2024年春に放送開始の作品、Yostarによるゲームのアニメ化作品。 監督・シリーズ構成:山岸大悟 シリーズディレクター:大野木寛、山岸大悟 『ブルーアーカイブ The Animation』の7話『前に進むしか…』の感想文となります。ゲームの方は未プレイでの感想記事。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
7話 前に進むしか…
便利屋68
ここ数話、だいぶお騒がせまくり、周りにも多大なる迷惑をかけてきた便利屋68ですが、彼女らの活躍もひと段落といった感じのお話でした。
ひとまず、アビドス面々が強奪してきたお金を拾った彼女らでしたが、そのお金は最終的に紫関の大将の元への寄付という形に落ち着き、事務所からは退去する流れになった様子。
彼女らなりの謝罪の意図を込めた行動、どことなく常に迷走気味なアルちゃんですが、アビドスと大将に対してそれなりの義理は果たして去っていくこととなったようです。
大将は何やら入院していたうえ、元からあそこからの退去を要求されていたという事も判明し、あのお金自体は有効に使われそうです。またあのお店に顔を出すと言っていましたが、大将は爆破した彼女らがお金を出してくれたことは知らないような気もしますが、このあたりは、事情を知ってるアビドス面々が話を通してくれるのかもしれません。
ひとまずここまでのお話で暴れていたトラブルメーカーたちについては今回でひと段落といった感じですが、アビドス面々のお話は、むしろこれからが本番。今後の展開次第では、便利屋メンバーたちも手助けしてくれるなんてこともあるのでしょうか。
ホシノは何を思っているのか
前回ラストに引き続き、ホシノに焦点が当たった展開が続いた今回。冒頭では、カイザーコーポレーション関係者らしき人物と接し、何らかの契約を要求されているシーンがありましたが、これが前回遅れてきた理由なのでしょうか。今回の紫関の大将との会話から判明した、アビドスの地域の土地の権利なんかは既にアビドス高校の物ではないという件も何か絡んでいそうな気がします。
このアビドスの土地の権利が他に映った時期というのは、3年前ごろという話でしたが、その時期を考えると、今回ヒナの話にあった、苛烈だったホシノの報告が上がらなくなった時期にも近そうですし、冒頭の何らかの契約のシーンは、実はそのころの物だったなんて可能性もあるのかもしれません。
そんな中、今回ラストでは、何やら水族館にみんなで行きたいという急な提案をするホシノ。以前もちらっと和田に上がった水族館、確か他の学区にあるとのことですが、このタイミングでのこの提案は、どことなく最後の想いで作りといった空気も感じられ、ホシノが覚悟を決めて動き出す最後の踏ん切りとなるような気もします。
今回Cパート、シロコの元で割れたガラスづくりの工芸品が、どことなく不穏さを匂わせるラストでした。
ASMR発売中
放送前に、色々調べていたら原作ゲームキャラをASMRを発売をされているそうです。こういうゲームキャラでこういう事をしているのは珍しい気がしたのでご紹介。アニメ1話から登場している『ノノミ』のものもあるようです。
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