2024年7月31日配信開始、週刊少年サンデー2024年36号で連載された龍と苺202話『何者か』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
何者か
前回ラストに登場したじいさんの子孫らしき今井なる人物からの電話を受けた苺ちゃん。何やら家という話もあり、100年後の苺ちゃんの生活なんかにも触れられるのかと思ってみていましたが、そちらの方向は思ったより話はすすまず。電話の直後にやってきた100年後のIT企業のトップ組による苺ちゃんに関する考察が話の中心と、ちょっと思っていた展開とは違う流れになりました。
将棋の差し方はAI的、しかし、それでも苺ちゃん本人からはオーラとでもいうようなものを感じるという百さんの発言を聞き、人間なのかAIなのかで割れる面々。最終的には、様々な機械やらホログラムやら各々使える道具を使って苺ちゃんと接触しその正体を直接聞く面々に対して、苺ちゃんの方が不気味そうに眺めている様子にはちょっと笑ってしまう。
結局のところ今回は、この世界の技術系のトップ層の人々から見た際にも、100年後の苺ちゃんの正体については全く予想がつかないという点のみがわかる。ただ、以前から度々苺ちゃんに接触していたハワードについては、何やらその正体について考えがあるようで、この辺が今後の話に鍵になるのかも。
今週は、少し正体について話が進むかと思っていましたが、相変わらず謎は深まり信仰。次回は100年後の三段リーグ側での話となるようです。
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