2026年2月25日配信開始、週刊少年サンデー2026年13号で連載された龍と苺277話「ピーク」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
ピーク
6局目の決着へ
苺ちゃんとマッポとの対局の6局目、指し直しにより3局目と非常に長丁場の勝負となっている今回の対局。
ここで負けてしまえば終わりという苺ちゃんの6局目ということもあり、ついここで負けることはないだろうと思いながら読み進めてしまいますが、それでもマッポの迷いのない打ち方、苺ちゃん側の内面の描写を見ていると手に汗握る展開が続く。
そこで持ってくるのが、以前の話でも触れられていた、苺ちゃんのピークのエピソード。まだ若い頃に5年後か、10年後かと、言われていた苺ちゃんのピークですが、本人がそれがまさに今であると思う一コマは、何とも言葉にしがたい熱量を感じさせるものでした。
そんな今回の対局、一見すると表には苦しそうな面を見せず余裕がありそうに見えたマッポですが、そもそも千日手に持ち込まざる負えなかったという状況が、苺ちゃんの実力を推し量れていなかったが故の物。やはり、6局目の対局は苺ちゃんの勝ち。
そう思わせた瞬間に、いよいよシンギュラリティを迎えたマッポ。今回マッポのミスで動いた指標は、48:52と僅差ではありますが、お互いの実力の高さを考えれば50:50から動いた時点で今回の対局は苺ちゃんの勝ちと考えてもよさそうではありますが、果たしてここからどこまでマッポが粘るのか気になる所。
とはいえ、これまでと違うのはまだ最後の対局がこの後控えているという点。7局目は、シンギュラリティを迎えたマッポと最初からやり合わなければならないという、これまでとはまた違うレベルがなる。いよいよこれが最後の対局となってもおかしくはない相手ですが、果たしてここからどのようなお話が描かれていくのか気になるところです。


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