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勇気爆発バーンブレイバーン 9話『イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!!』 感想

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勇気爆発バーンブレイバーン9話予告『イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!!』-1 アニメ
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2024年冬に放送開始の作品、企画Cygames、監督・ブレイバーンデザイン:大張正己、シリーズ構成:小柳啓吾、キャラクターデザイン:かも仮面による『勇気爆発バーンブレイバーン』9話『イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!!』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

9話『イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!!』

イサミの戦い

スミスを失ったことが伝わり、勇気を失いかけるイサミ。元より苦戦していたヴァニタスとペシミズム二体のデスドライブズ相手、そこにイサミの勇気が減ってしまったこともあってか、さらなる劣勢の戦いとなっていました。

これまでどこか余裕があったようにも見えたブレイバーンでしたが、今回は常に苦戦。霧で視界を奪われた中で、ビットのような浮遊遠隔砲台からの攻撃と、二人の特徴を合わせたいやらしい戦い方。二体のデスドライブズは強敵ですが、イサミからの勇気のエネルギーが足りないという事も大きいのかもしれません。

スミスは死んでしまい、二体のデスドライブズを相手に劣勢。心が折れそうになるイサミは、自分が世界を救うなんて無理だったんだと心折れそうになる。ここまで厳しい状況が続きましたが、共に励ましあえるスミスがいたからここまで頑張れというのも大きかったのかもしれません。

ブレイバーンの言葉ではイサミには届かず、すっかり心折れてしまったイサミ。その裏で死んだはずのスミスとクーヌスのやり取りがブレイバーンの謎を明かそうとしていました。

ブレイバーンの正体

スミスの過去が明かされ、なぜスミスがヒーローにあこがれていたかが語られる。

クーヌスに対する命を懸けた攻撃、同じ瞬間死を迎えた二人。死の間際の空間の中、消える間際のスミスが勇気を爆発させたことで、クーヌスを取り込み、時間を飛び越え空から降ってきたのが1話でのブレイバーンという事でした。魂だけの空間だからこそ、強い想いがクーヌスまでも巻き込んでスミスをブレイバーンに生まれ変わらせたということなのかもしれません。

しかし、改めてスミス=ブレイバーンとしてここまでの話を見ていると、色々腑に落ちるところは多い。今回の戦いに意気込んでいたのも、ここがスミスとしての正念場だったうえ、ここから後の戦いについてはスミスは知らなかったからなのかも。ただ、ちょっとブレイバーンがイサミに対して気持ち悪い部分がある点はスミスとしては違和感があるので、このあたりはクーヌスの性格が混じっている影響なのかもしれません。

またここまで様々なブレイバーンのサポートアイテムを作ってきた『ビルドバーン』が何だったのかというのは気になるところ。デスドライブズが撃破されても復活していた塔に関連した技術という可能性はあるのかもしれません。

時間を操るクーヌスの登場で、かなり可能性は高くなっていたブレイバーン=スミスという話、今回確定となりましたが、予想されていた展開がまっすぐにくると、見ていても非常に盛り上がる展開でした。

バーンブレイバーン

心が折れてしまったイサミの元に駆けつけるルル。彼女の「勇気爆発」という言葉が、スミスの言葉と重なりイサミの勇気を爆発させる。勇気の力をエネルギーに変え、再び立ち上がるイサミとブレイバーン。

なかなかいいシーンだったのですが、イサミの勇気が爆発したのを見たブレイバーンがいつものテンションに戻り唐突な「合体だ!」に「合体!?」と流石に困惑するイサミでちょっと笑ってしまう。しかし、やはりこのテンションこそブレイバーンという感じもあり、このノリになるとすごく安心してしまう。

そんなブレイバーンが、『バーンドラゴン』を呼ぶと、まさかの基地の中から飛び出してくるバーンドラゴン、1話では「今はまだその時ではない」とされたレバーを引くことでついにバーンブレイバーンに合体。

バーンブレイバーンは肩には二つのキャノンに加え、バーンドラゴンを追加装甲としてガチガチに盛った十三港といった感じ。カラーリングがちょっとトリコロールに寄っている気がするのは、スミスの趣味の影響かも。しかし、流石の作品のタイトル名を貰った合体だけあり、その力は圧倒的。2体のデスドライブズの合わせ技を受けてもびくともせずに倒しきってしまう。

今回、バーンブレイバーンへの合体時のイサミのセリフには字幕が用意してあり読み上げていましたが、これは1話の時のグダグダを反省して、初回でもきっちり成功させるために用意していたのかもしれません。

また今回登場のバーンドラゴンも唐突に基地から出てきましたが、ブレイバーンが前に何やらぱちぱちくみ上げていたのがこれだったのかも。合体するにはイサミの勇気が爆発する必要はあったのかもしれませんが、いざその時が来るといつものテンションでバーンドラゴンを呼ぶ当たり、ブレイバーンは相変わらずいい性格してるようでした。

ともあれ、今回、3体のデスドライブズを討伐に成功、合計4体を倒し、スペルビアはひとまず休戦。未知なる2体とスペルビアとの再戦が今後ありそうですが、バーンブレイバーンでも苦戦するような強敵が姿を現すのでしょうか。

ルルとスペルビア

バーンブレイバーンの戦いを見て、再戦の時は近いと覚悟を決めるスペルビアの元にやってくるルル。自らがスペルビアのパイロットとなると宣言する。スペルビアと共にデスドライブズと戦うという意味なのか、はたまた何か別の意図があるのか。

やはり気になるのは、やはりスミスの死の後から、ルルの空気が変わった事。かなり落ち着いた、スペルビアの中から出た後の雰囲気に戻っている感じがありますが、果たして彼女の中で何が変わったのか。このあたりは、気になるところです。

そもそも最初のブレイバーンとはなんなのか?

今回の話で、ブレイバーン=スミスということが判明。しかし、そうなってくるとそもそも最初のブレイバーンはなぜ発生したのかというのが謎。

卵が先か、鶏が先かという話ではないですが、ブレイバーンが、スミスとクーヌスがまじりあって生まれたということは、ブレイバーンなしで戦かい抜いていた世界があったことを示唆しているようにも思えます。

OPの映像を見ていると、何やらスミスとイサミがティタノストライド(TS)に乗って互いを奮起しているような映像が挟まれており、このあたりがもしかしたらブレイバーン抜きで日本奪還まで戦い抜くことに成功した世界だったなんてこともあるのかもしれません。

すべてわかったようで、まだ少し謎が残っている気もするブレイバーン。果たして残りの話で何か明かされることはあるのでしょうか。

10話予告公開

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勇気爆発バーンブレイバーンのBlue-ray1巻。
2024年5月10日発売。ブックレットに封入される小柳啓伍書き下ろし小説は本編のその後を描いたアフターストーリーとなっているようです。

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