2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー26話『秘密に密着!遠野吠は新入社員』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第26話『秘密に密着!遠野吠は新入社員』感想
吠就職と総集編
吠がついに正社員として就職。しかし、その就職先は東映と前回の予告の時点で妙な雰囲気を漂わせていた今週のお話。指輪まできっちり外して正社員としての仕事に望む吠ですが、指輪を外してしまっていたが故に、自らがゴジュウジャーであることを証明できなくなるという、地味に丁寧な話の流れには少し笑ってしまうお話でした。
そんな今回ですが、ゴジュウジャーのドキュメンタリーを東映が作るという建前で、これまでの話を振り返っていく総集編となっていました。改めて思うと今回は26話ということで、ちょうど中盤の山場を終えた直後ということもあり、総集編を挟むにはベストなタイミングだったのかもしれません。
総集編ではありましたが、特に吠の回想としてのこれまでの話の拾い方はなかなか好みで、改めて自分の願いを見つけ出すという目標を改めて示すというのは、作品のちょうど真ん中である26話、終盤に向けて吠の原点を見直す展開となっていたのもよかったです。
最終的には吠は、自らがゴジュウジャーであることを証明することに成功。しかし、であるが故に、お前はゴジュウジャーに専念しろと首になってしまうという展開で終わりを迎える。吠的にはゴジュウジャーであることよりも目先の仕事の方が大事ですが、東映側からすればヒーローを作る故の突き放しのようにも見えて思わず笑ってしまいました。
Gガンダムパロ多め
そんな今回ですが、プロデューサー関本カズ役には声優の関智一さんが登板。何やらその衣装から、関さんが声を演じたGガンダムのドモンカッシュ感がそこはかとなく感じられていましたが、今回はそれにちなんだパロが多数登場。
カズの「俺のこの手が…」だったり、ゴジュウウルフの決め技で手が燃えたり、頭が壊れたらだったりと、何やら色々やりたい放題。そういえば、さりげなく吠が「仮面ライダー」ともろに名前を出していましたが、こういう所もまさにタガが外れていた感じがしましたし、総集編だからこそやれた悪ノリ的なパロネタだったようにも思える展開でした。
コメント