2025年2月2日より放送開始したプリキュアシリーズの22作目、アイドルを題材とした歌とダンスが魅力の作品『キミとアイドルプリキュア』13話『フレッフレッ!!キラキライト!』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
13話『フレッフレッ!!キラキライト!』
キラキライトをみんなが持ってる
今週の放送は球技大会のエピソード。若葉ちゃんなるバレー部のクラスメイトが転校してしまう先輩に恋をしてしまう。告白の背中を押す一歩として、球技大会の優勝をみんなで目指すことに。
冒頭の睡眠シーンでは、元気よく鼻提灯をふくらますうたちゃんの睡眠シーンから始まるも、何やらうたちゃんが幼げな姿で描かれていて一瞬妹のはもりちゃんの方が映っているのかと思ってしまいました。
そんなうたちゃんを、プリルンが応援して起こすという話の流れでしたが、今回はその応援にスポットが当たるお話でもありました。
若葉ちゃんの背中を押すために、皆で球技大会の練習ですが、ちょっと意外だったのはうたちゃんがそこまで運動が得意そうではなさそうなところ。何となくここ数年、体を動かすのが得意そうな面々が主人公だったこともあり、うたちゃんもそういう方面は得意なのかと思っていましたが、思ったほどではなさそうです。逆に、普段からダンスをやっていたこころちゃんの方は、バレーの方の動きもよく見えていたりと運動方面が得意そうな印象を受けるお話でした。
また、今回そのバレーの中でうたちゃんが腕を怪我するシーンが挟まり、そのままプリキュアとして戦闘することになっていましたが、その怪我は治っていませんでした。変身前に怪我した腕は変身しても治るわけではないんですね。今後のお話で特に生かされるわけではない気もしますが、何となく記憶に残ったシーンでした。
ただ今回のお話一点気になったところもあり、それは球技大会の応援シーンで、生徒たちがみなキラキライトを振って応援していたところ。学校という場にあまりにも不似合いな玩具感満載のライト、それを男女問わず迷わずに振っている様は、今回のサブタイトルの通りキラキライトをアピールしようという放送上の思惑がわかりやすく感じられるとともに、少し異様な光景にちょっと笑ってしまいました。
応援を力に
球技大会の応援が若葉ちゃんの力になったり、プリルン達の応援がプリキュアの力になったりで、今回のお話は、応援を力にという部分がテーマになっていたようです。
特に今回応援なんて意味がないとしていたメロロンが、プリルン達の姿を見て何やら思うところがありそうだったのが気になる所。アイドルものに対してファンからの応援、というのは何やら重要な要素となってきそうな気がしますが、今後のパワーアップないし、追加のプリキュア辺りに絡んでくるお話なんてこともあるのかも。
また、何やら今週はカッティさんの様子がいつも以上におかしく、キラキラが生理的に無理なところは変わらずとも、球技大会を皆が応援する様子に心動かされているようにも見えました。
お話も1クール目が終わり2クール目に突入、ここから中盤の山場を迎える時期に向けてカッティさんに何か大きな変化がありそうな予感がするお話となっていました。
何かありそうといえば、思ったよりもちょこちょこ出てくる割に本筋に大きく関わってこないレジェンドアイドル響カイトに関しても何か動きがあるのか気になる所。今回のお話、応援以外にもう一つのテーマとして恋というものがあったように思えましたが、今のところよくわからない感じのうたちゃん。彼女がそのあたりに気付くお話なんかも今後来るのかもしれません。
次回『お母さんへ~こころからのメッセージ~』
次回は母の日回とのことで、こころに焦点が当たるお話となるようです。母親には一段と強い思いを持っていそうな彼女の話という事で、何やらつらい面もありながらも良いお話となりそうな気配がします。
予告では、汗だくになっているうたちゃんの姿もちらっと映っており、果たして何をしてしまったのかというのもちょっと気になるところです。
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