2026年1月14日配信開始、週刊少年サンデー2026年7号で連載された龍と苺271話「懐かしい夢」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
懐かしい夢
大鷹・山野辺・斎藤
マッポ相手に初の一生を勝ち取った苺ちゃん、今回は彼女の過去が描かれる。ここでは、これまで詳しくは語られなかった初の竜王をとったあとの苺ちゃんと、大鷹、山野辺、斎藤との対局の様子が夢の中で描かれることになる。
特に大鷹が真剣に苺ちゃんの相手をする対局は、過去編で描かれた範囲では一度もなく、おそらく描かれたのは今回が初。その対局の中で彼が問いかけたのは、苺ちゃんが将棋を指す本当の目標。最強を目指すという言葉は、あくまで山野辺の言葉、であるなら、苺ちゃんは将棋で何を成し遂げたいのか、将棋を指す理由を100年後の苺ちゃんはすでに見つけているのか、このあたりが今後のお話にも絡んで来そうです。
また、冒頭で初の人間に敗北したマッポが、自らの同型のAIは既に宇宙に行っていると知り、ショックを受けていたシーンがありました。同型のAIが活躍する中マッポとしては宇宙開発には協力できず、将棋AIとしても人間に負ける。自らのアイデンティティの喪失ともいえる状況は、マッポが自らの役割である将棋に向き合う理由を描くことに繋がりそうな気もする。この点は、今回の回想で語られた苺ちゃんが将棋を撃つ目標とも少し重なってくる部分があるのかなという気もします。
山野辺との会話は、互いにSNSでの炎上騒ぎのあたりでちょっと笑ってしまいましたが、個人的には将来子でも孫でも真剣勝負がしてみたいという発言が、なかなか意味深。このあたり、ミクと餓狼との間今後拾われることもあるのかもしれません。。
苺ちゃんに不正疑惑
いよいよ2局目の対局がスタートなのですが、マッポは苺ちゃんに対して本体の監視を行うという対策をとる。
これは、AIに勝てるわけがないという前提の元、行われる対策ということで、おそらく苺ちゃんにとっては無意味なものだと予想される。あくまで一つの対策とのことなので、まだほかにも対策はありそうですが、どうにも今回勝てる感じはしませんね、
また、今回苺ちゃんが強くなった理由がまだ明かされなかった辺り、ここからのエピソードは、苺ちゃんがなぜ強くなれたのか?という点をマッポサイドから追い求めるお話になるなんてことはありそう。
ひとまず、次回これ以外にマッポがどのような手を打ってくるのか、気になるところです。


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