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アニメ 死亡遊戯で飯を食う。1話 感想 All You Need Is

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死亡遊戯で飯を食う。

2026年冬アニメ、MF文庫Jより発売されているライトノベル『死亡遊戯で飯を食う。』のテレビアニメ版1話『All You Need Is』感想記事です。筆者は原作未読、アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。

死亡遊戯で飯を食う。原作小説1巻

All You Need Is

静けさ故の緊張感

少女たちが、賞金をかけたデスゲームに参加するといった雰囲気だけ知ったうえで視聴を開始。

今回は初回60分スペシャルということもあってか、長い間の取り方が印象的。冒頭の主人公である幽鬼の目覚めまでの描写などで特に感じましたが、1話を通じて全体的に静かな中での張り詰めた緊張感を感じられる60分スペシャルということもあってか、長い間の取り方が印象的。冒頭の主人公である幽鬼の目覚めまでの描写などで特に感じましたが、1話を通じて全体的に静かな中での張り詰めた緊張感があるお話でした。

賞金を懸けた脱出ゲーム

世界観などまだまだ分からない部分も多いですが、出演者はお金を稼ぐために命を懸けたゲームに参加、どうにもその視聴者がいる、といったあたりから考えるとかなり悪趣味な内容が開催されていることはうかがえる。防腐処理と称して、参加者が怪我をした際の血が綿のように変化しているのも、ゲームを見ている人に対する配慮といった感じなのでしょうか。

途中で死んだ参加者については、完全に捨て置かれていますが、クリア者については、きちんと治療を行い、欠損した体も元に戻しているあたり、少なくともクリア者に対する見返りという点に偽りはないことはわかる。とはいえ、果たしてなぜこんなゲームを開催しているのか?という点に関しては謎となっています。

1話はこの世界で行われている悪趣味なゲームがどのようなものかを見せるためのお話といった感じでわからないことばかりですが、唯一わかったのは幽鬼の目標が99回のゲームの達成を目指しているということ。このゲームの開催は、単なる娯楽目的なのか、はたまた他に事情があるのかはまだわかりませんが、幽鬼が99回のゲームクリアに挑む理由に、このゲーム自体の秘密も関係していそうです。

そんな今回のお話は、脱出ゲーム的なゲームに挑むというもの。序盤の探索パートでは、思ったよりも何も起きずに進行。一瞬驚かせるシーンはありましたが、それもあくまで驚かせ要素というだけで、何も起きない。しかし、逆に何も起きないが故に逆に緊張感は高まっていくようにも思え、最初の一人目の犠牲者のシーンは、そのあっけなさも含めてなかなか衝撃的。

続くゲームでは、上からのこぎりが迫る中、手錠の鍵の奪い合いで時間を取ってしまうという物。あえて分断して、手だけで鍵を奪わせるというのが、意志疎通させにくくして余計時間がかかる設計になっているようで非常に悪趣味。

さらに続くエレベーターは、一度しか降りられず重量オーバーで全員は降りれないという物。それぞれが体の一部を捨ててエレベーターの先へ進むという選択でしたが、切り離した体の一部は防腐処理により保護されているため、終了後つなぎ直してもらえるとのこと。

このあたりで印象に残ったのは、このエレベータの先のシーン、紅野、桃乃の二人が仲良くなり二人の世界で進んでいくシーンがなかなか残酷で、ともに犠牲を払ってここまで来たはずなのに、金子を背負う幽鬼が遅れていても気づきもしないというのが、何とも見ていて心苦しかったです。

しかし、このステージ、後で繋げる体の一部を捨てれば命は犠牲にならず比較的マシなのかなと思ったのもつかの間、それを含めたより悪趣味な最後の壁が立ちはだかる。直前の重量制限のエレベーターでは、体の一部を捨てることで誰も死なずに先に進むこともできる可能性を見せておいて、最後の最後で、3人しか脱出できないというのが非常にいやらしい。彼女らの一人でも多く救いたいという気持ち、そのために払った犠牲を嘲笑うような仕掛けに、改めてこのゲームの設計の悪質さを感じました。

ゲームの達成の為に金子を殺した彼女ですが、ラストの部屋に戻った時の幽鬼の独白では、その声色から平静を保とうとしているようで、実際のところ気持ちが揺れ動いていることは伝わってくる。彼女の普段の淡白な態度も、元々そういった性格だったのか、はたまた、28回もこんなゲームをクリアしたが故の心を守るための自衛ということなのかはわかりませんが、果たして彼女が何を思ってこんなことをしているのか、が気になる。

本作を見ていると、一つ一つの死がとても淡白に描かれているように思えますが、ある意味それは今の幽鬼がそういう風に受け取ろうとしていることを表しているなんてこともあるのかもしれません。

次は何が描かれる?

ひとまず全体の目標は、幽鬼の99回目のゲームクリアとなっているようですが、果たしてここからどのような話が広がっていくのか、というのは気になる所。

今回は脱出ゲーム風でしたが、あくまで今回は、という話なのでこれから先全く違うタイプのゲームが来るなんてこともありそう。また、今回は基本的には協力して進んでいく形であったが故に、互いの騙し合いといった要素は一切なく進んでいましたが、今後の話では互いを騙し合う形で戦う事もあるのかなという気もします。

28回目のゲームという点に目を向けると、やはり幽鬼の1回目のゲームのお話が来るなんてこともありそう。もしそうなら、今の幽鬼との違いなんかも気になりますね。

また、今回共にクリアした紅野、桃之あたりは、今後のエピソードで再登場なんてこともありそう。桃乃は騙されて参加することになったという話をしていましたが、そのあたりにも何か理由があったりするのかもしれません。

1話感想まとめ

主線のない絵だったり、途中挟まる実写映像だったり、特徴的な描写に合わせ、張り詰めた緊張感と静けさ漂う作品。

現時点だとまだまだ分からないことも多く、現時点ではひたすらに悪趣味なゲームを達成していくだけ、という風にも見えてしまいちょっと物足りない感じる。果たしてここからどのように話が広がっていくのかに期待したい作品です。

なお、本作の原作小説は9巻まで発売中、更に無料体験期間もあるKinleUnlimitedで1巻を読むことができるようなので、気になってみた方は読んでみるのもよさそうです。

死亡遊戯で飯を食う。原作小説1巻

死亡遊戯で飯を食う。 コミカライズ版1巻

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又三郎

自分の中の流行りに従いぴょこぴょこと更新中。
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