Trelloと申しますと、いわゆるTODOチェックソフト的なもので、やり忘れそうなことをメモして確認したり、それを共有したりとかできるものです。
ここ数日(2021年4月6日頃)何やらTrelloで公開設定になっている情報がgoogle検索に引っかかり、ちょっとまずい情報とかも乗ってるボードが見れてしまったとかどうのという噂を耳(ネットで見たので目?)にしました。
自分もかつてTrelloを使用していた時期がありましたので大丈夫か調べたついでに、確認方法をまとめときます。
公開設定:PC版
PCからアクセスできるブラウザ版は非常にわかりやすく、画面右上の所に公開となっているボタンが公開設定の設定項目です。
設定項目には、非公開、チームに公開、公開の三種類(無料版)があり、こちらが公開となっていると、誰でもアクセスできる状態になっているようです。
ちなみに初期設定では非公開になっており、公開設定になっている間は、画面上部に注意文も表示されているので非常にわかりやすいです。
注意点としては、この設定はボードごとの設定になっているため、複数ボードを作成している場合は、それぞれのボードの確認が必要となります。
公開設定:スマホアプリ版
アプリ版(Android)では、各ボードの設定項目の中に公開設定の設定項目があります。
ボードを開くと見える右上の「・・・」のメニューをタップし
「ボードの設定」からの「公開範囲」に設定項目があります。
こちらも非公開、チーム、公開から選択するのはPCと変わらないようですので、こちらで公開になっている場合、誰でもアクセスできる状態になっているようです。
ちなみにアプリでの設定だと警告文などなく割とあっさり設定できてしまうのでこちらはちょっと注意が必要かもしれません。
公開されてるとこんな感じ
うちの方でお試しで公開してみたのはこんな感じです。
またgoogleにて
site:https://trello.com “検索ワード“
のような感じで検索すると検索結果としてでてしまうのがわかります。
このように外部から簡単に見ることができるようになってしまうため、公開設定にする場合は誰にでも見られる可能性があるという状態だったわけです。
まとめてきな
本来は、すべての人に見てもらうための設定である公開設定を、よそに見せたくない大事な情報のあるボードに設定してしまうことで、知られたくない情報がよそに漏れてしまう問題が発生してしまったようです。
Trelloでは初期設定は非公開となっておりますし、公開設定にしようとすると、設定時に誰でも見れますよという注意文が出たうえで、確認ののちに設定を行われます。こういった点を考えると今回の問題はどちらかというとユーザー側の意識が足りていなかったことも原因のように思えます。
Trelloのようなネット上への情報の、公開設定はgoogledriveなどにもついており、クラウド上へあげたデータの管理やTODOチェック、スケジュールの公開はとても便利な機能で、今後もどんどん一般的に使われるようになると思われます。そういった時代では、情報を取り扱う際には少し間違えた使い方をすれば、全世界誰でも触れる情報になってしまうという点を知っておき、気を付ける必要があるなぁと思いました。
私も気を付けたいです。
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