2025年春よりYoutubeにて配信、リコリス・リコイルのスピンオフ作品『リコリス・リコイル Friends are thieves of time』の1話『Take it easy』の感想記事です。
1話『Take it easy』
喫茶リコリスでのお花見
2022年に放送されたリコリス・リコイル本編から3年ほどたった今、Youtubeにてショートムービーが公開となった本作。ショートムービーの名の通り2分ほどの短い映像ながらも、たきなと千束二人の交流を中心としたエピソードとなっており、二人の掛け合いが描かれる作品という感じでした。
姿こそ映っていないものの、隣の花見会場からばっちり酔っ払ったミズキさんの声が聞こえてきており、売れている桜茶の量的にもなかなかの賑わいを見せていることが伝わってくる中での二人のバイト活動が描かれました。
銃を背負ったたきな、冗談なのでしょうが、かつての彼女を思い出すとどことなく本気でやっているようにも見えてしまうのが面白かったです。
個人的にちょっと気になったのは、記憶のたきなよりもだいぶ対応が優しい、というよりもトゲトゲした感じが抜けている様子に見えた事。何となく本編での喫茶で働いている時の彼女というよりは、本編後のような雰囲気も感じましたが、本編のラストはハワイにて出店していたはずなので、その後の話なのか、はたまたスピンオフオリジナルの時系列なんてこともあるのかも。季節が張るという事も踏まえると、もしかしたら、ハワイから戻ってきた後の話という感じなのかもしれません。
二人の掛け合いの最後には花の塔も流れて、リコリコのラストといった感じの雰囲気がばっちり出ていてよい感じ。
毎週水曜更新という事で、次回は『Miles away』とのこと。公開されている画像では、何やら海外らしき景色も映っており、もしかしるとハワイでの出来事なんてこともあるのかもしれません。果たして、どのようなお話が描かれるのか楽しみです。
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