2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。第21話『天空の激戦』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
21話『天空の激戦』感想
アースガロン、背中にフライトユニットのついた新装備Mod3登場。それを眺める防衛隊の上部人らしき人達。エミは、一度も見に来ることなんてなかったのにとぼやきますが、果たしてなぜこのタイミングで見に来たのでしょうか。
高度6万フィートにて、マッハ9を目標。同じ原理で飛ぶデルタンダル、ウラヌスドライブなる新エンジンで稼働。激しく戦闘軌道をとることもできるが、パイロットにも相当負担がかかっていそうと思っていたら、ヤスノブの不調。何やら不満げに去っていく上司たち。
上層部はMOD3の操縦からヤスノブを外しアンリに変更。空中戦では射撃が必要になり、ヤスノブの能力が必要と言っても聞いてはくれない。今回のように部隊の編成にまで口出しする事態になり、これも参謀長がいなくなり、抑えが効かなくなっているからという事もあるのかも。
MOD3のパイロットをあきらめず、空戦のGに耐えれるように鍛えるヤスノブと、その努力と射撃の腕を認めるアンリ。しかし、そんな思いはなかなか通じないというのが悲しいものです。
デルタンダルB
ゲバルガのEMP兵器を利用した新兵器の実験が怒ん割れるも、海域の事前調査が十分という話も上がる。もはや何か出てくるフラグだなと思いながら次回以降のフラグかなと思いみていましたが、今回早速デルタンダルが出現してしまいました。ちなみに、電磁波兵器は、対宇宙怪獣戦闘を想定しているとの噂があるようで、おそらくV99案件と考えられます。なぜ、上層部がV99に関連した怪獣の襲来を予期して動いているのかなど、まださっぱりわかりませんが、そろそろ終盤も近づきこのあたりが明かされるときも近いのかも。
そして、今回出現した新たなデルタンダル。ぱっと見のサイズがなんだか大きい気がしていましたが、前に出現したデルタンダルの6倍のサイズとのことでやはりすごい大きかった。
前回の個体が戦闘機なら、今回は爆撃機と称されたデルタンダルB。マッハ9まで到達するスピードは持ったまま巨大に。強化されたアースガロンにより空中戦は行えましたが、アースファイヤが当たるも、肝心のポイントに当たらない。反撃を受けてしまい怪我をするアンリ。しかし、あそこから墜落したとなるとかなりの衝撃がありそうですが、現実的な怪我で済んでいるあたりすごく頑丈なのか、アースガロンがしっかりしていたのか。
更にデルタンダル、アースガロンが来た方向を覚えていたようで、基地を目指して動き始める。要するにアースガロンを敵と認識して潰しにかかるという賢さまで持ち合わせている。
それに対抗しようとするも、操縦者交代の指令が受理されない。しかし、その命令の隙間、輸送中の緊急事態という体を取り操縦はアンリ、射撃はヤスノブで出撃。
デルタンダルの光弾による妨害はブレーザーが受け持ち、もう一歩というところでデルタンダルは巨大な光弾の発射を狙う。しかし、ブレイザーが宇宙にまで持ち上げる。その隙をついて、とどめを刺すアースガロン。ウルトラマンのサポートありとはいえ、初の怪獣撃破かと思いきや、そのまま突っ込んでくるデルタンダルをブレーザーが撃破となりました。
今回はアースガロンによる怪獣の撃破なるかと思いきや、結局ウルトラマンだよりとなってしまいました。アースガロンによる単独撃破は、今後の話の肝となるのでしょうか。
次回:ソンポヒーロー
レッドキングとギガスが登場大暴れ。足元で暮らす暮らしが破壊される。さえないサラリーマンが話の鍵となりそうです。
ソンポというのはおそらく、損害保険の略の損保の事だと思われます。怪獣保険というものがこの世界にあるのかわかりませんが、その営業の悲哀といった感じのお話となるのか。
登場怪獣も何やら懐かしめ、怪獣の暴れる世界での悲哀を感じさせるようなお話となりそうで、ちょっと楽しみです。
ウルトラマンブレーザー
世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。
ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。
見逃し・配信情報
Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。
さらに、AmazonPrimeVideoでも過去のエピソードを配信中。
TwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段動画配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。
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