第6章 黎明告げる凱旋歌前半 感想
2026年1月12日にステラソラで実装されたメインストーリー第6章『黎明告げる凱旋歌』の感想・考察記事です。この記事には、6章『黎明告げる凱旋歌』前半のネタバレも含まれますのでご注意ください。
ダリシアの目的
4章ラストで魔王に使えるという真の目的が明らかになったダリシアですが、今回いよいよ彼女が何を考えていたのか、というのが語られることになりました。
とはいえ、前回ラストで語ったことは真実で、本気で魔王を世界の王にするというのが彼女の目的という点は間違いない。ただ、どうやら彼女が見ているのは、魔王本人というよりも自分の中にある理想の魔王。
ただ結局は自分の中にある理想の魔王のための行動を優先するため、魔王が何を言おうが、空白旅団の面々を排除することを強行したり、世界征服など望んでいないと語っても、その実魔王を軟禁状態で捕まえ自分の望む魔王の行動へと繋げようとしていることが伺える。
魔王についての知識は、自分で調べたもののようで、魔王のいた過去を知っているというわけではなさそう。今世間に広がっている塔を破壊し神器を世界から消そうとしたという魔王の話は、100年前魔王から力を奪ったノヴァ人たちが残したものとしており、実際は神器を行き渡らせるために管理していたというのが真実だと語る。
世界に残る伝承と、ダリシアの語る真実、結局のところどちらが正しいのかはわかりませんが、どうにも今の世界に嫌気がさしているダリシアがそれを望んでいるのが大きいように見える。ニュクスに裏切れたフィレンに対しては、友人とは都合よく利用するための存在、と語っており、この言葉から考えると彼女も過去に誰かに裏切られたことでもあるのかなと思わせる面もある。
何らかの理由でノヴァの人類に絶望しているが故に、伝説の魔王という存在にすがり、自らの願いを叶えてもらおうと動いているようにも見えます。彼女の目的は明かされこそしましたが、彼女の個人的な内心はまだ多くは語られておらず、もしかすると来週公開の後半パートではダリシア自身の過去について触れられることもあるのかもしれません。
これまでの行動と理由
そんなダリシアですが、三大依頼のキャンプの件、ヒナギクの家の件など、これまでの空白旅団が巻き込まれた事件の指示は彼女が出してた様子。マダムガイストたちが、何をしたのまでは詳しく知らなかった、とのことですが、果たしてどこまで本当なのかはちょっと怪しいところ。
三大依頼の事件は、未恋の禍実からフィーリエにあるとされていた未知の恩恵の印章、ビショップの恩恵の印章を回収するためのもの。ヒナギクの家へのフィレンの派遣は、そこにある古代の遺物の発見のためで、ヨダカブレッドのレシピの発見は本来の目的ではなかったことがわかる。フィレンが向かった翌日にヒナギクの家からエリーさん達は消えたとのことで、エリーさんが消えたのには、この古代の遺物が狙われたことが直接の原因ということなのかも。ダリシアが求めていたのは、魔王の居場所がわかる古代の地図とのことでしたが、なぜエリーさんがそんなものを持っているのか、それを知って姿を消したのか、色々と謎が残ります。
そして、ダリシアがビショップの恩恵の印章を求めたのは、現在の第二世代知性植物を製造するため。何やら知性を与えるのがビショップの力とのことで、これを求めていたのも知性植物の発展のため。さらに今回ダリシアは第二世代知性植物を発展させた第三世代の製造にまで手を付け始めており、燃料として人間を使う事で性能を向上させる。最終的にはフィレンすらも最後の燃料にしてしまうつもりで動いていたようで、魔王以外は本当にどうでもよいと思っている様子。
今回ニュクスを相手する時に見せた、一度は焼き尽くされたにもかかわらず複数の姿を見せる戦いについては未だ謎ですが、これに関しては4章のバッドエンドでマダムガイストが魔王に使おうとした人を植物人間にする薬なんかが絡んでいるのかなという気もする。
未恋の禍実が知性を持っていたのは、ビショップの恩恵の印章とも考えられますが、どうにも今のフィーリエでの知性植物の研究が絡んでいる点もありそう。また、知性植物の大本となったとされる謎の巨大な植物型の魔物についても、何やらありそうな気はする。このあたりがダリシアの力に絡んでいるなんてこともあるのかもしれません。
