グノーシア
2025年秋より放送開始、ゲーム『グノーシア』を原作としアニメ化した作品『グノーシア』の感想記事です。
ゲーム版は既プレイでの感想記事となっており、本筋のネタバレとなるの話題は避けますが、一部ゲームと絡めた話も含みますのでご注意してください。
インタールード
倒れるセツ
2025年の放送はジナとのループで終わったグノーシア、新年からそれに続く2クール目が開始となりました。今回のエピソードは、前回のジナとの衝撃的な別れを経たことで、改めてループを続けることの過酷さを感じさせるとともに、ここから先の展開への布石となるお話といった感じ。
今回のセツは数百回ループを繰り返した後、とのことでかなりの疲れがたまっていた状態のようで倒れてしまう。そして、そんなセツのためにユーリが時間を作り共に遊んで回るというのが今回の序盤のお話。釣りだったり、映画だったりと、これまであまり見せることのなかったセツの表情が面白く、そこにユーリとの確かな絆を感じさせるお話でした。
しかし、そもそも今回のユーリが作ったセツのために用意してもらった時間は、二人がコールドスリープになることを前提としたもの。そのため、以前から度々言われている、ループを続ける自分たちと違い、それぞれのループしか世界がない人々もおり、毎度の周回を大事にするという方針からは外れたものとなっていますが、過酷なループの中ではたまに休む瞬間も必要になるというのも事実。どこかで精神的につぶれてしまう可能性も十分ある中、ひと時の安らぎを求めるというのも、仕方ない事のように思えます。
悩むユーリ
ループに囚われた状況に自分より強く見えるセツすらも苦悩していることを知ったユーリは、改めてループ打開に向けて何をするべきなのかを考え始める。
ただ、大変なのはループをこなしながらも、グノーシア探しに手を抜くことはできないということ。今回の後半のお話では、ループの謎に気を取られてしまったが故に、失敗するユーリの姿もあり、他のメンバーが真剣にグノーシア探しをする中では、気を抜くことができない様子がよくわかる。
そんな複数のループが繰り返された今回ですが、さりげなくしげみちのエンジニア宣言から即凍結、何事もなくラキオ凍結といったくだりが挟まれており、特にエンジニアを宣言したにもかかわらず即凍結されたしげみちは、おそらく嘘が即バレたんだろうなとちょっと笑ってしまいました。
そんなループ中、セツとのやり取りの中で、ククルシカの謎に迫るユーリ達。これまでのエピソードで手に入れた断片的な情報をつなぎ合わせることで、SQとレムナン、マナン、ククルシカの間の関係をある程度予測するに至っているのはなかなか驚きの展開で、毎度グノーシア探しという人狼ゲームに挑んでいるが故の推理力が生かされた感じもありました。
SQに入っていた際のマナンの行動からレムナンとの関係を予測、更にククルシカの暴走時のレムナンの態度からククルシカ=マナンという予測まではできたものの、肝心のなぜククルシカにマナンの意識が入っているのか?という点のみはまだ不明。
その謎を解き明かすカギは、序盤にセツがククルシカとのループが多いゆえに、ククルシカの情報を求められているという話。これを聞いたときに、そうなるとユーリは夕里子と同じループが多い、とちらっと思ったのですが、まさに今回底に触れられ、いよいよこれまで接点のなかった夕里子に対するアプローチが始まる。
この船で起きているすべての事件を夕里子が関係しているとして、話を進めたユーリですが、肝心の夕里子はそれを的外れと笑うのみ。とはいえ、ようやく夕里子の元へ辿り着いたユーリに対する褒美として、真実を提示するとのこと。
一応はユーリを評価する夕里子ですが、今回はグノーシアだったようで最後に真っ赤な瞳がユーリをにらむ。今回はまさにタイトルの通り、インタールード(幕間)の話といった感じでしたが、いよいよ次回から夕里子を相手とする話が本格的に動き出しそうです。
そんな今回の話ですが、釣り周りのエピソードの時の、水槽をつついている夕里子がちょっとツボ。ユーリがいつか自分の元へ来ることを知っていたことから考えると、結構ユーリ待ちでじれていたなんてこともあるのかもしれません。


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