ONEにより独自に不定期更新されているWeb漫画ワンパンマン。2026年3月31日に更新された原作157話の感想・考察記事です。ネタバレを含むので注意してください。
リュウモン怪人化?ドラゴンの謎
金属バットとマッコイ
前回の更新が昨年の10月30日ということで、4カ月ぶりの更新となった今回のお話。駆動騎士へのサイタマの一撃で決着がついた前回から果たしてどのように話が続くのかと思っていましたが、今回は152撃目でのファジー・金属バット関連のエピソードの続きが展開されることになりました。
金属バットを襲ってきた、二人組ですが、むしろ人の姿を捨てたことで戦いやすくなった金属バットにやすやすと倒されてしまう。ここで出てくるセリフが、やりやすくなってありがとう、なのが金属バットのS急であるが故の底知れぬ強さを見せていてよい感じ。
そして、そんな戦いの裏では、マッコイと捉えられていた本物のファジーの遭遇が描かれる。ネオヒーローズのリーダーであるファジーは、あくまでファジーの思考をなぞるだけのアンドロイドであることが明かされ、そんな暴走する機械を止める予言をマッコイに伝えるも、その裏には偽のファジーの側近たちが迫ってくる。
そんなピンチのマッコイを救ったのは金属バット。再び金属バット共にファジーたちに立ち向かう事になる中で、回りくどい予言を呟くファジーとそれをわかりやすくまとめるマッコイ、それを当たり前と言ってのける金属バット、それぞれのキャラが良く出ている流れで面白かったです。
偽ファジーの目的
再び偽ファジーの元へ向かったマッコイ達がですが、マッコイを逃がして立ち向かったリュウモンはエーにやられてしまったらしき描写が挟まれる。
そんな状況で、大きく描かれたのは、偽ファジーの思考。基本的には人間に負ける要素がないはずの自分たち機械が、それを上回ってくる人間を知り、コピーしようというのが今の行動の根っこにある様子。このあたりの描写は、前回、駆動騎士がキングの力や、サイタマの力を再現して戦っていた点とも、繋がりがあるように見え、この辺がクセーノ博士の目的と繋がっているなんてこともあるのかもしれません。
そんな中、リュウモンのピンチに、金属バットが駆けつけるという展開になるのかと思いきや、待っていたのは逆にやられているエーと扉の向こうにいる、謎のドラゴン。その後のアマイマスクの乱入と最後のどういう状況だ?という問いかけは、読んでいる読者でさえ意味の分からない状況であるが故に、金属バットのツッコミに思わず笑ってしまいました。
リュウモンのドラゴン
リュウモンが怪人化したと言われているドラゴンは、彼が体に描いていた近所の公園のガキがデザインしてくれたものが具現化したような姿。更に、今のところは攻撃されたのもエーだけという事を考えると、暴走しているわけではなく、その精神はヒーローになろうとしたリュウモンのままななのかもしれません。さらに、ここにアマイマスクが来たというのも、リュウモンとアマイマスクの境遇を重ねる展開をここから描くが故なのかなという気もする。
一度はリュウモンがエーにやられていたらしき描写が挟まれた中で、自分たち機械を上回ることがある人間の驚異的な力の理由を知ろうとする偽物のファジーが最後に驚いていたのも、そんな可能性をリュウモンが見せたから、と考えたほうが筋が通りそう。
果たしてリュウモンが怪人化したと言われているドラゴンが次回どのような行動を見せるのか、気になるラストとなりました。


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