2025年9月29日に配信、週刊少年ジャンプ2025年42号で掲載されたONE PIECE(ワンピース)最新第1161話『矢の雨をしのいで結ぶ恋の詩』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1161話 矢の雨をしのいで結ぶ恋の詩 感想
奪われるシャムロック
今回冒頭はシャンクスとシャムロックを託されたドラゴンの逃走から始まる。そんなドラゴンを襲ったのは、髪を二食に分けた神の騎士団。名前はサッチェルズ家のマッフィー宮とのことで、おそらく今回初めて名前が登場した家名のキャラクターでしょうか。
そんな彼女は、白ひげの一撃を食らい体を真っ二つにされてもピンピンしており、やはりエルバフ編に登場した神の騎士団と同じく不死の力を持っているようです。
マーフィの目的は、奪われたガ―リング聖の息子を取り戻すこと。ただ、情報の伝達にミスがあったのか、双子という情報は伝わっていなかったようで、シャムロックだけを回収、シャンクスは大きなたんこぶこそできていましたがこの時は無事だったようです。
しかし、ガ―リング聖は、子供が双子だとは知っているため、一人しか連れ戻せなかったというのは明確に失敗。その事実を知った時にガ―リング聖がマッフィー宮に対してどんな反応を見せるのか気になるところです。
強すぎる全盛期のガープ
ゴッドバレー事件の中、シャクヤクを助けに向かったロジャーにつられてさらにガープまでやってくるという事態に。多数の海賊たちの襲撃までも加わる中、シキ・リンリン・白ひげ・カイドウと揃う中にガープが襲撃。リンリンの攻撃を受けてもぴんぴんしたまま追ってくる様子を見ていると、あれだけガープが色々と無茶をしても誰も文句が言わないのもわかるぐらいに強すぎる。
ロックス海賊団の面々も、あくまで時間がかかるから逃げるという選択を取っているようではありますが、それでも若い時期のあの面子が揃ったうえでそれを言わせるというのがもはや怖いぐらいの強さでちょっと笑ってしまいました。
シャッキーとレイリー
今回のラストを飾ったのは、シャクヤクとレイリーのエピソード。大会の報酬となっているシャクヤクを助けに多くの海賊がやってくる中、シャクヤクの元を訪れるソマーズ聖。
本編のエルバフでもそうですが、助けに来る前に殺されていたらどんな顔をするだろうな…と相変わらずの性格の悪さを発揮。本編でのロビンへの絡み方などを考えても、今回のエルバフ編で明確にやられるキャラという事になりそうな予感がしてくる過去パートでの暴れ方でした。
そんなソマーズ聖のやりたい放題の中、やってくるのがレイリー。彼岸刃鉈により、ソマーズをふっとばしシャクヤクを救い出す活躍、タイトルの通り恋が
目の前で恋が成就する中、悲恋に無くロジャーとギャバンですが、なんだかんだシャクヤクの気持ち、レイリーの本心を尊重してレイリーに行かせたのかなと思うとなかなか微笑ましいシーンです。
ひとまずシャクヤクの奪還は成功したのですが、ゴッドバレーの話としては、ここからロックスVSガープとロジャーという形になったというのが気になる所。
ロックス的には、妻と子供を助けられればそれでいいといっただけで、今回の話にもほぼ登場せず別行動しており、果たしてどのような形でぶつかるのでしょうか。
ただ、幼いティーチが天竜人に抑えられているとするなら、黒ひげを人質にロジャーと戦わせるなんてこともあるのかも。特に今回ロジャー一味にいいようにされたソマーズあたりは、そういう事をしそうな印象が強そうです。
重要エピソードながら、回想ゆえに結構早いペースで進んでいくゴッドバレー事件、ある意味ここからが本番といった感じもしてきます。
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