかの悪魔の実から得たものなんてこともありそうです。

そうであるなら気になるのは、果たして何の悪魔の実の力を持っているのかということ。石を持っていることから考えるとおそらくゾオン系の実、そうであるなら、ヒトヒトの実モデル大仏なんてものが存在するので、モチーフ通りのヒトヒトの実モデル:トールなんてことがあってもおかしくはなさそう。ただ、そもそもこの武器自体も何やら曰く付きのものということを考えると、悪魔の実と関係ない単なる特別な武器というだけなんて可能性もありそうです。

しかし、一点気になるのは悪魔の実の力を物に与える技術は、ベガパンクが発明した物だったということ。そうなると、それ以前からその力を得ているだろう鉄雷の存在は、ベガパンクの技術抜きに悪魔の実の力を持った武器となり、なかなか異質な存在ということになりそうです。

禁断の悪魔の実の謎

そして、もう一点気になるのはその横の宝箱に入っているだろう、禁断の悪魔の実がどんな能力を持っているのか、ということ。

これまでの私の考えでは、禁断の悪魔の実はエルバフの伝説として語られる悪魔の実であることを考えると、これがヒトヒトの実モデルニカで、この後盗まれたものをシャンクスが追っていたなんて話もあるのかなと思っていました。

ただ、どうにも他に盗みに来たようには見えず、ハラルドを殺すためには鉄雷を使う必要がある、そして、現代のロキは鉄雷を使いこなしハラルドを殺したという結果から考えると、ロキが禁断の悪魔の実をこの後食べたと考える方が筋が通っていそう。

そして、イム様に操られたハラルドは、禁断の悪魔の実を食って鉄雷を手に入れると語っているのを見るに、鉄雷を使うのにその悪魔の実の力が必要であるように思える。そうなると、雷が効かず鉄雷を使いこなせるようになるニカの体と同じ、ゴムの体質になる本当のゴムゴムの実の能力者という説が正しいのかなという気がしてきました。

これまでは、ゴムゴムの実というだけで、それほどの力を得られるのか?というのが疑問でしたが、むしろ鉄雷を使いこなせるという点が重要になるのであれば、納得できる展開でもある。しかし、そうなると今度は、シャンクスがどういう経路でヒトヒトの実:モデルニカを強奪する話になったのかというところが気になってきます。

このエルバフでの事件が、シャンクスが、ヒトヒトの身を奪いに向かった理由に繋がるのか、はたまた、何も関係ないのか、鉄雷に関する謎、など色々と気になるラストとなった今回。

このあたりは、次回には明かされることも多そうですが、次のジャンプは年明けとまだまだ先。先の展開が気になる年末となりそうです。

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又三郎

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