2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』12話『私はキュアニャミー』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
12話『私はキュアニャミー』
消えているユキ
古いミシンを使い、新しい服を作っているまゆ。何かに集中すると時間がすぎるのもいとわなくなるタイプの様であっという間に夕方。しかし、気づくとユキがいない。
探してもどこにもおらず、ふと気づくと帰ってきている。でも、ユキが消えてしまっているんじゃないかと不安になる。この時の深刻そうな表情を見るに、ユキがいることが彼女にとっても支えになっている部分もありそうです。
そんな心配をしているまゆに対して学校で話しかけるいろはとこむぎのお気楽コンビ。ユキがないという不安を聞き、その解決にお手伝いにくることに。しかし、悟君のクラスメイトの扱いを見ていても、すっかり、いろはちゃんとペアでいることが当たり前のようになっているようです。悟君の語る猫のすごいところに対して、張り合うこむぎ。何やら頭を撫でられ喜んでいますが、人間形態でそれをやっているとなかなか独特な絵面になりますね。
そして終末、ユキの件の解決のために、まゆの家にやってくるいろはでしたが、なぜか、犬状態のままのコムギを連れてきてしまう。話が紛らわしくなりそうでしたが、それについてはささっとごまかす。そういえば、悟君も来る流れ化と思っていましたが、一緒に来ず。何か用事があったのかもしれません。
ユキを探して、こむぎが匂いをたどったりもするも、結局普通にユキは家にいたという流れになる。家の中でのユキの視線、まゆの友達が増えること自体は願ってそうですけど、どことなく警戒しているように見えるのは、二人がプリキュアだと知っているからなのかもしれません。
しかし、そんな中出現するガルガル。その気配を察知したこむぎとユキが動き出す。いろはちゃんもちょっと厳しいわけでそちらに向かうことに。人間形態で挨拶してから出撃するこむぎでしたが、一瞬だけ出てくると余計にまゆちゃんを不安にさせそうです。
キュアニャミー
いろはたちを追いかけていたユキでしたが、まさかのガルガルと一番に遭遇。今回登場のガルガルはフクロウのガルガルでしたが、サイズが大きい。人間位なら鼠のように軽くつかんでしまいそうなサイズ感と、実際にこれに遭遇するとかなり怖そうです。
襲われたまゆを助けに入るキュアニャミー。今回印象的だったのは、その戦い方。
わんだふるぷりきゅあでは、これまでは戦うというよりも相手を浄化するためになだめるといった趣がつよい戦闘シーンでしたが、キュアニャミーは明確に相手を攻撃している。ある意味、従来のプリキュアスタイルの戦い方ですが、本作においては逆に珍しいもの。この辺は、きちんとここまでなだめるというスタンスを続けてきたからこそ感じられる差異といった感じで面白かったです。
前回のキラリンアニマルの宝石についていた傷、今回のフクロウについた傷、これまでの二人の戦いではなかった相手の怪我がはっきりと見える戦いの中で、いろはとこむぎは思わずキュアニャミーの攻撃に割って入ってしまう。
相手を傷つけず落ち着けるという戦い方を聞いたとき、キュアニャミーにもどこか思うところがありそうな表情が見えた気がしましたが、果たして何を思ったのか。
あくまで、まゆを守るため、危険から遠ざけるために戦っているといった感じの強いキュアニャミー、ここからどう二人に関わっていくのか、そして、おそらくキュアニャミーに変身しているユキの飼い主であろうまゆがどう話に絡んでいくのか、気になるところです。
次回13話『キュアニャミーを探せ』
何やら次回はキュアニャミー探しのお話となる様子。
馬車に乗ってテンションが上がっている悟君といろはの二人が写っていたりと、何やら町の中を捜索といった感じのお話になりそう。警察犬失格といった感じのコムギが写っていましたが、こちらは匂いでの捜索に失敗でもするのでしょうか。
果たしてキュアニャミーは見つかるのか、その正体は明らかとなるのか、気になるところです。
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