こちらの記事は、新アニポケ114話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
114話「メガシンカ――絆」
ウルトとメガシンカ
改めてヤミラミとの関係を見直したウルトがロイと共にマヨネーズ御殿に向けて出発。そこに現れたのは怪しげな騎士と忍者風の二人。出してくるのはEDでもちらっと姿が描かれていたシュバルゴとアギルダー。とはいえ、こちらのバトルは、前回再確認したウルトとヤミラミとの関係をバトルの中でも生かしていくためのものといった感じで割とあっさりと終了。てっきり、この時点でメガシンカまで行くのかと思っていたので、少し予想外の展開でした。
そんなヤミラミの初のメガシンカは、対ルカリオ戦。二人の絆を新たに理解し、メガシンカまで持ち込むも、即敗北してしまうというちょっと寂しい展開。今回は、ヤミラミ自身がメガシンカで大きくなった宝石に苦労していたりと、初メガシンカ故にその力の使い方がわかっておらず負けてしまったという感じもあり。今のメガヤミラミは盾にしたり足場にしたりと結構器用に使っていることを思うと、メガシンカで大きく姿が変わるのはやはりポケモン側も戸惑うのだなと感じさせる展開でした。
ウルトに関しては本編でもまだまだ壁に当たっていることの多いキャラクターということもありますし、まだまだ成長の余地を残している
ロイとルカリオ
今回驚いたというか、そんなのありなの?と思ったのは、ロイ・アチゲータの対戦相手であるイエローブラストこと色違いのルカリオがロイとの絆でメガシンカしてしまうという展開。
今回の話は1話でウルトのメガシンカに、ルカリオとの決着、ルカリオのメガシンカとやることが多いなとは思っていたのですが、まさかのルカリオがメガシンカにより、ルカリオ周りのお話が一気に進んでしまう。周りの人もびっくりな展開でしたが、何より戦っている相手が自分のパートナーと共鳴してメガシンカしてしまったアチゲータが一番びっくりしていたんではないでしょうか。
ともあれ、メガシンカしたルカリオをアチゲータはしっかりと打ち倒しその実力の高さを示す流れに。なんだかんだ強いアチゲータがよかったです。
その後、もう一段びっくりしたのが、ルカリオの性格。まさかの自分をメガシンカさせてパワーアップさせてしまったロイに共感、更にはそんなパワーアップした自分を倒してしまったアチゲータ相手には感動といった感じですがりつき、自分も仲間に加えてくれよと言わん画ばかりのウルウル目がかわいい。
本編を見ているとひたすらにクールなキャラ、パーティーの中でもちょっと力を貸してあげる的なライバル風な立ち位置な印象が強かったルカリオですが、どちらかというとアチゲータの弟子的なポジションであることがわかる。
この辺の設定が明らかになったことで、ここから先のお話ではアチゲータとルカリオとの絡みも増えていきそうな気もしますし、ルカリオがアチゲータにどんな態度を見せていくのかなかなか楽しみです。
ウルトの旅立ち
マヨネーズ御殿での修行を終え、ルカリオを手にしたロイとメガシンカを習得したウルト。いよいよ本編に繋がる出発となる。
ウルトもマチエールに対する感謝を伝えて出発というのは良い展開。基本ひねくれてる印象が強いウルトですが、こういう大事な場面でちゃんと素直な気持ちを伝えられるというのはよいところ。
そういえば、先に出発していたはずのウルトで、出発時点からロイに付きまとっている様子。このあたりも、く今回の一連のお話でのウルトを見ているとのも初めての一人旅は心細い部分もあったのかなという気もします。逆に、ロイは既に外に出た時点でなぜか自分についてくるウルトに驚いている感じもあり、ここから1年後の本編開始でのあの関係に変わっていったのかなと予感させる部分もありました。
次回からブルーベリー学園編
3話続いたメガシンカ修行編ですが、いよいよ今回で最終回となり次回から本編が再開。ブルーベリー学園での修行とのことで、ブルーベリー学園で登場したキャラクター達も姿を見せていました。
予告後のカットには、以前ブルーベリー学園にいくという話が合ったアンの姿もあり、久々に再開となるようです。これまでも度々修行をこなしてきていたリコとロイ。正直六英雄との力の差は、もはやトレーナーがどうのでは埋まらないものな気もしますが、果たして何を身に着けることになるのか。また、テラパゴス関連でもさらに何かあるのかなという気もしますね。


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