こちらの記事は、新アニポケ103話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第103話「燃やせ、ぐるみん愛!」
ジル・コニアのメイン回
前回予告でもジルとコニアに焦点が当たっているお話に見えていましたが、いざ放送されると思った以上に二人とそのパートナーのポケモンに焦点が当たっているお話でした。
アメジオ様探しがひと段落するも進展なしといった感じで、ゆるくリフレッシュしている二人から始まり、これまで少しずつ描かれていたジルのサイドンの筋肉としてのぐるみんへのファンっぷりを中心に話が進む。ぐるみんに絡むとなると当然テンションが上がるリコとのファン通しの友情を通じてアメジオサイドの話まで繋がっていくと割と本筋的にも重要な話ながらも、全体的にぐるみんファン同士のテンションの高さで話が進んでいくので見ていて楽しいお話なのが良い感じでした。
これまでそういう話をやる余裕がなかったのもありますが、成長後のリコのぐるみんへのファンっぷりが久しぶりに強めに描かれるお話。非常に熱意が高いリコと、割とどうでも良さそうなマスカーニャとの差も面白かったです。
ジル・コニアの二人に関しては、これまでもリコ達に絡むことはありましたが、今回そのパートナーのサイドン・ゴルダックまで合わせて深堀された感じなのが良かったです。敏感肌で海水がダメという設定が明らかになったゴルダックもよかったですが、特に深堀されたのはパートナーと同様にぐるみんファンであることが明らかになったサイドン。海におぼれそうになっていたりと、時折コミカルな姿を見せつつも、最後はウミトリオからばっちりライブの参加券を奪い返していたりと活躍する様も見えていてよかったです。どちらかといえば、かっこいい系なイメージのあるサイドンですが、今回は可愛さの方が際立っているお話でした。
そんなジルですが、今回のラストではドットがぐるみんの正体であることに気付いてしまい、これまでぐるみんに敵対していたことにショックを受ける。しかし、咄嗟のぐるみんのファンサであっと言う前に元気になってしまうあたり、リコ並みの筋金入りのファンであることが改めてわかりちょっと笑ってしまいました。
どちらかといえば話のメインではなかったコニアさんでしたが、ナンジャモ絡み登場したグルーシャのファンであることが明らかになるなど、こちらはこちらでキャラがさらに深堀される。以前のニャオハ好きっぷりも何かあるかなと思ってたところ、特に何もなくマスカーニャになった故なのかな?と思っていたら、きっちり次回予告で触れられており次回その辺の描写もあるようで楽しみです。
コレクレー進化の布石?
前回さりげなくブレイブアサギ号に乗り込んでいたコレクレーですが、何やら今回ハッコウシティでも人を操りコイン回収を続けているシーンが挟まれていました。
単に船に乗るだけではなく、各地を回りコイン集めるシーンを描いているのは、コレクレーの進化条件を満たすための布石のようにも思える流れ。そのうち進化に繋がるメイン回はきそうですし、いずれ誰かの手持ちになる事もあるのかもしれません。
次回、カルボウとソウブレイズ?
今回のジルとコニアとの交流を経て、二人はリコ達にもアメジオ捜索の協力を要請する流れになる様子。次回はアメジオの実家の方にリコがついていき事情を聴く流れとなるようです。
前回仲間になったカルボウが早速話の筋に絡んでくるようで、何やら予告ではソウブレイズと戦っているシーンも描かれる。また、予告ではアメジオの姿も登場しており、ソウブレイズのバトルしているシーンと似た雰囲気であることを考えると、アメジオとの再会もあるのかも。
とはいえ、彼がなぜ姿を隠しているのかという点は謎のままですし、身を隠して合流できない理由があるとするなら意外とカルボウだけが二人と接触なんてこともあるのかもしれません。
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