2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー11話『解き放て野生!野獣遣いが笛を吹く』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第11話『解き放て野生!野獣遣いが笛を吹く』感想
早々にリング二つ回収
今回は冒頭から一人でライブの特訓をする白夜陸王の前に二人の指輪の戦士が登場しバトルから始まる。何やら陸王に恨みがある被害者の会とのことで、てっきり陸王の過去、アイドルから干された理由に何か絡んだお話なのかなと思っていたところ、単に彼女や結婚相手が陸王に魅了されてしまったが故といった感じで、陸王の過去に何があったのかという点は特に関係なかった様子。
そんな二人ですが、ジュウオウジャーとサンバルカンの指輪持ちという事で、一応テガソードに認められての事だった様子。あの感じですと、シンプルに陸王への復讐という願いで戦っていたように見えましたが、そうなるとテガソード様も結構自由に指輪を配っているようですね。
そんなこんなで、結構軽い経緯で手に入れた二つの指輪ですが、今回のエピソードではなんだかんだ両方大活躍。入手経緯はちょっと雑な感じでしたが、味方サイドできっちり活躍してくれるとなかなか見てて気持ちいいものです。
等々力凱亜登場
今回のエピソードでは、ガオレンジャーの指輪を持つ等々力凱亜という新キャラクターが登場となりました。何やらオカリナを演奏しながら登場する様には、トッキュウジャーの虹野明をちょっと思い出してしまいましたが、こちらもなかなか強烈な印象をもったキャラクター。
何やら俺の大切なものを奪った一本角の獣を探している、さらにちょうど都合よく角乃がいなかったという状況も重なっていたことから、てっきり角乃に心奪われてしまったとかそういうオチなのだろうかと思いながら見ていました。
しかし、そんな彼の目的は今回の話のラストで明かされることになる。ノーワンワールドの女王肝入りの実験体となっているノーワンの素体になったのが凱亜の恋人?であるルナとのことで、彼女を取り戻すために戦っていたようです。
前の教授に引き続き、なかなか強烈なキャラをした野獣使い、その能力も動物に適した楽曲を奏でることでその野獣を支配することが可能というもの。単に動物を操作できるというだけならば、程々といった感じですが、動物モチーフの戦隊戦士までも支配可能とのことで、吠がすっかり犬のようになってしまっているのにちょっと笑ってしまう。
とはいえ、皆それぞれ動物・恐竜をモチーフとしているゴジュウジャーからしてみると非常に強力な相手ですが、そんな彼に対して陸王は、今回手に入れたジュウオウジャーのリングを使って対応。ジュウオウイーグルから、ジュウオウゴリラへの切り替えで演奏を回避という、本家の性質をばっちり生かしていました。
イーグル繋がりということで、ジュウオウイーグル、ゴジュウイーグルの二人での空中での連携なんかも見れてなかなか良い感じでした。
鬼ごっこノーワン
今回現れたノーワンは、鬼ごっこナンバーワンのノーワンでしたが、その登場には吠がいつぞやの常夏との鬼ごっこをきっちり思い出していたのが良い感じでした。常夏さんそのうち再登場もありそうな気がしますが楽しみです。
普通の鬼ごっこに、氷鬼、高鬼等々、様々な鬼ごっこを題材としたバトルが繰り広げられるも、今回特に印象に残ったのは最後の吠の鬼ごっこ。タッチされたら俺が鬼、とのことで、即座に攻撃に切り替え、更にはルールに縛られないとのことで、俺ルールを展開。子供たちが鬼ごっこをやっている中でこれをやられたら顰蹙が集まりそうな俺ルール前回な吠ですが、実に吠えるらしい解決方法で笑ってしまいました。
最後には、きっちり相手をタッチして撃破、向こうはもう追う事も出来ないため、吠が鬼ごっこナンバーワンとなり決着となりました。
次回 邪鬼、吠える
まさにガオレンジャーといった感じのサブタイトルとなる次回、今回ラストに登場した一本角のノーワンと、等々力凱亜との因縁が描かれるお話となりそうです。
これはもうナンバーワンバトルではないとの一言も予告にありましたが、果たして何が起きるのか気になる所。
予告には吠の力を借りたようなテガソードの姿や、ガオキングも登場しており巨大ロボ戦もなかなか盛り上がりそうで楽しみです。ガオキングの登場には、ジュウレンジャーの指輪の力が関係していたりするのでしょうか。
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