2025年9月15
日に配信、週刊少年ジャンプ2025年42号で掲載されたONE PIECE(ワンピース)最新第1160話『ゴッドバレー事件』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1160話 ゴッドバレー事件 感想
ゴッドバレー事件開幕
いよいよ回想はゴッドバレーへと話が進み、デービー一族を報酬としてゴッドバレーでの人間狩りが開始。
デービー一族に対しては、何や生かしておいてはいけない、根絶せよと、嫌われ者の一族であることが協調。さらに、お前らもバッカニアなんだろう?という言葉があるのを見るに、バッカニア族の中の一つの血族がデービー一族ということなのかも。
前回デービー一族について語られた時、ビッグマムがまだ手に入れられていない種族は、巨人族・ルナーリア族・バッカニア族、そこに加えてデービー一族?と少し悩んだのですが、デービー一族もまたバッカニア族の一部とわかり納得。
これまでもところどころ語られてきたゴッドバレー事件が実際に描かれ、その裏で何が起きていたのかという点も明らかになる。
以前の1096話『くまちー』で語られたロックスたち上陸シーンの直前らしき場面も描かれており、あの時のセリフが何を意味していたのかがはっきりとわかる。なんだかんだ白ひげもシャクヤク目当てだったりするのも面白い。また、リンリンに悪魔の実をねだるカイドウは、今のカイドウの姿からは想像できないほど若輩者といった雰囲気を持っていて、そのガタイの良さがあってなお可愛良く見えてきてしまいます。
さらには、ロジャー襲撃、ガープまで到着と大きく事件が動き出す。さりげなく仲間を煽った結果ぼこぼこにされているロジャーだったりとあの海賊団の中の良さも感じられるお話。しかし、これまでの話では、天竜人を守るためにガープとロジャーがロックス相手に共闘、その果てにロックスが撃破されたといった話だったはず。そうなると、なぜここから、ガープはともかくロジャーまでロックス相手に立ち回ることになるのか気になるところです。何やら話が歪められて伝わっているなんて可能性もあるのかもしれません。
ドラゴン
ゴッドバレーの惨状を許すことはできず、それでもなお何もできないドラゴンですが、前回託されたシャンクスとシャムロックの双子を逃がすべく動き始める。その最中、くまを狙う天竜人を倒すことで、イワンコフ達を陰から守ることにもなっていたようで、ここから先革命軍のリーダーとしてやっていくうえでの縁を感じる展開でした。
この後の展開を考えると、シャンクスは宝箱に入れられた結果ロジャー海賊団に拾われ、シャムロックの方はガ―リング聖の元に連れ戻されることになるはず。そうなると、ドラゴンが双子を連れているところをガ―リング聖に見つかり、逃げる最中シャンクスだけは何とか隠すことに成功といった形になるのかもしれません。
神の騎士団
ロックス・ロジャーの出現に対抗すべく、神の騎士団も出撃。本編で登場したソマーズ聖の若き日の姿以外にも、マンマイヤー家の銃を持った女性、以前ちらっと姿を見せたメンバーなどが並び勢ぞろいといった感じ。後ろに立っている紙が中央で二色に分かれている人は、その髪の色やグラサンあたりがどことなく革命軍のイナズマっぽさがあり、何か関係があるのかちょっと気になりますね。
また、神の騎士団といえば、その不死身の能力が現在の本編でも壁になっていますが、ギャバンが騎士団相手に有効な攻撃を持っていたのも、この戦いの中で身に着けたということなのかも。
そして、気になるのはこの時点では神の従刃と呼ばれている軍子宮の存在。神の騎士団ではなく『神の従刃』とのことで、天竜人達の騎士団のおかかえという語り方をみるに、あくまで神の騎士団候補といった感じなのかも。また、この当時の軍子宮は髪が長いというのも気になる所。ここから髪が切られる展開があるように見えますが、果たしてこの島の戦いで何が起きるのか気になるところです。
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