どん兵衛 辛うま 特盛きつねうどん レビュー
2024年梅雨頃、日清食品『どん兵衛 辛うま 特盛きつねうどん』が販売。
辛いもの、好きか嫌いか正直悩ましい筆者ですが、眼についた期間限定物はつい買ってしまう性分故に購入。食べてみたのでレビューとなります。
パッケージ
パッケージのビジュアルで目に付くのは、『特製絵辛鰹粉』、お揚げのうえに、これでもかと盛られた感じがなかなかのインパクト。その辛さを予感させます。
作ってみる
蓋を開けてみると入っているのは、麺、おあげ、スープの素と、『特製絵辛鰹粉』。『特製絵辛鰹粉』のパッケージは真っ赤でその辛さを予感させます。
お湯を入れ、5分経って蓋を開ける、スープの素と、『特製絵辛鰹粉』を投入。かき混ぜる前の姿がこちら。
うん…すごくからそうです。その袋こそ真っ赤だった、鰹粉の方は、思ったほどではなかったのですが、そこまででもない印象だったスープの方の赤黒さが想像以上。入れてから思いましたが、お揚げの上にかけたせいで、たっぷりこの赤いスープを吸って辛くなってしまっていそう。ちょっとばかり後が怖い。
かき混ぜてみるとこんな感じ。やはり、スープ自体の赤黒さが辛さを引き立てるような見栄えとなっています。
ということで、実際に食べてみました。
実食感想
「あれ、思ったほど辛くないな?」というのが、一口食べてみての感想。とはいえ、この手の辛い食べ物、最初口に入れた瞬間は思ったほどではない、というのはよくあること。ということで、二口、三口と続けて食べ続けてみましたが、その感想は変わらず。
辛いは辛い、しっかりと辛い。ただ、その辛さが他の味を殺さず、美味しいレベルで辛い。食べていれば汗は出てきますし、気づいたら少し鼻をすすっていたりとその辛さは体に染み渡る辛さではある。辛くないわけではない、そこにあるのは、ほどよい辛さ。
最近の激辛というともはや辛いを通り越して痛いの領域に入ったものが多かったからというのもあるのでしょうが、実に程よい辛さで美味しく食べられました。
さて、私は大体お揚げは最後に残す派ということで、最後に残るのは赤黒いスープの素を直で受けたお揚げ。どの程度辛いのかと気をもみながら口へと運ぶ。そこで口の中に訪れる、一つの驚き。なんと、このお揚げ甘いのです。
普段のきつねうどんに入っているお揚げのような甘さが中からじわったあふれてくる。流石にこれはちょっと想定外でびっくり。
更にスープをすすってみて気づいたのですが、どん兵衛きつねうどんをカスタマイズして作られたこの商品、きちんとその根っこにきつねうどんのあの甘辛いスープの味が残っている。この根底にある安定したベースの上に辛さが足されている故に、美味しくいただけたという事だったのかもしれません。
ということで、今回食べてみた『どん兵衛 辛うま 特盛きつねうどん』でしたが、ただひたすらに辛いだけのものを追い求める方には、おそらく刺激が足りなさそう。ただ、辛くておいしいカップヌードルが食べたいという方には、程よい辛さでおススメできる商品でした。
コメント