2024年春に放送開始の作品、Yostarによるゲームのアニメ化作品。 監督・シリーズ構成:山岸大悟 シリーズディレクター:大野木寛、山岸大悟 『ブルーアーカイブ The Animation』の1話『廃校対策委員会』の感想文となります。ゲームの方は未プレイでの感想記事。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
1話
世界観
「この結果にたどり着いて初めてあなたの方が正しかったことを悟るなんて」という語りだしで始まる意味深な冒頭。ちらっと今回、連邦生徒会長という方が失踪した故に、何やら問題が生じているという話がされましたが、そのあたりが関係している気もします。この結果、という話ぶりから考えると、何やらループもの世界観という可能性もあるのでしょうか。
世界観的には、女の子と、かわいらしい獣人、そこにメカメカしい男となかなかカオス。砂漠化が広がる世界。描写的にはきれいですが、砂漠に飲み込まれビルが砂に飲み込まれている町の様子は、なかなか世紀末な感じを見せつける。
更に、学校ごとに、何やら対抗しあっている様子にも見える。エデン条約なる不可侵条約が締結といった話が、ちっと上がったのを聞くに、結構学園同士でのいさかいが起きることが当たり前なのかもしれません。今回ラストでもいきなり学校制圧をもくろんで攻撃してきたり、かわいらしい見た目に反して、なかなかハードかつカオスな世界観となっている様子。
アドビス高校
シロコ達が通う学園、アビドス高校。全然人のいる感じがしないなと思って見ていましたが、本当にもう5人しかいない廃校寸前の学校。そもそも、学校という名称で話していますが、現実で言うところの学校とはまた別の組織のように思える。
そんな白子たちの学校、何やら借金があるとのこと。莫大な借金。309年と2か月、以上も完済にかかる借金があるとのことで、果たしてなぜそこまで莫大な借金が生じてしまったのか、というのもこの学園での話の根本に絡んでくるのかもしれません。借金返済までの年数のオーダーがだいぶはじけた数字になっているのを見るに、この子たちは寿命のオーダーも違ったりするのでしょうか。
そもそも彼女たちは、二階から平然と飛び降りていたり、銃を受けてもピンピンしていたりと、何やら彼女たちひどく頑丈に見えました。銃が玩具というわけでもなさそうだったので、あの世界ではあれぐらい頑丈なのが標準なのか。戦いのラストは、眼に銃連射と、本当に痛そうでしたが、覚えてろよー!で済んでいるあたり本当に頑丈そうです。
今回、体育館の掃除の仕事という話もちらっとありましたが、これ多分素直な意味の掃除ではなく、今回みたいな体育館に根城にして暴れている子たちの掃除的なニュアンスを含んでいそうで、見た目の可愛さに反して、なかなか物騒かつハードな世界観でのお話のようです。
先生
1話を見た感じ先生の役割がいまいちわかりませんでした。5人しかいない学校、授業を教えているようなシーンもちらっと挟まれましたがあくまで学園内を案内する一環に行われた冗談的なシーンで、いわゆる学校の先生とはまた違う存在のように思える。
連邦生徒会からの補給物資の受領証?のようなものを持ってきたり、何やら先生の声があって、皆がしっかりと戦えるようになっていたのを見るに、アドバイザー的な感じの存在なのかもしれません。
ブルーアーカイブ 1話感想
かわいらしい絵柄に反して、銃弾飛び交うなかなか物騒な世界、砂漠化が進む世界観など、なかなかハードそうな下地もあり、結構シリアスな展開を広げていきそうな感じもあります。砂漠化が進んでいることも、何か今後の話に絡んでくるのでしょうか。
今回は、世界観とキャラクターの紹介のための1話といった感じで、ここからどう話を広げていくのか次回以降どうなっていくのか楽しみな感じです。
ASMR発売中
放送前に、色々調べていたら原作ゲームキャラをASMRを発売をされているそうです。こういうゲームキャラでこういう事をしているのは珍しい気がしたのでご紹介。アニメ1話から登場している『ノノミ』のものもあるようです。
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