2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』27話『ツチノコに会いた~い!』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
28話『大熊牧場で遊ぼう♪』
大熊ちゃん
今回は、同級生である大熊ちゃんの実家である大熊牧場でのお話となりました。ゲストキャラながら今回結構しっかりその背景が語られる大熊ちゃん。大熊牧場自体が観光まで視野に入れた大規模な牧場といった感じで、そんな中で牧場に訪れた人への案内に加え、朝早くからの動物のお世話など、多種多様なお手伝いをやっていることがわかる。実家の牧場のお手伝いをしているシーンもばっちり描かれており、だいぶキャラとしての印象が頭に残るようになりました。
そんな大熊牧場へ遊びに来たいろは達は、夏休みのスタンプラリー開催中とのことで様々な動物小屋を回っていくことに。更には、メエメエまで何やらやってくる。悟君が牧場に行くという話を聞いてニコ様もご一緒したくてとのことですが、なんだかんだがっつり楽しんでおり、悟君と一緒に遊びたかったというところが大きかった様子。
今回のメエメエは大熊ちゃんに見つかってしまい、一瞬同級生にもその辺の事情が少し広まるのかなと思いましたが、今回は素直に羊閉じてごまかす。それゆえに、ニコ様の卵を残して羊として連れていかれてしまうシーンにはちょっと笑ってしまいました。
緩くなってきたユキ
今回はいつものメンバー勢ぞろいでの牧場観光でしたが、何やらどんどんと緩くなっていくユキの感じがよかったです。
牛の乳しぼりでは、怖くない怖くないといつものように挑むまゆに頼まれ、自らも挑戦するもニャー。自分たちで作ったアイスのあまりのおいしさにがっついて食べてしまうこむぎ、というのはいつもの事ですが、何やら今回はユキも同じように一気に食べてしまいまゆにちょびっともらってしまう。乗馬のシーンでは絶好調で飛ばしているあたりは、学校入学回で色々と絶好調にすっ飛ばしていた当たりを思い出す展開でした
最初はきつめな描写が多かったユキですが、この夏休みの一連のエピソードを通して馴染んでいく感じがよく出ていている気がしました。
アルパカのガルガル
今回登場したのはアルパカのガルガル。事前に牧場でアルパカを見ていたがゆえに、毛を刈られていたかどうかでの見た目の違いにもちらっと触れられる。ちょっと余談ですが、今回はちょろっとミニキャラ解説みたいなのも多くてかわいかったです。
アルパカと言えば唾を飛ばしまではわかるのですが、流石ガルガル、一筋縄に唾飛ばしではなく何やら溶解液的にものを飛ばす唾を飛ばすという厄介さ。
前方は唾でカバーし、後ろからの接近には強力な後ろ蹴りと前後に隙のない構えと、なかなかに厄介。その対策は、キラリンスワンの力で空を飛び攻撃を誘い、バリアで唾を跳ね返すという作戦で下が、最後跳ね返した唾をわざわざバリアで包んで花火風にして気を逸らしたのは動物を傷つけない事をテーマにしている本作だからこそといった感じがありました。
無事、アルパカはニコアニマルに戻り、解決。ラストシーンではみんなで写真でしたが、きっちり写真に写りこむメエメエのワイプで終わりちょっと笑ってしまう。しかし、このシーンでもきっちり悟君の横をキープしているメエメエ、相変わらず悟君の事が好きすぎますね。
29話 はじめましてニコ様!
今回ラストで輝いていたニコ様の卵、次回いよいよ孵化するよでニコ様が登場となりそうです。キラリンアニマルのような見た目をしたかわいらしい姿で登場ですが、果たしてどのようなキャラクターなのか。卵の時の自由っぷりを見るに、なかなか良い性格をしていそうな気もします。
そして、その裏でいよいよ遠吠え神社の狼が動き出すようなシーンも描かれる。予告にはこれまでのガルガルとは異なり、人の姿をした敵の幹部らしき男女に加え、狼も登場。二人の幹部は、見た目からはなんとなく猿と鳥っぽい印象を受けましたが、犬猿雉で桃太郎的な要素もあるのかもしれません。
これまでガルガルを傷つけないよう立ち回ってきていたプリキュアでしたが、果たして新たな敵に対してはどのように立ち向かう事になるのか。次回は、わんだふるぷりきゅあ全体の節目となりそうです。
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