フィレンとニュクス
フィレンに焦点が当たった今回のお話。正直ダリシアの目的を知ったうえで彼女が協力しているのか?と疑っていましたが、今回の話を見ていると知ったうえでダリシアを裏切りニュクスと協力していたというのが正しそう。
魔王を軟禁しているにもかかわらず、ニュクスが合流しているだろう空白旅団との連絡をとれるよう、スマホを残してくれていたり、フィーリエの地図を提供して空白旅団の逃走を支援したりと、かなり露骨に協力する姿勢を見せている。また、前回のマイナや今回の魔王へココチャへの登録からのメッセージも、両方のタイミングで近づいてフレンド申請が行えたのはフィレンのみなので、フィレンが行ったと考えてよさそうです。
さらに、ニュクスが知っていた東からのアグリユニオン本部の襲撃の際には、ニュクスと同じように東の空を見ており、アグリ・ユニオン本部による襲撃の情報も知っていた様子。あの時点では、フィーリエ支部の人間は、本部の襲撃は察知できていないはずなので、これもまたアグリユニオンのフィーリエ支部での打倒ダリシアに向けて共に動いていた証拠となりそうです。
ただ、少なくとも過去回想で語られた時点では、父の件で、本気でニュクスを陥れることを願っていたのは間違いなさそう。前回語られた、4年前の開発部室長こそがフィレンの父で、その罪を追求したのが監査部のニュクス。その事件自体に、ダリシアが絡んでいたということはありそうですが、魔女周りの話も何か意味があるのか気になる所。あの時から今までの間にニュクスとの間に何があったのか?というのが次回のエピソードで語られることになりそう。前回
そんな今回、アグリ・ユニオン本部に絡んで元老院のロンソに、監査部のキャレスが登場となりました。思った以上に話の分かる人物で驚きましたが、次回フィーリエの事件の収拾させるのに協力してくれるのでしょうか。完全にとばっちりで攻撃を受けてしまったミスティ、今回のエピソードでは退場となりそうですが、今後怪我が治った後の彼女の活躍も気になる所。
そういえば、ヴィータがひたすらに進めようとする10人目の魂の契約、今の流れだとフィレンと行うということになりそうな気もしますが、そもそも10人目の契約自体が何やら怪しい気配もあり。果たしてここがどうなるのか、というのも気になるところです。
バッドエンド
今回のバッドエンドは、選択肢を選んだ後シナリオが少し続きその上でバッドエンドへ直行というこれまでとは少し違うもの。魔王が、ダリシアを従えた先の未来となっており、時間は4年後まで飛び知性植物による軍勢によりノヴァ大陸の支配がほぼ完了するまで話が進む。
魔王により逃がされた空白旅団を中心に、ダリシア相手の戦いが起きているようですが、その旗頭として映っていたのがコハクなのにちょっと違和感を覚える。あぁいうところにはいつもならセイナがいそうなものでしたが、後々の話で出てきたピンクのクマの人形の件を見ると納得してしまうものでした。
知性植物による侵攻は抑えきれず、アモールの恩恵意思も閉じこもり防戦一方。もはや、ノヴァ大陸の支配も目前といった感じですが、魔王が自ら肥料となり知性植物を発展させたが故に、燃料となった魔王自身が最大の弱点になってしまう。そこをフィレン達がつき魔王を倒したことで、ひとまずあの世界は救われるという形になりそうです。魔王自ら燃料となることを選んでいたのは、最後にこうなってダリシアの暴走を抑えることを考えていたが故ということなのかもしれません。
6章後半へ続く
今回は初のメインストーリーを半分だけ公開するという形式での新章更新となり、まだまだ、色々と謎は残ったままとなりました。
フィレンとニュクスの間に何があったのか、ダリシアの力とは何なのか?ヒナギクの家にあったヨダカブレッドのレシピ、魔王の居場所の地図に絡む、エリーさんの謎。
これまでの話の大本に大きくダリシアが絡んでいただけに、色々な謎が明かされるかもしれない後半のお話、公開が楽しみです。
※このページの画像は、『ステラソラ』ゲーム内の画像より引用しております。 © Yostar, Inc. All rights reserved.


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