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アポカリプスホテル 2話『伝統に革新と遊び心を』感想

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アポカリプスホテル2話感想 アニメ
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2025年4月9日より放送開始、監督:春藤 佳奈 キャラクター原案:竹本 泉 シリーズ構成・脚本:村越 繁によるテレビアニメ『アポカリプスホテル』の感想記事です。ネタバレを含みますので注意してください。

2話『伝統に革新と遊び心を』

銀河楼十則のうちの一つ『伝統に革新と遊び心を』をサブタイトルとした今回、まさに宇宙人という革新的なお客様とのファーストコンタクトを描くお話となりました。

前回ラストに登場した宇宙人のお客様、前回時点で言葉が通じないのは分かっており、今回も冒頭からヤチヨさんが全力を出して地球の言語に検索をかけるも対応する言語はなし。口が♢になってしまった瞬間は、いよいよ問題発生、早速ヤチヨさんが荒れるのかと思いましたが、ボディランゲージを通じて接客を行っていく流石一流のホテリエロボットの腕の見せ所といった感じさせながらも、その真面目な対応と抜けた状況とのコントラストに少し笑ってしまう所もあるシーン。

未知の宇宙人との遭遇ということで、ここらあたりに狸の宇宙人たちが登場して言語を融通してくれるなんて展開が来るのかなと予想していたのですが、そんな予想は裏切られ、言葉が通じない宇宙人のお客様とどう向き合っていくのか、というテーマで話が進行したのは、意外ながらも面白かったです。

そして、前回のシャンプーハットに絡むお話は今回思ったよりも重要なエピソードとなり、宇宙人緒お客様はシャンプーハットを必要としないという、前回に引き続きちょっとずれたヤチヨさんのお話かと思わせつつも、後々それをきっちり拾い存続確率0%エピソードを今回の可能性で考えるという話につないでくるのもなかなか良い感じ。お客様の聴きかと思いきや水に沈んだヤチヨさん、オーナーとの回想で伝えられた可能性にかけるという言葉に繋がる流れもなかなか良い感じ。

茶の心を通じて宇宙人ともわかり合おうとするヤチヨさんでしたが、未知の空間で心が通じ合った…かと思いきや単にお茶が苦く噴き出してしまうだけ、と、未知との遭遇はそんな簡単なものではないという厳しさも感じられる良いシーン。

今回の一連のお話、結局ヤチヨさんと宇宙人さんは意思を疎通できたのかどうか、と言われると正直そこはさっぱり。しかし、それでもヤチヨさん達の接客は、宇宙人さんを満足させるに至っていただろうと感じられる終わりとなっているのが趣深いお話でした。

環境調査ロボット

回謎のお客様とは別件で現れた新たなロボット『環境調査ロボ』、その名の通り地球の環境を調査し、宇宙に鳶った人類に情報を伝えるのが仕事とのこと。元々は世界各地につくられ大量にいたようですが、最近オセアニアにいたとされる最後のロボットとも通信が途絶。日本に残された最後の一機となってしまったとのことです。

このロボット、人の言葉を話しヤチヨさんともコミュニケーションをとることが可能…なのですが、異様にノリが軽い。人類が帰還するカギを握っているとのことで、そのあたりには自負もあるようですが、やはりそれ以上にノリの軽さが目立つ。このロボットの性格については、もしかすると、人類からの返信がずっと来ないことを知っていたが故、自身の存在意義を失い、やけっぱちになっているのかという気もする。

そして、今回ヤチヨさんにそのことを伝えると、ヤチヨさんは前回でも見せたホテル存続不可能の絶望モードへと入ってしまう。人類が生き残っている確率はほとんどないと伝えられた瞬間、目にノイズが走り接客態度や朝の挨拶も露骨にテンションが低いヤチヨさん。お客様の心もわからないと絶望するヤチヨさんですが、むしろこのあたりの宇宙人のお客様は、料理を分かりやすく喜んでたいたりと、ホテルを楽しんでいるらしきシーンが挟まれており、すれ違いを感じさせてくる。しかし、最終的には、そこから更にヤチヨさんが一歩進んで前を向き直すという流れは良い展開でした。

しかし、この環境調査ロボット、なぜか宇宙人を排除するシステムまで用意されているというのはちょっと気になる所。今回のラスト、ヤチヨさんにも宇宙人との接客というエクストラミッションを達成したことでの給湯機能追加…なんてものもありましたが、何やら宇宙人が接触していることを想定されていたようにも思える。ちょっとしたギャグシーンというだけにも思えますが、このあたりにも実は何か意味があったりするのかなと思わせてきます。

そういえば、少し余談ですが、今回もちらっと活躍したハエトリロボサンが良い感じでした。ヤチヨさんに余計なことを伝えた環境調査ロボに一撃くらわすあたりは、やはりヤチヨさんからロビーを任されるだけの事があると思ってしまいました。

宇宙人のお客様

今回やってきた宇宙人のお客様、ひとまずヤチヨさんの認識では『ノージューマー』とのことでしたが、そもそも、それが本当の名前なのかもわからない。宇宙から宇宙船に乗り地球にやってきたとのことで、それが与えた周囲の環境変化によって環境調査ロボがやってくるきっかけにもなっていました。

相手のポーズの傾きを直したり、相手の頭の上に物を置いたり、という行動は好意的な対応に見えましたが、意図はいまいち読み取れず。外での活動で汚れたマントを綺麗にすると、喜んでいるようにも見える対応をするも、次のタイミングではマントを破り捨ててしまったりと、何を考えていたのかは不明。大きな音は苦手らしく、音が鳴るとびっくりしていたり。肉料理は謎の装置を使って解析したのち食べるも何やら真っ赤になっていましたが、魚料理はお気に召したりと、様々な反応は見せてくれました。

結局、最後まで意思疎通は正確にはできず、まさしく謎の宇宙人といった感じで、果たして何をしにやってきたのか一切わからないままラストを迎える。しかし、何やら水に自分の中から出ている毒々しい液体をつけていたり、植物を調べていたりと、何らかの目的と意思を持って行動していたことは分かりますが、何をしていたのかは不明。

気になったのは、体液を水につけていたシーンで、ぱっと見は、地球の環境を汚染しているようにも見える。それこそ環境調査ロボが何してるのかを教えてくれればよいのにと思いましたが、何も調査してくれないので、何が起きていたのかわからないまま。ただ、今回の宇宙人の行動を見ていると、悪いことをしているようには見えず、果たして何が目的だったのか。

そして、一番気になったのは、ホテルからチェックアウトする際に、ヤチヨさんに渡した植物の種のようなもの。何やら宇宙人は地球の環境の調査をしていたようにも見えたので、もしかすると、この植物が地球の環境を人が住めるものに戻す鍵となるのかななんて気もしました。

そういえば、今回、環境調査ロボが登場しましたが、現在の地球環境が人が住めるものかどうかという点は一切言及がなかったのも気になるところ。人が戻ってくる確率はない以上、その話をロボットにしても無駄という事なのかもしれませんは、果たして今の地球はどうなっているのか、地球人が戻ってくることはあるのか、このあたりもやはり気になってくるお話でした。

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アポカリプスホテル ネット最速配信・無料配信情報【2025年春アニメVODサブスク情報】
2025年4月8日(火)より日本テレビ系列にて放送開始されるアポカリプスホテルのネット最速配信・無料配信情報をまとめました。
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又三郎

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