2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
7話感想『調達屋のブレーキ』
調達屋
今回は、予告の通りブンオレンジこと振騎玄蕃の参加回となりました。
話の起こり自体は、元気のないブンブンを心配する面々からのスタート。カレーを焦がしそうになるほど気がそれる異常事態。ブンブンの恋、という話に広がったシーンでは、大也まで驚いていたのが非常に印象的でした。
そんなブンブンが恋してしまっていたのは、ニマイジタイヤのべろーらーなるキャラクター。そんなベローラのイベントに向かうというのが今回のお話でしたが、苦魔獣の登場により、イベント自体が中止となってしまう。
今回、割とあっさりとしか触れられなかったニマイジタイヤのべろーらーですが、今後も何やら出番がありそうな気もします。
その裏で、大也自ら玄蕃へのブンブンジャー勧誘が行われる。以前から誘われていた様子の玄蕃でしたが、あくまで調達屋としてかかわるというスタンスから断る。
しかし、今回の戦いの中で、爆上ったブンブンジャーの面々に対して、裏で用意していたトランポリンや、鏡などの道具を活用されるまでもなく敵の攻撃を突破。いつものように、お困りのようだね。で投げ込もうとするのがキャンセルされる様と、これまでも毎度いいタイミングで調達してくれていましたが、ずっと待機してたんだなと思うとそっちでもちょっと笑ってしまう。
以前よりもメンバーも揃い強くなったんブンブンジャーですが、流石にマッドレックスの攻撃により変身解除に持ち込まれる。そんな面々の前に、三度目の正直とでも言わんがばかりに、自らがブンオレンジとして参戦。5人揃っての初名乗りからの活躍、変身時のブンオレンジの名乗り方は、ちょっと引っ張るような言い方で癖がありよい感じでした。
何やらブンオレンジ、ショベルカーやダンプなどのはたらくくるまとの関係が多め。振騎玄蕃という名前の方も、現場と読むことができ、土木工事方面を連想させる要素も多いキャラクター。今回も、大也が来る前には、その方面に調達屋としての仕事をこなしていたようでしたが、彼の過去にも何か関係があるのでしょうか。
コンクリートブロックの苦魔獣
今回登場のコンクリートブロックの苦魔獣、何でもかんでもブロック!とコンクリートブロックを召喚し、動きを止める技を持つ相手。
ランチを止めて、帰る道すらもブロックしてしまったり、子供を迎えに来た親をブロックしたりと、地味なようでかなりいやらしいことをしてくる怪人でした。
通常形態ので戦闘は、どうにもマッドレックスのおまけといった感じもあり、ちょっと微妙なところもありましたが、巨大化戦闘では、巨大な壁を作り防御してくるというなかなか厄介な技を見せる。
しかし、まさかの芸術に対するこだわりがあるようで、デザイン性を重視した部分を弱点とされ、突破されてしまう。撃破される瞬間も、俳句を口ずさみ倒されるなど、芸術を愛した苦魔獣でもあったようです。
しかし、イターシャの季語がない、の発言は容赦がなくてちょっと笑ってしまいました。
ニマイジタイヤのべろーらー
ブンブンの推しとなったニマイジタイヤのべろーらー。今回は、苦魔獣の登場で出番がなく、いまいち何なのかがわかりませんでした。
ブンブンが今回向かったイベントでは、何やら子供も結構並んでいたり、人形が販売されていたりと、どちらかというと子供向けに人気のあるキャラクターといった感じなのでしょうか。
ラストでは、まさかの玄蕃もそのキャラクターに惹かれる展開となりちょっと笑ってしまいましたが、これで終わりというわけでもなさそう。今後もブンブンに絡んだ回で本格的に登場なんてこともあるのかもしれません。
何やら元気のないブンブン。カレーを焦がしそうになり心配。
次回8話『暴走と分裂』
マッドレックスとブンレッドの一騎打ちといった感じの回。何やら、檻に入れられたブンブンジャー面々でしたが、後ろデコトラーデも捕まっていたように見えました。御派内的には、大也の夢がついに明かされ、ブンブンジャー結成の理由がわかるようです。ブンブンとの出会いに関するお話もあるのでしょうか。
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