2024年9月8日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第7作目の作品『仮面ライダーゼッツ』27話『Case27 戯れる』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
Case27 戯れる
仮面ライダードォーンとジーン
前回の突然の仮面ライダードォーンの乱入から始まった今回のお話、CODE・ザ・レディとは完全に別陣営らしき第三者の登場で色々と話がかき回されることになる。ドォーンとの初の戦闘は、夢の中での戦いを反映するかのように寝たまま派手に吹っ飛ぶ莫のすさまじい寝相に少し笑ってしまいました。
そんな仮面ライダードォーンの変身者であるジーンに対する描写を見ていると、ザ・レディからは眠るねむにあの男と関わってほしくないと語っており彼女も相当警戒していることがわかる。そして、CODE側の視点では、コードソムニアが産んだ異分子と語っており、彼もまたCODEの計画によって作り出された存在であることが示唆される。ジーンについてはOPで裏切りそうな予感があるコードナンバースリーが関係しているのかとも思っていましたが、今回の描写を見る限りではスリーも彼の登場は想定外だったようです。
更にもう一点気になるのは、今回のジーンの莫に対する態度で、まるで莫が見てきた予知夢の内容をすべて把握しているように見えた事。シャドウナイトメア、ウルフナイトメアの二体を檻から解き放ち戦わせていましたが、シャドウナイトメアに一度ゼッツに負けていることを伝え、その後のシャドウナイトメアとの戦いでの同じ夢を見るのは退屈だろうという語り口は、莫の見てきた予知夢を知っているから出てきた言葉の様でした。
ジーンもまた莫のように予知夢の力を持っているのか、はたまた、莫が皆に知らせた予知夢の内容を聞いていたのか。そもそも、彼がいたあのナイトメアが収容されていた檻のようなものは施設はなんなのか?という点も謎で、終盤に向けた話の中でキーパーソンとなっていくのは間違いなさそうです。
2週目の莫
ジーンの登場が一番大きなインパクトがあった今回ですが、いよいよ莫の二週目の戦いも本格的にスタート。これまではCODEから与えられていたミッションですが、これからは自分でそれを定めていかなければならない、というところまでは良いのですが、これまでの英語名でのミッションに習い、辞書を引いて英語を探し出す莫にちょっと笑ってしまう。コミカルなシーンではありましたが、ここは同時に莫が、CODEのエージェントであるセブンではない莫自身として、行動を始めたことを象徴しているようにも思える。怪事課のメンバーや美浪との交流なども相まってなかなか良いシーンだったように思えます。
また、今回の莫、新たにガチャを大量に引いて、ダブりを重ねることでその力が倍増されることを今更知る。ゼロがそのあたりを教えていなかったのは、何かリスクがあったりするのか、とも思ってしまいましたが果たしてどうなのか。しかし、この辺の莫の描写、あきれる美浪の態度も相まって、何やらソシャゲのガシャに課金している凸れたことを喜んでいるように見えて仕方ありませんでした。
ただ、この後莫が語っていた、カプセムはこれからを生き抜くための夢を叶える力、というセリフがなかなか印象的。皆が夢を悪夢という悪い方向ばかりに語る中で、その言葉を自身の理想である夢を叶えるという前向きな捉え方をしているというのは、莫自身のこれからの行動にも重なっていくのかも。予知夢の世界ではコードナンバーセブンというCODEのエージェントを言われるがままにやっていた莫でしたが、ここからエージェントになるという夢を叶えるべく自ら動いていくというのが重要な要素になっていく気がします。そろそろ時期的には最終フォームの登場もありそうですが、その辺が最後の強化でも拾われるのかもしれません。
そんな莫ですが、現在の目標としているのは、小鷹の救出と仲間入り。予知夢の世界では自らの目的のためにナイトメアを悪夢を叶えようとしていた小鷹ですが、今の世界ではまだ取り返しのつく状態。小鷹からしても、CODEとの関係を断ち、自らの意志で行動する莫相手に敵対する理由もないといえばないはず。果たして、ここからどのように話が動いていくのか気になるところ。個人的には、今回も倒れたシックスの事をやたら心配していたコードナンバーファイブとも、もっと接点が増えていってくれないかなと思ってしまいます。
ジーンの乱入でより一層混沌としてきた二週目の世界、果たしてここからどのようになっていくのでしょうか。


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