2023年3月5より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第47作目の作品『王様戦隊キングオージャー』。バグナラクとの戦いが終わってから2年、宇宙から新たな敵が現れる。
現在34話まで放送されましたが、その中で気になる点が複数見受けられ、今後の伏線などもまかれていそうです。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第33話『シュゴ仮面の逆襲』感想
チキューに戻って
コーカサスカブト城に乗ってチキューに戻る。しかし、チキューにたどり着くも外には大量のシュゴッドのような姿が。こいつらは、ダグデド初登場の時も周囲を飛んでいた銀色のシュゴッドのようですね。それを見てすぐにダグデドの攻撃と理解するギラ。
容赦なく叩き潰しにかかるシュゴッド?の軍勢、前に出たクワゴンもやられ、多勢に無勢といった感じでコーカサスカブト城で突っ込むことに。ガチャガチャと中が揺れる中なんとか着地成功。いつもの城のポジションにちゃんと収まるコーカサスカブト城。
改めてあの銀色のシュゴッドのような虫が、ダグデドの命令の元動いている様子。静謐のグローディのシュゴッドの死体の蘇生とはまた違う様子で、神の怒りとは、また別の件の様にも見える。ダグデドの支配下にある虫たちということなのでしょうか。
この辺は、何やらあえて触れないようにしている気もしますが、そもそもシュゴッドとは何なのか?というあたりが今後お話に絡んでくるのかもしれません。
チキューの現在と王様狩り
戻った王様を向ける民の目線は冷たく、石をぶつけられる。地球にいた期間はほんのわずかかと思いきや、コーカサスカブト城で宇宙を移動する際のウラシマ効果で、半年もの時間がたっていたようです。
その間に、国を治めていたのは、シュゴ仮面とスズメ。さらにダグデドに懐柔された国民は、王様を狩ったものが王様にという言葉に踊らされ王様狩りを始める。最初、ジェラミーとリタが放っておかれたのは、ゴッカンや、バグナラクは優先度が低いからという事なのでしょうか。
バグナラクからも、何やら以前登場していたハエのバグナラクを含む連中が王様狩りに参戦。バグナラクの国民をやっちゃっていいのかと思ってみていましたが、サナギムについては、単にとらえるだけで済んでいてちょっと安心。しかし、巨大化までして、シュゴッダムに爆撃を仕掛けたハエのバグナラクまでは、許されなかったのか、今回初登場キングキョウリュウジンの元倒されてしまいました。
色々やらかしていたうえ、どのみち、巨大化していたのであとはなかったのかもしれませんが、ジェラミー的にはそれでよかったのかなという気はちらっとします。
ダグデドにすっかり懐柔された国民は、何やらぜいたくな暮らしをしている。国民がイシャバーナの国宝を身に着けているというあたりで、嫌な予感がしましたが、やはりそのとばっちりはよその国が受けていた様子。
ンコソパにはヒルビル、イシャバーナには、カメジム、トーフには、グローディ、ゴッカンにはゴーマ、そして、シュゴッダムにはシュゴ仮面と、全ての国に一人ずつダグデドの息のかかったものに支配されているとのこと。
シュゴ仮面
そして、前回予告に登場してから何かと話題になっていたシュゴ仮面が登場。スズメと共にシュゴッダムの国王として活動していた様子です。シュゴッダム国民には、他の国から奪ったものを無料で与え、シュゴッダムのみが優遇されているかのような状況を作り出していました。
そして、今回ラストでは、その正体が判明。もはや視聴者は誰も疑っていなかったと思いますが、やはりラクレス・ハスティこそがシュゴ仮面の正体でした。
速攻のネタ晴らしとなりましたが、シュゴッダム的には、流石にあの退場をした王様がそのまま王位につくというのは無理があり、その正体を隠す必要があったのかもしれません。
かくして、ダグデドに支配されたチキュー、それぞれの国を取り戻す戦いが始まるようです。
34話の伏線・謎
ダグデドの操る虫たち
今回、地球から戻ってきた王様を迎え撃った大量のシュゴッドのような虫たち。あえて触れられていないような気もするのですが、シュゴッドとの色違いなうえ、戦力的にもシュゴッド並みの力を持っていそう。果たして、あの虫たちはなんなのか。シュゴッドとの関係は?色々気になる要素です。
秘匿のミノンガンは何をしているのか?
今回、五王国がそれぞれ宇宙五道化と、シュゴ仮面に支配されてしまいましたが、秘匿のミノンガンだけは、その中に紹介されませんでした。バグナラクの支配をしているという可能性もありますが、そもそもミノンガンについては、以前の五道化の持ち回りの作戦の際にも、個別回を貰っておらず、その二つ名の通り何かが秘匿されているような気がします。
そういえば、ミノンガンは声もゲロウジームと同じという点も、何かありそうですが今のところ特に触れられていません。
果たして、秘匿のミノンガンは何を隠しているのか、今後の大事な伏線となるかもしれません。
ラクレスとスズメは何を考えているのか
シュゴ仮面からの速攻姿を明かしたラクレスでしたが、ダグデドの元チキューの王となったラクレスとスズメ。ラクレスについては、本編の描写のままなら単にダグデドについたともとれなくはないですが、前回のスズメのラクレス様のお導きという言葉による城の起動などもあり、単に敵に回ったとも考えにくい気がする。特にスズメは、あの大げさな演技をしているときは、何かを騙そうとしている時というイメージも強く、何やら理由がありそうです。
単純に考えると、王様5人とコーカサスカブト城がない状態で、ダグデドの元生き延びるにはこうしなければならなかったということも考えられますが、果たして何を思ってあのようなことをしているのかという点は、今後明かされるのかもしれません。
次回35話『泣くなスカポンタヌキ』
次回は、奪われたンコソパ奪還の戦いとなる様子。シオカラの覚悟を決めたセリフが印象的でしたが、ヤンマの過去についても触れられそうな空気がありました。
籠絡のヒルビルにより支配されるンコソパ、果たして取り戻すことはできるのか。
35話をより楽しむために、とのことで脚本家の方からお話がありました。以下の記事からどうぞ。
同日放送、仮面ライダーガッチャード8話『グレイトなきずな』感想はこちら↓
王様戦隊キングオージャー Blu-ray COLLECTION 2
王様戦隊キングオージャーのBlu-ray COLLECTION 2が12月6日に発売。13~24話まで収録予定。Youtubeで公開されていた、王国対抗ダンス大会 天下一舞踊会 全12本も収録収録されるようです。
キングオージャー 毎週日曜9:30放送中
現在放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。
近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?
なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。
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