第5章 闇夜に潜む金色の鳥 感想
2026年1月5日にステラソラで実装されたメインストーリー第5章『闇夜に潜む金色の鳥』の感想・考察記事です。この記事には、5章『闇夜に潜む金色の鳥』のネタバレも含まれますのでご注意ください。
ヨタカブレッド

これまでのお話でもよく名前が出ておりすっかりお馴染みだった『ヨタカブレッド』が今回の話の切っ掛け。いよいよ、フィーリエにたどり着いた空白旅団でしたが、街の中に広がっている『ゴールデンヨタカ』と呼ばれる偽物の調査に絡んでアグリ・ユニオンの秘密に迫っていくといった内容。
アグリ・ユニオンの社員であるマイナからの依頼で、アグリ・ユニオンの中で作られているゴールデンヨタカの謎を追うことになる。ヨタカブレッドは、味に関しては散々な言われ様ですが、それでも巡遊者達の腹を支える食事としてはその腹たまりの良さが非常に重要。それに対して、美味しいけれど腹持ちしないゴールデンヨタカがヨタカブレッドとして世間に出回っていることが大きな問題となっているとのこと。
今回の話では、ゴールデンヨタカは、魔力を使って急速に育てられた小麦を材料として使ったが故にできたものと判明、さらにその後のアグリ・ユニオンの秘密へと話が進みましたが、予想外だったのは、このレシピが空白旅団が求めるアモールの孤児院の話にまでつながっていたこと。
どうにも、ゴールデンヨタカのレシピは、2年前にフィレンがアモールの孤児院で手に入れたとのことで、ヒナギクの家の失踪自体にもアグリ・ユニオンが関係してたことが改めて明らかになる。レシピという話ではありましたが、結果的に魔力のこもった小麦を使う事が重要だったことを考えると、そういう技術に関する書類だったということのようにも思えますが、なぜそんなものをヒナギクの家の責任者であるエリーは持っていたのか?というのも気になる所。そういえば、エリーに関しては今のところその姿すら謎ですが、もしかすると、そのあたりも何か仕掛けがあるのかなという気もします。
腹持ちがしない理由の方は、魔力を使って育ったが故に、小麦が多く魔力を含んでいたが故、それを吸収する力のない人間では、栄養にすることができなかったとのこと。今のノヴァに生きる人たちの魔力に対する適正のなさがさりげなく語られたようにも思え、永夜の人々との違いが感じられるようでした。
アグリ・ユニオン
アグリ・ユニオンへ忍び込むための面接は、事前にミスティから面接内容を聞いていたこともあり、つつがなく進行…かと思いきや、魔王・アヤメ以外の面々の壊滅っぷりにちょっと笑ってしまう。ここの魔王の選択肢で、アグリ・ユニオンの労働環境に不満を言うものを選んだのですが、何やらフィレン的にはそれを改善する意思があったというのが面白かったところ。その後の面接が壊滅的だった魔王・アヤメ以外のメンバーの入社をダリシアが許可してしまった事への反応を見ていても、これまで抱えていたフィレンのイメージがちょっと変わってくるものでした。
そんなこんなで入社に成功したアグリ・ユニオンですが、様々なキャラクターが登場。生産部のルビィとサファイアに加え、マーケティング部のニュクス、開発部のヨセフ部長が登場。
ちょっと驚いたのは、この新キャラクター達の中でヨセフ部長が珍しく男性だったこと。今回は他の部署にはいずれプレイアブルがあってもおかしくなさそうな、美少女キャラクターで固めている中一人叔父さんということで何かあるんだろうな…と思いながら見ていましたが、その後の展開では案の定でちょっと笑ってしまいました。
そんな中で気になったのは、生産部で活用されているマンドラゴライトという知性植物。知性のある植物というとどうにも未恋ノ禍実が頭によぎってしまいましたが、アグリ・ユニオンの後ろ暗い部分で関係がありそう。
マンドラゴライトに関しては、その研究が2年前に打ち切りになっており、フィレンがヒナギクの家でレシピを入手したタイミングと一致するのも気になる所。研究が打ち切りになった裏では、第二世代知性植物の研究が行われていたことを考えると、フィレンの見つけたレシピにより第二世代知性植物の研究に目途が立ったが故に、表向きには研究を中止した、もしくは、今回もあったようなマンドラゴラ糸の暴走が起きていたなんてこともあるのかもしれません。
更に、このレシピに絡んだ話で考えると、4章でマダムガイストが求めていた謎の物体も、このレシピそのものだったなんてことはありそう。このレシピ、5章ではレシピという名称で語られていましたが、どうにもただの調理法というわけではなさそう。そうなると、あれは今のアグリ・ユニオンの研究に関わる力を持っている恩恵の印章だったりするのかな、などとも思ってしまいます。
マイナとミスティ
今回の話、マイナとミスティが今回のシナリオの主人公ともいえる立ち位置となっていました。得にミスティに関しては、いつものように話を進めるのに便利なお助けキャラ的なポジションだとばかり思っていたので、ある意味彼女が主役のエピソードだったことに驚く。
そんな二人を軸に描かれたのは、規律を大事にするマイナと、ルールを破ってでもやらなければいけないことがあるというミスティの間の対立。この二人の間で語られた大事なものはどちらなのか?という話は、どことなくゲーム中の選択肢による魔王の変化を思わせるもので、こういった点も今後の魔王の行動との関係がありそうです多。
そして、二人の話をする中で4年前の事件とやらがちらりと話題になり、開発部の前任者が起こしたその事件故に、マイナの両親は南へ送られ、マイナと姉妹たちはヨタカブレッドを頼りに生きていたことが判明する。
フラヴィオの魔女もこの件には絡んでいたとのことですが、今回のエピソードでは何が起きたのか詳細は不明のまま。何やら意味深ですが、6章や後々のお話に絡んでくるのかもしれません。
ダリシアの謎
そんな今回の話、マダムガイストやヨセフ部長が裏で糸を引いていましたが、さらにその上にあのお方と呼ばれる人物がいることがわかっていました。作中ではそれがフィレンなのでは?と怪しまれる場面もありましたが、ラストにそれがダリシアであったことが語られる。
衝撃的だったのは、その後のダリシアの告白。アグリ・ユニオンが裏で開発していた第二世代知性植物と呼ばれる怪物は、世界を征服するための力。そして、その力を用意したのは、主人公である魔王による世界征服の為だったという事実が明らかになり、アグリ・ユニオンのフィーリエ支部もそのために作り上げられたとまで語る。
ただ、このダリシアの魔王に捧げるという考えは、フィーリエ支部に限定していたり、そもそも、監査部のニュクスが不穏な動きを調べていたりと、アグリ・ユニオン全体の意志というよりは、ダリシア個人の考えのように思える。
また、ダリシアと魔王との関係を考えていると、魔王とのつながりという意味で1章・2章にて戦ったオーロラの所属していた永夜が頭に浮かぶ。永夜は、星の塔を全て消すという目標にために動いており、どちらかというとプロローグに登場した過去の魔王に、星のない世界という語り掛けた謎の女性からの流れを感じさせる組織。彼女らは、魔王と同じく耳がエルフ耳になっていたり、今のノヴァの人と違い心相石に頼らず、魔法を使えたりと、過去ノヴァを支配していたの人たち、もしくはその末裔なのではないかと思われる。そういう意味では、魔王を知らないだけで魔王と永夜との間に何らかの繋がりがありそうで、ダリシアとも関係があるなんてことはありそう。
ただ、永夜とダリシアの間では目標が明確に異なっており、そうなるとダリシアは永夜との繋がりはなく、過去の世界との関係は薄そうな気もする。魔王という存在は、現代でもおとぎ話として世間に広まっていることを考えると、その魔王の伝説を信じているだけの現代のノヴァの人なのかなという気もします。
今回のバッドエンド
今回のバッドエンドは、終盤に同じシナリオから上下に2種類分岐とちょっと変わった感じでしたが、そこで語られた内容はなかなか面白いもの。
まず、片方のバッドエンドでは、魔王の力について語られる。現在9人まで魔王が済ました魂の契約ですが、何やら10人目との契約を迎えていれば、翠光の刃すらも敵ではないという話が語られる。現時点では、一切魔力がなく戦う術を持たない魔王ですが、魂の契約を規定数こなすことで新たな力が解放されるようです。
10人目との契約は、思った以上に重要な要素のようで、誰が10人目の契約者となるのか、そもそもその契約をするのか?というのが、ここからの話の鍵になりそう。
もう一つのバッドエンドの方では、マダムガイストに襲われて魔王が倒れてしまいますが、その時撃たれた薬が『人を植物人間』にするためのものとのこと。マンドラゴライトなどの知性植物の件で薄々そんな気はしていましたが、これを見るにどうにも4章で戦う事になった未恋ノ禍実は、この薬の被害者なのかなという気がしてくる。4章のバッドエンドの一つでは、ナツカの行方不明後、長い時間が過ぎ複数の未恋ノ禍実と戦うシーンがありましたが、アグリ・ユニオンの計画が裏で進んだ結果だったのかもしれません。
6章のガチャで来るだろう新キャラクターは誰?

