青春フロンティア
2025年5月23日よりコミックNewtypeにて波多ヒロ、HISSADAKEにより連載開始した機動戦士ガンダム 水星の魔女のスピンオフ作品。2025年6月27日に2話が公開されましたので感想記事です。内容にはネタバレが含まれますので注意してください。

グエルとBBQ
神奈川県を舞台にした本作ですが、序盤の話の流れは本編をなぞるような方向で進んでおり、グエルとの因縁から話がスタート。グエルが着ている白い制服が学園ホルダーである特待生の証とのことですが、原作をなぞるならスレッタとの勝負の結果奪われてしまう事になるはずですが、そもそも特待生の証を奪い合うというのも妙な話ですし、このままグエルが特待生のまま話が進んでいくのかもしれません。
今回の話では、ジェターク寮貸し切りの表彰PTに騙されて呼ばれてしまったスレッタと、それを助けるミオリネという二人の関係が描かれた話。このあたりでなかなか印象的だったのは、本日の主役と書かれたタスキを肩につけつつも、その両手には焼き肉を抱えて登場したグエル。主役でありながらも、周囲に肉を焼いて配っている様が何となく彼っぽくてよい感じでした。
やはり本編と比較するとその肩にかかっているプレッシャーも小さくなっている故か、どことなく余裕を感じられる佇まいなのもよい感じですが、ここからスレッタとの戦いになっていくのか気になるところです。
神奈川県警
ひとまずグエルとのお話はひと段落といった感じがしたところで次回に向けて神奈川県警のパトカーが登場。神奈川が舞台とわかっていても、実際に神奈川県警という名称が出てくると思わず笑ってしまう。
どうやら次回はチュチュ先輩に絡んだお話となるようですが、果たして何故警察のお世話になっているのか気になる所。そういえば、今回の冒頭では前回ラストで語られていたエアリアルがスレッタに譲られた件の続きが触れられていましたが、まだその正体は謎。
ただ、以前からスレッタは隠れてエアリアルに乗っていたとのことなので、シンプルにバイクというわけではないのか?ロードバイクなんて可能性もあるのかもしれません。次回の神奈川県警とチュチュのくだりに絡んでエアリアルも初登場となるなんてこともあるのかもしれません。
また、さりげなくエリクトが大学に進学していることも語られ、アラスカの方で楽しくやっているようです。こういったあたりは、スピンオフであるが故といった感じでよいですね。
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