2024年6月12日配信開始、週刊少年サンデー2024年29号にてスタートした名探偵コナン新シリーズ1話 『不審な来客』の感想・考察記事です。ネタバレもあるので注意してください。
FILE1126「不審な来客」
サンデー表紙に大きく描かれた梓さんにちょっと驚いていたら、今回は喫茶ポアロからお話がスタート。世良や安室に加え、梓さんなども登場する賑やかなお話となりました。
買い物に向かったコナンと、梓さんの二人が、突然攫われてしまうというなかなか緊迫感に満ちた事件。攫われた先にあった冷蔵庫、いきなり何か飲み物が入っていないかしら?と中を開ける梓さんの落ち着きっぷりに少し笑ってしまいましたが、その中には生首が一つ入っている衝撃的な状況。二人をさらったらしきくるまから、くしゃみの音が聞こえたというのがヒントとなっているようですが、果たしてどんな意味があるのやら。
攫われた先では、コナン君も気絶したままとなっており、果たしてどのように解決に向かうのか気になる所です。ただ、本当に気絶しているのかについてはちょっと怪しい気もします。
攫われた理由? 犯人の目ぼし
位置の一部を切り取る猟奇殺人犯が捕まったという話題に触れられ、そのあたりが今回の事件にも絡んでいる様子。犯人の名前や姿などは今回のエピソード中では読者にはわからず不明。犯人は黙秘しており、仲間がいたのか、どこに住んでいたのかもわからないとのこと。
ただ、その顔をニュースで見たという梓さんは、どこかで見たような、見なかったようなと意味深な発言をしており、この話を店内の客に聞かれたことが今回誘拐された原因という事でしょうか。
おそらく犯人候補となるのは、その日客として来ていた男性3人。ポアロのビーフシチューに文句をつけた『判家潔(39)』、コーヒーを飲んでいた『金丸嶺太(38)』、何やら梓さんが話を聞き驚き誰にも言わないでと言っていた『尾村啓介(36)』。
今回、コーヒーを意味深に映しているカットが少しあり、気になって調べてみたところ、コーヒーには花粉症を抑える効果があるとのことです。この点から考えると、金丸嶺太と、尾村啓介の二人は共にコーヒーを頼んでいる描写があるあたり何か絡んでいそう。コーヒーを飲んでいたからくしゃみは収まっていたはずだとか、花粉症だから顔を隠すためのマスクではなかったとか、そんな感じでしょうか。
何やらビーフシチューの味が似ているといういまいちよくわからない因縁をつけてきた判家潔は、今回唯一コーヒーを飲んでいない点は気になる所。梓さんの犯人の顔に見覚えがあるという話を聞き、それを言った人をを確認するために店員を呼んだなんてこともあるのかも。
また判家潔については、ビーフシチューのレシピを見た瞬間異様な驚きを見せている、これは最初安室の対応に驚いたのかと思いました。そのあとくしゃみが悪化しているところを見るに、もしかしたら何らかのアレルギーを持つものがレシピに含まれていた故に驚いたとも考えあれっる。判家潔が、アレルギーでくしゃみが悪化していたというのが、誘拐時の大きなくしゃみに繋がったなんて話なのかも。
誘拐の際には、後ろから襲われ更に車に連れ込まれたとのことで、少なくとも二人以上のメンバーで行動しているの確実。果たして、猟奇殺人事件とのかかわりや、生首の件はどのように話に絡んでいるのか、次回が楽しみです。
そういえば、今回冒頭で見せた、マッチ棒のパズルのお話は、何か今回の事件の解決の糸口になるような発想となっている気もしますが、果たしてどんな意味があるのか。今回はまだ事件冒頭という感じで、次回で細かい話もわかりそうです。
コメント