2026年4月1日配信開始、週刊少年サンデー2026年18号で連載された龍と苺282話「100年経っても変わらない」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
100年経っても変わらない
マッポと苺
いよいよ始まったマッポと苺との対局。対局場は、中学時代爺さんとの出会いの場であるカウンセリングルームという事で、いよいよクライマックスの近さを感じさせるもの。
ハワード達のチームとマッポとの会話も挟まれましたが、もうマッポからするとハワードたちとは話したくもないといった感じ。特にハワードに対するマッポは、なかなか辛辣な評価。根はいい人みたいな、勘違いされやすいからの、性根からろくでもない、という流れに思わず笑ってしまう。
苺ちゃんの事は認めてはいるマッポですが、ハワードによく似ていると言われた時のムカと、それに対する藍田さんに似たのかな、に対する苺ちゃんのムカが、よく似ており、マッポの言った通り苺ちゃんにもかなり似ている感じがひしひしと感じられる。
なんだかんだこれまでの開発者に対する思いやりがあったAI達と異なり、ハワードの事はむしろ嫌ってもいそうにも思えるマッポですが、なんだかんだ付き合いも長い苺ちゃんの方がそういう立ち位置になっていくなんてこともあるのかもしれません。
そんな中、苺ちゃんは再建された中学校の中を歩き、棋部の部室まで用意された学校の中で、再び勝ちに行くことを決意する。勝ち目がない相手に挑むという、ある意味本作の根っこにあるお話。これまでのAI相手は、まだ何とかなるんじゃないか、という感じもありましたが、今のマッポは本当にまったく勝てる見込みが見えない相手。果たして、そんな相手にどのように勝ちを掴みに行くのか、ここからの展開が楽しみです。


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