2026年冬から放送開始した『葬送のフリーレン』のアニメ2期、31話『好きな場所』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
31話『好きな場所』
エトバス山の秘湯
前回からちらっと話題に上がっていた温泉のエピソードとなった今回ですが、前半のお話では素直に温泉回とはならずに話が進行。
30年前になくなってしまった村を目指して進んでいたフリーレン一行は、求めていた温泉がまだまだ先であることを知ると同時に、30年前に話を聞いたというエトバス山の秘湯へ向けて足を進めることになる。
何やらその秘湯には、以前ヒンメル一行も行っていたとのことで、そんなかつてのヒンメルたちの旅の後をなぞるように、フリーレン達が山の秘湯を目指すことになりました。
その旅路はなかなか過酷。山道を抜けるだけならともかく、謎の三つ首の魔物の縄張りを抜ける必要があるとのことで、大規模なモンスターの討伐まで必要。一見竜のようなモンスターでしたが、フリーレンの話ではトカゲに近い物とのことで、実際に足を使ったドタバタとした走り方を見ると、その意味がよくわかるものでちょっと笑ってしまいました。
そんな今回、シュタルクも、かつてアイゼンからこの温泉の事を聞いていたことがわかる。あくまで足湯レベルのちょっとした温泉、ここまでくる苦労がとても大きい場所ですが、そこまでいく旅路の方が本命というのは、実に本作らしいまとめ方でした。
シュタルクとフェルンのデート
後半のお話は、何とか次の待ちまでついたフリーレン一行のお休みの一日といった感じのお話。フリーレンは、ちゃんとした温泉にすっかりつかり切りになっており、他のお客さんからはお嬢さんと呼ばれる。このエピソードの終盤、シュタルクからおばあちゃん呼ばわりされていら立ちを見せていた当たり、あのお嬢さん呼びは内心喜んでいたりするのかな、などと少し思ってしまう。
そんな後半のお話ですが、あくまで温泉はフリーレンが入っていただけ。話の主軸になりそうなのは、シュタルクとフェルンのデートに絡むお話。
温泉につかりっきりのフリーレンがいないことで、部屋に二人きりになったシュタルクとフェルン。フェルンの構ってくださいと言う言葉に対して、返し言葉でデートに誘ってしまうシュタルク。その何気ない一言、フェルンからすれば一大事だったようで、本を落とすほどの衝撃を受けながらも、シュタルクからのデートの誘いにO対してOKを返す。
とはいえ、デートの機微などわからないシュタルクが、フリーレンへと教えを乞うことになっていく。なんだかんだ最初は私相手でいいのかと言っていた彼女ですが、お姉さんとして本領発揮。シュタルクのデートの予行演習へと話が進む。
シュタルクとの予行演習の中、フリーレンはハイターの存在があったからこそ、フェルンの好きな物、嫌いな物を知ることができたと語っていましたが、そんなハイターのフェルンへ向けた一つ一つの言葉を覚えていたのはフリーレン自身であることも間違いない。フリーレン自身のフェルンへ向けた思いが感じられるお話でした。
そんな今回ですが、あくまでデートまではいかず、次回へと持ち越す様子。果たしてこの二人どのように街へと繰り出すのか気になるところです。


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