ラール(聖夜)のガチャに闇☆4ピックアップが行われたことで、次回のガチャは闇属性の☆5が来ることが予想される中、気になるのはそれが誰になるのかということ。
5章ではピックアップが行われなかったことを考えると、6章でシナリオに絡んだ先行実装の巡遊者が来る可能性は高そう。
今回の話を見ていると、候補としてありそうなのは、ダリシア・フィレン・ニュクスあたりか。3~4章に加え、空白旅団の話の鍵であるエリーさんにまで絡む黒幕的な立ち位置のダリシアは、このまま素直に仲間入りするのか?と言われると怪しい、むしろ敵対するまでありそうな気がする。そうなると、最初に思い浮かぶのフィーリエ支部内の監査を行っており、5章では味方となったニュクス、そして、フィレンもその可能性はありそう。
フィレンは、現時点ではダリシア側のキャラクターではありますが、果たしてダリシアがフィレンに真の目的を伝えていたのかという点は不明。

以前の話の二人の会話では、計画が成功すれば大陸の経済を牛耳ることになる、とのことで、ダリシアが5章で魔王に語った目的とは何やら話が違うようにも思えます。
そうなると、魔王に世界を支配する力を与えるというダリシアの本来の目的をフィレンが知らないという可能性もあり、6章ではその事実を知りダリシアから離反したフィレンが味方になるなんてこともあるのかも。
フィレンに関しては、思ったよりも常識人、というか色々と周りに振り回される苦労人な気配がちらっと見えたのも、仲間入りしそうかなと思わせる点で、個人的には6章で話の中心に来そうな彼女が次のシナリオでの先行実装キャラになるのかなという気がします。
ダリシアのラストの言葉により、色々と気になる展開を見せたステラソラですが、その6章は近日追加とのことでまだ日程の告知はなし。果たして、ここから魔王はどのような選択を取るのか、ダリシアは何を狙っているのか、次回の更新が楽しみです。
※このページの画像は、『ステラソラ』ゲーム内の画像より引用しております。 © Yostar, Inc. All rights reserved.

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