こちらの記事は、新アニポケ107話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
107話「ふたり、友として」
ウルトとライジングボルテッカーズ
今回はこれまで流れでライジングボルテッカーズとして船に乗っていたウルトが本当の意味で船員となるまで、といった感じのお話。
前回からの流れでエクスプローラーズの探索を行うウルトですが、いざ乗り込んでみるも捕まってしまうピンチに陥る。そこにロイが助けに来てくれたことで共に脱出のためのバトルへと移る。
タイカイデンまで取り出してフルメンバーでのバトルでしたが、相手もストロングスフィアを使ってのバトル。ただ、今回はそちらよりも上空からじゅうりょくで動きを止めてくるベラカスの群れの方が厄介に見えましたね。さいきのいのり持ちのポケモンということで、ヒヒダルマ達を片方倒しても、復活させてくるというのも非常にいやらしい戦い方。
最終的には、ウルトの仲間を守りたいという気持ちに答えたカイリューが、ウルトの気持ちによりメガシンカしたメガカイリューの手により勝利と、メガカイリュー登場回としてなかなかの活躍。カイリューのメガシンカは、インディとルーベラの二人の話では聞いたことがないとのことで、少なくとも一般的に知られたものではない様子。アニメ世界においてもかなり珍しいものという事のようです。
そして、さらっと差し込まれた回想により、ダークボールとカイリューは父親らしき人物から託されたものということが判明。ウルトに関しては、なぜあそこまで最強にこだわるようになってしまっていたのか?というのも気になる所。当時から今の間に父親らしき人物に何かあったのかなという気もしますが、このあたりも今回告知されたメガシンカ編で明らかになるという事なのかもしれません。
今回、同じく家出をした経験故にウルトの家出を皆に話さなかったモリーとの会話や、ウルトがロイの事も守るべき仲間として見始めたというのは、ウルト自身のキャラクターがやっと見え始めたように思えます。エピソードメガシンカでも語られるでしょうが、ここからの彼のお話が少し楽しみになってきました。
捕まった6英雄
以前もカプセルに捕らえられたレックウザ以外の六英雄のポケモン達、今回は何やら施設内に閉じ込められている姿が描かれました。アゲートの話ぶりからするに、スピネルは次は六英雄のポケモン達をライジングボルテッカーズの排除に使おうとしているようにも見える。今回のウルトがエクスプローラーズの基地の中を連れまわされる捕まっている六英雄のポケモン達の姿を見ていたのは気になる所で、ここでのウルトの情報が六英雄解放のエピソードに絡んでいくのかなという気もします。
しかし、相変わらずスピネルは小さな芽のうちから処理に当たろうとしてくるあたりが非常に厄介。おそらくやってくるとしたら、六英雄+ストロングスフィアによる暴走とかになるでしょうし、リコ達もかなり苦戦することになりそうです。
とはいえ、以前は自分たちだけでは認められるだけで精いっぱいだった六英雄、今度は本当の意味でその力を示すチャンスともなりそう。リコ達からすればある意味リベンジ的な意味も持ちそうな戦いになりそうで面白そうな展開で、今後の六英雄絡みの話も楽しみです。
ハンベルとダイアナ
前回予告で姿を見せていたダイアナでしたが、あくまで本筋にはかかわらず冒頭ハンベルと共にストロングスフィアの影響を受けていただろうポケモンの回収を行う程度の活躍となりました。
ただ、ダイアナ絡みの本番は次回となるようで、サブタイトルまでもらって再登場。何やらカルボウVSウォッシュロトムとのことで、カルボウ的には相性最悪の相手といった感じですが、果たしてどのように戦う事になるのか。今回冒頭で捕まえていたポケモンが、ウォッシュロトムだったなんてこともあるのかもしれません。
次回久々のダイアナ登場、合流となりそうで、なかなか楽しみです。
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