こちらの記事は、新アニポケ122話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
122話「灼熱の翼!ロイVSフリード」
フリードの1年
ライジングボルテッカーズがこの一年解散していたことを知らなかったフリードが、珍しく驚くところから始まった今回のお話では、フリードがこの1年何をしていたのか語られることになりました。
クムリ山上空、フリードが一人落下していったようにも見えたあのシーンでしたが、その後リザードンが体勢を立て直し着地には成功していた様子。更にその時上空から山の全貌を見たことで、クムリ山に隕石が落ちていた可能性に気付き、その調査のために現地に残っていたようです。
ラクリウムの起源が宇宙にあるという推測の元、ホウエン地方を回りダイゴに相談、さらにトクサネ宇宙センターに向かい勢いのまま宇宙に向けての訓練を開始なかなか忙しい1年を送っていたようです。こうやって見てると結構連絡できそうなチャンスはあったような気もする。ただ、知り合いに連絡をすればエクシード社に気付かれる可能性もあったが故に、連絡は控えていたということなのかもしれませんが、如何せんフリードの事なので、目の前の事に夢中になり本当に忘れていただけという可能性もありそうです。
船に届いたメッセージは、宇宙に上がる前に残したものだったようで、なぜあそこまでノイズまみれだったのかはちょい疑問ですが、割と元気にやっていたことが明らかになりました。
スターミ―教官
帰ってきたフリードと共に前回姿を見せたスターミー教官についても今回語られましたが、何やらトクサネ宇宙センターで、宇宙に向けて訓練をしていたスターミーとのことで。この説明を聞いたうえでいまいち何を言っているのかよくわからない気もしますが、何やら宇宙と関連付けられることも多いスターミー、自らの起源を辿って宇宙を目指していたなんてこともあるのかも。
共に宇宙を目指す仲として、フリードとも絆を結んだスターミー。宇宙に向けた訓練では、フリード以上に呑み込みが早く、その結果フリードから教官と呼ばれる立ち位置になった様子。
その過程で絆を結んだフリード相手にメガシンカを行い、更に彼の手持ちのポケモンとして仲間入りを果たしていたようです。
一度メガスターミーになったシーン以降は、なぜかずっとメガスターミーの姿を維持しており、今回のエピソードでも、会話の裏やロイとフリードのバトルの裏、更には宇宙での活動の際にも、フリードが宇宙服を着ている横で、メガスターミーが生身で浮いていたりと、そこにいるだけで存在感が凄いポケモンでした。
フリードVSロイ
そんな今回のバトルは、フリードVSロイ。改めてライジングボルテッカーズを立ち上げたロイですが、フリードが帰ってきたなら、リーダーもフリードに返すという言葉を受け、バトルへと発展。
フリードもロイを認めているからこそ、彼の気持ちに火をつけるためのバトルといった感じでした。今回は、ラウドボーンになって以来初の通しのでバトルということもあり、体格が大きくなったが故の戦いの変化のような部分にも触れられる。アチゲータの小回りのきく動きで相手を翻弄することが難しくなった代わりに、直接的な力は強くなったラウドボーン。ドラゴンクロー後の尻尾をかみつく流れは、アチゲータのままではできなかったことでしょうし、大きくなった体と力をここから先のバトルでも生かしていくことになりそうです。
元々リザードンへの憧れがあったホゲータ、今回その憧れの先だったリザードンとの真っ向勝負ということで、なかなか良い感じのバトル回。あくテラスへのテラスタルで効果バツグンの回避したフリードでしたが、最終的なかえんほうしゃ対決はほのおテラスのラウドボーンに押し負けたといった感じで、割と納得できる戦いの流れもよかったです。
そんなフリード、てっきり船に乗るのかと思っていましたが、ラクリウムに絡む調査の続きがあるとのことで離脱。序盤からリコ達を導いてきたキャラクターがこういう形で抜けていくのは、リコとロイが主人公であることを改めて感じさせる流れであると同時に、まだ先ではあるのでしょうが、終わりに向けて話が向かっているのを感じさせるようで少し寂しくもある展開でした。
次回は年明け 1/9
フリードからライジングボルテッカーズを託された今回の話で、年内の放送は終了となり次回は2026年1月9日となる様子。何やらモモワロウに操られるエピソードの様で、年明け早々すごいものが見れそうです。どうにも船が飛ぶ空の上でのエピソードのように見えましたが、モモワロウも船の中に住み着くということなのでしょうか。
また、それと同時に謎のメガスターミー短編映像まで登場。光の巨人感がある声だったメガスターミーでしたが、やはりそっち方面を意識したポケモンだったようでちょっと笑ってしまいました。


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