2023年夏に放送開始した『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』アニメ 3話『活心流・再始動』の感想文です。
原作既読なので作品全体に関するネタバレもある感想。原作未読のままアニメで初めて触れる方は注意してください。
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚
和月伸宏により、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品。過去にも一度アニメ化されていますが、今回再アニメ化となるようです。
幕末、人斬り抜刀斎として数多の命を奪った剣客、緋村剣心。明治維新後、彼は人を殺さぬ刀『逆刃刀』をもち、『不殺』の誓いを胸に流浪人としてさまよう。神谷薫や仲間たちとの出会い、過去の因縁に触れる中で、己が過去へと向き合い新たな時代での生き方を考えていくことになる。
ちなみに、現在ジャンプSQにて、本編の直接の続編にあたる『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』を連載中。瀬田 宗次郎や、新月村の少年、石動雷十太の弟子であった弥彦のライバルの由太郎など、原作に登場した様々なキャラクターも再登場している作品です。
3話『活心流・再始動』
関東集英会
前回、弥彦が川辺でぼこぼこにされるシーン、薫殿が見ていました。
弥彦の上の組織は関東集英会でちょっと笑ってしまう。
時代は金、誇りなんていくらあってもどうしようもねぇと弥彦にいう事を聞かせようとする集英会組長。原作でもあった、ナニにかみつく弥彦、自分のことを育ててくれた両親だけは馬鹿にさせないといういいシーン。
しかし、それで怒りを買った弥彦が殺されかけるところにいよいよ剣心到着。あっという間に、天井にぶち込まれるヤクザにちょっと笑ってしまう。そのあともずっと垂れ下がってました。他の組も全部回ってきたそうですが、話聞かないところは同じようにぼこぼこにされているのか…?
剣心の威圧に、弥彦を渡す集英社組長、伊達に組長をやっていないようでやばい橋は感づけるようですね。
神谷活心流への入門
剣心により活心流へと入門することになる弥彦、しかし、いきなり薫殿の竹刀弾き飛ばしていてだいぶやんちゃ坊主。
剣心が師範と勘違いしてやってきた門下生たちはあっさりと剣心が解散させてしまう。しかし、もったいなさげに見送る薫殿、やはり余裕がなさそう。というか、弥彦もお金はあまりなさそうだが何とか大丈夫なのか。
そこにやってくる、以前の人斬り騒動で離れていってしまった門下生。何やら追われているとのことでした。追いかけてきた二人をあっという間にのしてしまう薫殿、やはりこれまでは相手が悪かっただけで強い。
元門下生二人組は思ったよりもやらかしており、酔った勢いで相手の腕を折るところまでやっており、だいぶやらかしている。
それに対して相手は砲を使って壁をぶち破ってくる。粘土球を飛ばしてくる木製の大砲とのことで、あっという間に道場の壁を突き破りぼろぼろ。また壊される道場。修繕は大丈夫なのか。
てめーらのまいた種だろうが、という弥彦の正論ですが、それでもかばう薫殿。しかし、弥彦も薫殿のために蹴りをかます。
ピンチになった二人の元に剣心、本当にいいところでやってくる。撃ち込まれた木砲を逆刃刀で、ぶったぎる。これに対して、てめーらっ!帰ろ!でちょっと笑ってしまった。
今回、元門下生に裏切られ落ち込む薫殿に、どれだけ誠心誠意尽くしてもわかってくれない人がいる、それでも弥彦の様にわかってくれる人もいる。
再開以降初の門下生加入、いよいよ話が動き出しそうです。
感想まとめ
前回の引きからだいぶ丁寧にやっているなという印象でしたが、前回のヤクザ絡みの話は引きにして、今回加入につなげているのはうまいタイミングで、次週に興味引かせる形で終わらせたんだなと思いました。
やられ放題だった弥彦が、両親絡みの悪口だけは聞き逃せず立ち向かうあたりはちょっと涙出そうになりそうで良かったです。
どうでもいいですが、冒頭先に帰ったんだから風呂焚きぐらいやっててもいいわよね、とは薫殿の言葉でしたが、実際剣心はやっていたのか、ちょっと気になるところ。今回も、きっちり米、味噌、醤油の買い物に走らされてたり、色々働いてはいるようです。毎度ぼろぼろになっている道場、この修理なんかもやっているのかも。
4話『喧嘩の男・相良左之助』
今回ラストでちらっと登場した左之助が、本格的に登場。今回ラストでは、今回の悪役をぼこぼこにしていました。そして、そういえば、最初のうち、というか最初だけは斬馬刀使っていたなと思い出す。メインのメンバーが一揃いという感じもあり次回楽しみです。
AmazonPrimeで最速配信
2023年版『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』の新アニメについては、PrimeVideoにてネット最速の配信がされ、テレビ放送の翌日金曜正午に更新されるようです。
見返したい方、見逃した方などはAmazonPrimeにて見てみるとよいかもしれません。
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