2025年5月12日に配信、週刊少年ジャンプ2025年24号で掲載されたOnePiece(ワンピース)最新第1148話『ローニャ』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1148話 ローニャ 感想
ローニャ
今回タイトルにもなったローニャは、そんなソマーズ聖が選んだ最初の人質。彼女の命を救いたければ図書館を燃やせと命令するも、今のエルバフの礎となっているそれを燃やしてしまう事との間で揺れるエルバフの面々。さらにソマーズ聖は、本を外に出すのは禁止という要求を加え、ある意味オハラで本が残るきっかけとなった事を二度と起こさせないための徹底した処置といった感じ。
それに対していばらの能力に対処するためロビンは自身の分身事ソマーズ・聖を下に落とすことで能力の範囲外へ持ち込もうとする。しかし、そんな作戦も失敗しソマーズは茨を引っかけ戻ってくる。そして、そもそも軍子による矢印の力もどうしようもないという問題まで残っているというのが厳しい。そもそも、軍子の能力が非常に厄介そうですが、ここからこの能力を攻略していくのかも気になるところです。
ローニャの想い
しかし、ローニャの話す図書館が好き、本が大事だから私が落ちたほうがいいという言葉は、戦いから文化の道を選んだエルバフの子供だからこそ言えることであり、それが結果的にローニャを助けるという方向に意思を固めるきっかけになる。昔の戦士たちの国であったなら、子供一人でエルバフの誇りを傷つけるなどありえないなんてこともあったかもしれませんが、ある意味エルバフという国が変わったが故の選択となりました。
ロビンの抵抗も意味がなく、再生能力により攻撃も効かないソマーズ聖の高笑いが響く中、スコッパーギャバンが登場。彼の登場に気付いた瞬間にソマーズ聖の表情は変わり、再生ができない一撃をスコッパー・ギャバンが与える。
これまで、一切対抗する手段がなかった神の騎士団の不死性、スコッパー・ギャバンはそれを無力化するすべを持っているようです。そうなると、やはり今回のエピソードは、神の騎士団相手に戦うすべを得るお話となりそうです。
今回のギャバンの攻撃を見ていると、覇気のエフェクトは少し出ていますが、他のキャラが使うものと比べるあまりバリバリッとなる演出が出ていないように見える。また、以前ルフィと戦った際に見せた斬撃も、あまり覇気のエフェクトが出ていなかったようにも思えます。このあたりから考えると、覇気の力をより集中させ外に漏らさない扱い方をできているが故に、ビリビリとしたエフェクトがほとんど出ず、同時に不死の力を破れるほどの攻撃力となっているなんてこともあるのかも。
とはいえ、まだなぜ再生を無効化したのかという点については謎のまま、次回その種明かしがあるのか、ルフィたちが新たな力を得るのかと色々気になるラストとなりました。
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