2025年2月2日より放送開始したプリキュアシリーズの22作目、アイドルを題材とした歌とダンスが魅力の作品『キミとアイドルプリキュア』15話『ねえたまメロメロ大作戦メロ~!』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
15話『ねえたまメロメロ大作戦メロ~!』
メロロンの嫉妬
どうにもうたちゃん起床シーンから始まることが多い気がする本作。今回もその流れからのスタートで、いつにもまして寝相が悪いうたちゃんの様子からお話が始まる。
今回のエピソードは、うたちゃんに嫉妬するメロロンが、プリルンを奪われまいとアピールを続ける。以前から描かれていた通り、メロロンからプリルンへの矢印は大きいようで、なかなか奇怪な寝相によりプリルンがうたちゃんのベッドにもぐりこんでしまう事もあり、毎度毎度なかなかに嫉妬する表情を見せる。
メロロンが何に怒っているのかよくわかっていないうたちゃんが、なまじ仲良くしようとするが故に余計メロロンの反発を買ってしまうというのがなかなか面白く、そんなうたちゃんに対して、割とこころちゃんが容赦のない発言を飛ばしているのにちょっと笑ってしまいました。そんな中、ななちゃんはひたすらにプリルン可愛いとなっており、そこはかとなくある彼女のマイペースさも実感できるお話となっていました。
メロロンの謎?
今回はプリルンとメロロンに主軸の当たった話となっていましたが、その中でメロロンに関して気になる話もちらちらと上がる。
まず、そもそもなぜ彼女が人間の世界に来れたのか、という点についても触れられており、女王様もその理由は把握できていないようですが、扉がメロロンの気持ちに答えてくれたが故といった感じ。ただ、彼女はハートキラリロックなる伝説のアイテムを所持していたことから、これが人間界に来れた理由に絡んでいたなんてこともあるのかも。そういえば、このハートキラリロック、ハナミチタウンでは、恋の伝説になっているのは単なる偶然なのか。ただ、キラキランドとハナミチタウン自体に何やら関係が深いことを思うと、過去に何かあったなんてこともあるのかもしれません。果たしてこのハートキラリロック、アイドルプリキュアの強化アイテムとなるのか、はたまたメロロン達が変身するカギとなるのか、今後気になる要素となってきそうです。
また、今回メロロンはキラキラできない妖精だったと明言されたのもちょっと気になる所。キラキラできないというと、チョッキリ団を思い出しますが、そもそもキラキラを嫌っていそうな彼らとはまた異なるような気はする。ただ、このあたりはすっかりキュアアイドルを推しになってしまったカッティ達チョッキリ団が心にキラキラを持つようになる展開とも絡んでくるのかなと思わせるお話でした。
カッティ―
今回はカッティーのキュアアイドル推しな様子が更に描かれる。これまでは隠しきれているかは別としてザックリーに対しては隠そうという気持ちがまだあった気がしましたが、もはや隠そうという様子すらなくなりつつある。
戦う最中には素直に応援できる妖精たちに嫉妬し、さらには、クラヤミンダーによってつくられた鍵を持って逃げながらも、キュアアイドルに返してと言われれば、素直に鍵を返し喜んでしまいもはや完全にファン。
とはいえ、そんなことがダークイイネに許されるかと言われれば当然そんなことはなさそうで、ここからそこに絡んで何やら置きそうな気配があります。この手のポジションになってしまうと、なかなか悲惨な目に合う印象がありますが、もしかすると今回登場したハートキラリロックは、このカッティに絡んだお話で真の力を発揮するなんてこともあるのかもしれません。
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